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2024年10月22日

「京、静華」 京都・岡崎・中国料理

「京、静華」の宮本静夫さんは73歳にして、進化を続ける料理人。
カウンターにセットされた器を納めるものの美しさ。

中には小さな皿が二皿。
右側は青梗菜のおひたし
左側はマコモダケと落花生
なんとも可愛い器
食べ進むと器の底に小さな魚
「この間、香港に行った時に買ってきたのです」と
嬉しそうに説明された。素晴らしい。

 

蓮餅 ホタテ

帆立を練り込んだ蓮餅には蒸した松茸
その香りと濃密な味わいにうっとり。
添えられたマスタードソースの効果絶大。

 

子持ち鮎 マジャグリ

春巻き 子持ち鮎と吉田牧場のマジャグリというチーズ
いつもの味の変化を楽しむタイプではないが、これは美味。
口中をフラットにする麻辣のソルベの仕事は大きい。

 

銀杏 百合根

ここにかぼちゃのピュレが加わり
ミルクの泡。
ソフトな味わいとかぼちゃの甘さが印象的。

 

サドルバック 鹿児島県ふくとめ小牧場の豚

この焼豚の奥深い味わいは宮本さんならでは。
おかわりしたくなる味。
ピリ辛のソースも見事。

 

戻り鰹

お刺身である。
生姜と醤油のタレであえる。
青唐辛子もアクセント。

 

絹傘茸 天然キノコ

このスープは滋味そのもの
身体が浄化される。

 

近江牛サーロイン

サーロインだが、脂の質が本当にきれい。
サクッとした歯切れも素敵だ。

 

サワラ

水餃子である。
軽やかな一品。
この引き算が流石。

 

穴子

酢豚ならず穴子で仕立てる
これはクセになりそうな味わい。

 

浜名湖ドウマン蟹

この季節だけのドウマン蟹
それを使ったおこわ
しっかりとした味わい。

 

手打ちの坦々麺

程よいピリ辛で、追加のラー油を入れると
味の輪郭がはっきりする。

 

ご存知杏仁豆腐

いつも感動。

 

台湾ヌガー ピスタチオ 栗の饅頭

 

フルーツティー

 

 

安定の中に進化がある。

 

 

「京、静華」
京都市左京区 岡崎円勝寺町36-3 2F
075-752-8521

 

 

【NEW】
Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」
門上武司の旅vol.3:岐阜『そば切り すず野』へ。“和食と協調する蕎麦料理”のコース

 

 

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森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
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西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
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======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00