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2024年12月03日

「サカエヤ+ 洋食おがた」 滋賀・南草津・レストラン

南草津の精肉店「サカエヤ」の新たなプロジェクト
以前「セジール」という隣接のレストランを改造し、「サカエヤ+」というレストランになった。

ここは通常営業ではなく、全国各地のシェフが数日開催というシステム。
その柿落としが京都の洋食店「洋食おがた」であった。


 

まずは食材披露
サスエ前田魚店から 白甘鯛とサワラ

 

サカエヤから あか牛と走る豚

 

あか牛コンソメスープ

温かいコンソメスープ
あか牛の骨、牛すじ、丸鶏を煮込み、仕上げはあか牛のミンチで澄ますというなんともすごい仕立て。
コクと喉を通る時の醍醐味は見事であった。

 

サスエ前田さんの魚とフルーツ シードルビネガー風味

魚はサワラは炭火で火入れ
そこにマスカット、干し柿、ビーツレタスなど
ほろ苦さとシードルビネガーの酸がプラス。

 

近江牛レバーロースト アンディーブブレゼ 赤ポルトソース

この日はハツが入ったということで右側がハツ
鶏の出汁をキャラメリゼ これがきいている。
レバーの溶け具合とハツの食感が印象的。

 

あか牛のステークアッシェ ソースヴェール

9.6ミリにミンチされたステークアッシェ
噛みごたえあり。
ニンニクのピュレ、パセリのソース、セロリの葉、吉田牧場のチーズ
味わい深い一皿。

 

秋キノコクリームスープ
マッシュルーム

水と塩だけで仕上げる。
この味わいは遠い記憶を呼び起こす。
アラン・シャペル&ジョエル・ロブションで生まれた。

 

サスエ前田さん魚のポワレ 貝のソースで

この日は白甘鯛 鱗焼き
ブイヤベース風のソースで海老は使わない。
蕪や九条ネギの旨さも生きる。

 

シャーベット

みかん さっぱり

 

あか牛リブロースステーキ 走る豚ロースト
阿蘇高菜の実マスタード

圧巻であった。
牛の保水、豚の脱水が昇華され
どちらも旨みの粒が多かった。
焼きの技術も凄さもあり。

 

ハヤシライス

これが滅法うまい。

 

カレーライスは少し。

 

ババロア カカオ風味

懐かしさを感じる。

 

珈琲で締める。

 

 

自分の店とは違うアプローチ
フランス料理の世界を垣間見る。
楽しいプロジェクトである。

 

 

「サカエヤ+」
滋賀県草津市追分南5-11-13

 

 

【NEW】
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門上武司の旅vol6:滋賀『福田屋』へ。古さと新しさを楽しませてくれる湖畔の貸切り宿

 

 

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森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
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西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
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======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00