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2025年02月07日

「いさみ寿司」 京都・烏丸御池・寿司

気になっていた店。
お昼 ふらりと入る。清潔感が漂う。
カウンターに座る。

すでに食べたい寿司は決まっていたが献立を眺める。
見ると迷いが生じてきた。
初志貫徹だ。

 

京都の冬の風物詩
「蒸しすし」である。
店頭に蒸籠があり、そこから湯気が溢れている。
そんな光景を呼び起こす。
「蒸しすし」と「茶わん蒸し」
ぬくぬくセット 2,100円である。

湯気こそ上がっていないが器は熱々。

穴子、椎茸、錦糸卵、銀杏などが寄り添い一つの世界を構築する。
わずかな酸味と具材の融合は、いろいろな冬の情景を想起させる。
この醍醐味こそ蒸しすしの魅力であろう。

 

茶わんむしも懐かしい味わい。

 

 

「何年ぐらいやっておられるのですか」と聞くと
「今年の秋で100年を迎えさせてもらいます」とのこと。

100年間、弛まぬ仕事を継承されてきた凄み
街には欠かせない一軒だと感じた。

 

 

「いさみ寿司」
京都市中京区東洞院通姉小路上ル笹屋町446
075-221-4860

 

 

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投稿者 geode : 10:00