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2025年02月17日

「DepTH brianza(デプス ブリアンツァ)」 東京・麻布台・イタリア料理

レストランだが、厨房と客席が近く、その空気感が親しみやすさを醸し出す。

 

作付けは
葉牛蒡と米

米はリゾット仕立て 微かに温かさが残る。
そこに葉牛蒡とバージンオイルがかかる。
香りと苦味が見事な調和

 

毛蟹のコロッケ(画像無し)
熱々でたっぷりの毛蟹 大葉 トマト風味
小ぶりだが、インパクトあり。

 

蛍烏賊 蕗 白魚

ガスパッチョのイメージ
昆布の風味も漂う
生姜の泡

 

メジマグロ 海苔

温かなカルパチョ これは意表をついた温度帯。
マグロは火を加えることで硬さが生まれる。ギリギリの火入れ
ソースとの相性が美しい。

 

大根 サムライオイスター

ポルチーニや椎茸など森のコンソメのコク
味の染み込んだ大根。
サムライオイスターの味の濃さ。

 

白アスパラガス 胸腺肉

アスパラをゆがいた液体の味がアスパラに移る。
近江牛胸腺肉は鮮度と質 紅葉で取った出汁がいい仕事。
傑作である。

 

熟成メークイン 新ジャガ

メークインはニョッキに 口中で瞬時に解ける
新ジャガのエスプーマ
2種のジャガイモが生み出す感動の一皿。

 

緑アスパラガス クレープ

クレープの中にはアスパラガス 佐助豚の自家製生ハム ラムなど
重層的な味の重なり

 

蕗の薹 ソルベ

口中をさっぱりさせる効果あり。

 

熟成牛
和歌山の経産牛

焼きの技術の凄み。
山山葵 水キムチ

 

締めはトマトのパスタ

これでイタリアンの印象を強める。

 

パンナコッタ仕立て

 

 

食材の組み合わせ、温度管理など
奥野シェフの柔軟な思考が見事に表現された料理
いつも驚きと感動がある。

 

 

「DepTH brianza(デプス ブリアンツァ)」
東京都港区麻布台1-2-3 麻布台ヒルズレジデンスA棟 2F
03-6441-0148

 

 

【NEW】
Web連載「amakara.jp」=====
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森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
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兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
兼井俊生(part1) – YouTube

堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
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西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
西田 稔(part 1) – YouTube
======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00