« 「麺や輝」 大阪・中津・ラーメン | メイン | 「洋食おがた」 京都・柳馬場御池・洋食 »
2025年03月18日
「街蕎 仁ト伍」 大阪・心斎橋・蕎麦
心斎橋筋商店街の中 宇治園というお茶屋のビルの3階に
「街蕎 仁ト伍」はある。
小さい階段もあるが、奥のエレベータで上がる。
この日は4席でカウンター貸切、女将さんの解説で料理は進む。
ご主人は寡黙な職人タイプ。
蕎麦は3種供される。
最初は、水に漬け発芽しかかったところをなんとすりつぶして蕎麦状態に仕上げる。
食感は独特、やや粘りがあり、甘さと野菜のような香りも感じる。
次はフグの茶碗蒸し
中には白子、皮、青さのりなどが入る。
コクと爽やかな香りの共存。
椀ものは
ホワイトアスパラガスのスリ流しに
皮目を炙った金目鯛、タラノメ、コシアブラなど
春を感じる椀である。
白甘鯛は皮目を炙る
香ばしさが生きる。
ピスタチオのピュレ。
イワシクジラのカノコ
卵黄に味噌風味
これは酒を呼ぶ味わい。
次なる蕎麦は茹で時間十秒
爽やかな甘味を呼び込む。
辛味大根のおろし蕎麦
すっきりと口中をリセット。
松坂牛のラム芯
焦がし蓮根の甘味が秀逸。
鰻の白焼 バフンうに
白焼の皮が香ばしい。
なめこに蕎麦の実
一旦休憩モード
そばがきのフライ
これで再び蕎麦の世界に戻る。
粗挽きの蕎麦で締める
食感、香りとも鮮烈。
桜の香りを漂わせる茶
桜煎餅
季節をたっぷり盛り込んだコースであった。
店を営む二人の姿勢が麗しい、これからが楽しみだ。
「街蕎 仁ト伍」
大阪市中央区心斎橋筋1-4-20 宇治園ビル3F
06-4256-2534
【NEW】
Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」
門上武司の旅vol.7:異色のロースターカフェの“旨いコーヒー”。滋賀『漕人』へ。
YouTubeチャンネル「Round Table」=====
森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
森 義文(part1) – YouTube
兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
兼井俊生(part1) – YouTube
堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
堀木 エリ子(part 1) – YouTube
西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
西田 稔(part 1) – YouTube
======協力:株式会社マイコンシェルジュ
投稿者 geode : 10:00