2020年04月17日
「大國屋鰻兵衛」 京都・堺町錦上る・鰻
京都の錦小路に「大國屋鰻兵衛」という川魚専門店がある。
京都の名だたる料理屋が、この店に川魚を頼る。
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2020年04月16日
「コム シェ ミッシェル」 京都・姉小路柳馬場・フランス料理
パリの「シェ ミッシェル」で修業を重ねた大川隆シェフが、
師匠の名前をもらい、始めたビストロ。
シェフは
「何より”Chez Michel”の、そしてそんな素敵な場所があるパリという街の大ファンでした。
ですから、皆様にも、本当にパリにいるように、
また、お気に入りの普段着に袖を通すように、料理を楽しんでいただきたい。
そんな思いから”Chez Michel”同様、
生クリームとバターを極力控え丁寧につくったブイヨンで仕上げた、
日本人向けアレンジを一切しない、本場パリそのままのビストロ料理を作っています」
と語る。
まさに質実剛健という形容詞が似合う料理である。
そんなシェフがランチボックスを始めた。毎日2種類!
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2020年04月15日
「Droit ドロワ」 京都・寺町荒神口・フランス料理
京都御所の東、寺町通りに面したレストラン。
オーナーシェフの森永宣行さんは、ストィックな料理人である。
店名の「Droit」は、線とか真っ直ぐという意味。
まさにその通り、真っ直ぐな人である。
料理にしても真正面から食材や人と向き合う。
いつか牛頬肉の赤ワイン煮込みを食べたことがある。
皿には、その料理以外何も乗っていなかった。
そんなシェフがテイクアウトを始めた。
メニューは
パテドカンパーニュ
牛肉のビール煮込み
ポテト
バゲット である。
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2020年04月14日
「祇園楽味」 京都・祇園・日本料理
「祇園さゝ木」の系列店で「祇園楽味」という割烹店がある。
ここが、お弁当と助六・蕎麦セットのテイクアウトを始めた。
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2020年04月13日
「丹 tan」 京都・東山三条・日本料理
京都三条通り白川橋ほとりにある「丹」。
和久傳系列の店である。
通常は朝食と昼食の営業が中心、夜は予約スタイル。
「丹」は「小さな真心」という意味があり、
また「丹後のいいものを伝えたい」という気持ちが込められたネーミングである。
そんな「丹」がテイクアウトの「お野菜弁当」を始めた。
シンプルなパッケージに入っている。
開けるとおかずとご飯。
一瞬、可愛いなという印象、そして足りるかなと正直思った。
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2020年04月10日
「L’eclat(レクラ)」 京都・竹屋町衣棚・洋食
京都に「MOTOI」というフランス料理店がある。
シェフの前田元さんは、中国料理とフランス料理、双方の料理を学んだ。
経験を生かした料理、時には中国の香りが漂ったりして非常に興味深い。
その「MOTOI」の2号店が「L’eclat(レクラ)」という洋食店である。
「普遍的な美味しさを追求した答えが、洋食とクラシックフレンチでした」
と店のHPには記されている。これは大いに同感である。
「レクラ」が「洋食弁当」のテイクアウトを始めた。
弁当は5分割されており、一つは白ご飯。
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2020年04月09日
「ブランカ」 京都・御幸町姉小路・創作料理
「ブランカ」の料理は国籍がない料理だ。
といって、無手勝流に勝手な料理を作っているのではない。
料理一品いっぴん、そのルーツがきちんとわかるようになっている。
何より主人・吉岡さんのセンスが素晴らしい。
ひたむきで、そして料理を愛している。
料理を食べてもらい、喜んでもらいたいと願っている姿勢が
全身から滲み出ているのだ。
よってずっと満席が続いていたのだが、この騒ぎで予約はキャンセル続き。
昼から焼売弁当やばん麺(混ぜ麺)の販売を始めた。
12時から焼売、ばん麺の販売が始まり、15時ぐらいからお惣菜が売り出される。
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2020年04月08日
「河久」 京都・木屋町御池下ル・日本料理
「河久」は京都の割烹文化を形成した料理店の一軒「河繁」の次男が独立した店。
本店は長男が継ぎ日本料理を継承。
次男の「河久」はやや洋食の要素を取り入れた料理店である。
20歳前半、高校時代の友人の父親に連れていってもらって以来
僕の京都への扉を開いてくれた記念すべき割烹とも言える。
当時はカウンターだけで客席より厨房が広く、
どんどん仕出しの自転車が店から出ていった光景がしっかり焼きついている。
中学の同級生で北新地の料理屋の息子と一緒に行った時も
「この様子、大阪では考えられへんな」と嘆息したことを今でもしっかり覚えている。
その頃、仕出しで運ばれる満月弁当の存在はとても羨ましかった。
大阪在住の人間からすると、その弁当を頼むには近くのホテルに泊まり注文するしかなかったのだ。
しかし、京都に居を写して以来、この満月弁当を注文することが可能となった。
京都に住む最大のメリットは仕出しの名店のお弁当を食べることができることかもしれない。
そんなわけで、外食のない日はここ「河久」の満月弁当を食べる。
期待通りの味わい。
名物の春巻き、鶏の唐揚げがある。
造りは鮮度抜群。だし巻き、焼き魚、炊き合わせなどなど。
しっかり白ご飯もあり、これが滅法うまい。
ボリューム並びに味わいも大満足である。
「河久」
京都市中京区木屋町御池下ル上大阪町518
075-211-0888
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2020年04月07日
「つろく」 京都・二条高倉・日本料理
「つろく」という言葉に久々に出会った。
『いくらいい素材を旨く食べさせるにしても、
その価がそれにつろくするのではなければ、
大阪の舌とふところは承知しないのである』
と、大阪の文人・長谷川幸延さんが記している。
「つろく」は大阪の言葉だと思っていたが、色々聞いてみるとどうやら京言葉のようだ。
釣り合いが取れていること。という意味である。
そんな店名をつけた日本料理の店が3月初旬に開店した。
二条高倉の路地を入ったことろ。
いまの時代、確かに「つろく」という意味合いを考える時かもしれない。
前菜が2種
トマトに出汁のゼリーかけ
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2020年04月06日
「hiro」 岐阜・鷹見町・中国料理
久しぶりの岐阜。
かつては「開化亭」の斬新なスタイルと料理に魅了され、頻繁に通ったものだ。
そのオーナーシェフ古田等さんは長男に店を譲り銀座に進出し、
「Furuta」という中国料理の店をオープン。いまや超がつくほどの人気店。
また岐阜に行きたいなと思っていたところに、偶然岐阜に行く機会をえた。
それも中国料理だという。「開化亭」ではなく「hiro」という店。
これは興味が湧いてくる。
ここは伝統的な料理を守りながらも、新たな潮流を持ち込もうとしている。
例えばフカヒレの姿煮込みは、きちんとした従前の手法を押さえながらも
湯で味を施したおこげを忍ばせるなど創意工夫が見える。
小籠包のトリュフを巧みにきかせた一品など発想が豊かである。
新ジャガイモと塩漬け卵のキャビア。
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2020年04月01日
「リストランテ ナカモト」 京都・木津川・イタリア料理
圧倒的な情熱とスキルは多くの食いしん坊を呼ぶ。
最近、地方の料理人がとても魅力的だ。
先月も北陸をぐるりとまわり、かなり刺激的な料理人に出会った。
料理人を目指した旅は、十分成立する時代になったと実感している。
京都府木津川市は奈良県に近いロケーション。
京都市内からでも小一時間程度かかる。
地方という感じではないが、市内からすると微妙な距離感がある。
しかし考えれば京都からこのぐらいの距離だと「比良山荘」があり「美山荘」があり、
もう少し車を走らせれば「徳山鮓」もあるし、大阪だと和歌山の「ヴィラ・アイーダ」がある。
みんなその飲食店を目指して出かけてゆく。
それはなぜか。その料理人の個性が明確に打ち出されているからであろう。
その料理人の世界を楽しみに行くのだ。
「リストランテ ナカモト」の仲本章宏シェフは「誰が何を作るのか」が問われる時代だと話す。
メニューからして楽しい。
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投稿者 geode : 01:09