2017年07月31日

「イノダコーヒ」 京都・三条堺町・コーヒー

僕がコーヒーを初めて意識したのは、小学校6年生の夏休みのこと。
札幌に住む同い年のいとこが関西にやってきて、兄が二人を京都・三条堺町の「イノダコーヒ本店」に連れていってくれのだ。
本店でも、新館ではなく旧館のほうであった。旧い洋館。そこに働く人達はすべて男性であった。
まさに大人の店という感じが充満していた。

そこでオーダーしたのがアイスコーヒーであった。

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2017年07月28日

「紅紅火火」大阪・茨木・中華料理

元フランス料理の巨匠から号令がかかり食いしん坊が集まった。

料理長気合の入ったメニューの登場となった。

フカヒレの刺身。
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タマネギと黒酢のエスプーマで食べる。

最初からインパクトのある献立。

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2017年07月27日

「おさむちゃん」 大阪・堺・焼肉

東京からの肉好きを始め、関西焼肉の女王など食い意地の張った仲間大集合。
「おさむちゃん」が焼く肉とパフォーマンスを求めて集まった。
まさにおさむちゃん劇場。約二時間強の楽しみ。
一日3回転というスケジュールをこなすおさむちゃんの体力にも驚く。

まずはキムチの盛合せから始まるが、キムチもさることながらおさむちゃんの表情の豊かなこと。
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これもチーズが入ったり オリジナルティあふれるものばかり。

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2017年07月26日

「和ごころ泉」 京都・烏丸仏光寺・日本料理

夏になると食べたくなる食材の一つに鮎がある。
鱧も同様だが、鮎は種々の提供方法があり、その違いも興味深い。
最近は日本料理だけでなく、フレンチ、イタリアン、中華の世界でも工夫を凝らした鮎の料理が登場するのが面白い。
「和ごころ泉」を訪れるのは、ここの鮎の焼き方が見事だから・・。

突き出しは、汲み上げ湯葉、雲丹、トマト、レンコン。
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柔らかな酸味が暑気払いの感覚につながる。

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2017年07月25日

「鮨よし田」 京都・祇園・寿司

「鮨よし田」が祇園に移ってから初めてである。
店内はシックにカウンターと小上がり、そして2階に個室。
さまざまな要望に応える体制が整った。
大きな違いは、寿司飯だ。
赤酢がきっちりときくようになった。

最初は少し料理が出る。
この季節のじゅんさい。
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すっきり気分が和らぐ。

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2017年07月24日

「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理

男性6名で定期的に集まる「男会」。
建築家がいれば噺家、製造業など多彩である。
今回は京都・岡崎の「チェンチ」となった。
個室である。好きな話題に興じることとなった。

「チェンチ」の坂本健シェフは、イタリア料理を作っているが本人は京都の料理を作っているという意識のほうが強い。というには和から影響を受けた「うま味」を重視し、その生かし方も秀逸である。

また町家を改造したものだが、二階にはいまだ大家さんが住んでいるので天井を触ることができない。
空間の広がりがほしいので、なんと地下を掘ったというわけ。
そこから生まれた空間の心地よさも大きな魅力になっている。

スタートはお決まりのペルシュウ。
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岐阜県「ボンダボン」というハム工房の逸品である。
生ハムの味わいを知るには貴重。

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2017年07月18日

「京都和久傳」 京都・京都駅・日本料理

京都駅ジェイアール京都伊勢丹11階の飲食街にある「京都和久傳」。
週末などは300名余のお客さんが押し寄せるという。

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2017年07月14日

「リストランテ野呂」 京都・二条・イタリア料理

6月13日、およそ1ヶ月前にオープした「リストランテ野呂」。
シェフの野呂和美さんは「ホテルグランヴィア京都」や「洋食おがた」で仕事を重ねたのちの独立。
二条駅近くである。
1階がカウンター、2階が個室という造りになっている。

基本のメニューはアラカルトからのチョイス。
店からの先付けは、人参のスライスサラダ。
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軽い酸味と甘味のバランスで食欲が活発になる。

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2017年07月13日

「シャンボール」 大阪・リーガロイヤルホテル・フランス料理

ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会というものがある。

「ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会は、素晴らしい料理とワインの真価を認める、世界中の料理人や美食家達からなる、伝統と格式を持った国際美食団体であり、騎士団です。その本部はフランス・パリにあります」とサイトにはこう書かれている。

その関西支部に属し、食事をする。この日は、カジュアルな宴で休日のランチであった。
場所は、大阪中之島「リーガロイヤルホテル」の「シャンボール」というレストラン。メニューは懐かしのムッシュ・松本のカレーであった。
このカレーは「ガーデン」とかつてのフランス料理のレストランでランチ時に供されていた。よく食べた記憶がある。

スタートは
ウナギ・フォアグラ・茄子のテリーヌ 山椒風味。
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サイズは小さいが、それぞれの味わいがきちんと分かる。
インパクトありの一品。

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2017年07月12日

「そば切り 岳空」 大阪・空堀・蕎麦

今月23日発売の「あまから手帖」は「蕎麦、鰻、天ぷら」の特集である。
江戸の名物と言われてきたこの3種の料理が、いま関西では熱い状況を迎えているという内容だ。

確かにその動きは活発である。
蕎麦屋の数もどんどん増え、関西の蕎麦という独自の世界を築いているのだ。
空堀商店街を谷町筋から東に入ったところに最近のれんを掲げた「そば切り 岳空」。

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2017年07月11日

「CAFÉ DE NATURE」 東京・青山・カフェ

東京は外苑前のホテルに泊まることが多い。
その近くに「CAFÉ DE NATURE」というカフェがある。

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朝食が充実していると聞いた。
イタリア人のメートルが素敵な笑顔で迎えてくれた。
メニューを見る。数種類朝食メニューがあり、そこからオムレツのセットを選んだ。

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2017年07月10日

「HORIZON LABO」 群馬・桐生・珈琲豆販売

群馬県桐生市に行った。
「翼の王国」という雑誌の取材である。
「HORIZON LABO」という気になる珈琲豆の販売店がある。
だが、営業時間が毎月月初に7日間というので、今回の取材は断念した。
しかし、訪れたときにちょうど営業時期であったので、豆を購入した。

まだ15歳の岩野響さんは、高校に進むことなく珈琲豆の販売することにした。
ラボの中には焙煎機がある。
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手回しの焙煎機もあった。
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「最初は手回しを使っていたのですが、いまは焙煎機です」と。
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手回しといえば「大坊珈琲店」のことが話題になる。
「あの深煎りは印象的でした」と岩野さんは話す。
ということは小学校か中学時代に「大坊珈琲店」の味を経験したということだ。

この日はグァテマラであった。
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購入し、自宅で淹れてみたが深煎りのとてもきれいな味わいであった。

このようなスタイルが生まれることは珈琲ファンにとってはうれしいこと。
また訪れたいという気持ちである。

「HORIZON LABO」
群馬県桐生市小曾根町4-45

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2017年07月10日

「HORIZON LABO」 群馬・桐生・珈琲豆販売

群馬県桐生市に行った。
「翼の王国」という雑誌の取材である。
「HORIZON LABO」という気になる珈琲豆の販売店がある。
だが、営業時間が毎月月初に7日間というので、今回の取材は断念した。
しかし、訪れたときにちょうど営業時期であったので、豆を購入した。

まだ15歳の岩野響さんは、高校に進むことなく珈琲豆の販売することにした。
ラボの中には焙煎機がある。
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2017年07月06日

「糸桜」 神戸・元町・焼肉

前から耳にしていた焼肉店「糸桜」にようやく訪れることができた。
牛肉の仕入れには一家言を持つ店主がカウンター内で、ちゃくちゃくと牛肉を用意する姿が華麗である。

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2017年07月05日

「こんどう」 群馬・桐生/みどり市・鰻

旅に出ると鰻が食べたくなる。
相棒のカメラマン・ハリー中西さんも同様である。
「翼の王国」の取材で訪れた群馬県・桐生市でも同じ思いを抱いた。
羽田からクルマで桐生に向かう。
目的地に向かう途中で鰻屋の看板を見つけると、どちらからともなく「今夜は鰻ですかね」となる。
取材先でも「どこかいい鰻の店ありますか?」などたずねたりした。

どの鰻屋も結構閉店時間が早い。
ホテルにチェックインする前に向かったのが「こんどう」という店。
店内はテーブル席と小上がり。
ほぼ満席状態である。意外でったのは、女性客が目立つ。
これは驚き。どちらかといえば、鰻は男性好みかと思っていたが、女性のグループ、家族連れがほとんど。

小上がりに案内された。
メニューから、きも焼と上うな重を頼む。
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2017年07月04日

「ごだん宮ざわ」 京都・東洞院・日本料理

個室カウンターを早くから取り入れた割烹。
というか、このスタイルを模倣する店が増えたような気もする。
この日は4名で個室カウンターとなった。
個室では調理をするシーンは見えないが、反対に何が出てくるか全く想像がつかない。
これは期待感やサプライズにもつながる。

店主の宮沢さんは、皿の中の美しさを重視する。
最初に登場したのが
蒸し鮑とこんにゃく、粟麩。
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こんにゃくと粟麩の食感が意外な思いを告げる。
ぐっと宮沢さんの世界に引き込まれる。

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2017年07月03日

「かつゆう」 京都・山ノ内・とんかつ

とんかつが好きだ。
東京には「東京とんかつ会議」というサイトがある。
関西で、「関西カツカレー会議」を始めることとなった。

とんかつ。
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豚肉の脂をいかに残しながら、コロモの水分を抜いてゆくか。
ここ「かつゆう」のとんかつの断面は、色艶がいい。
じんわりと光り、輝きをみせる。
脂が多い部分は塩で食べる。
甘味がぐっと増すのだ。
コロモの分厚さ、カリッと具合は見事である。
中身のうま味を逃さないという思いが形になっている。

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