2008年03月31日
「グリル STEREO」 大阪・谷町四丁目 洋食
朝の10時から午後1時までびっしり打合せ。昼が近づくにつれ、お腹が減ってくる。
打合せの場所は、大阪の本町界隈。お互いよく知る定食屋もあるのですが、谷町四丁目に「あんなに手の早い料理人は見たことがない」との言葉に反応し、その洋食屋に出かけることになりました。
午後1時を過ぎているというのに、行列です。少し待って、テーブル席に。「カウンターのほうが、その様子が見えるんです」と。
テーブル席からも、シェフの姿は十二分に見ることができます。
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2008年03月28日
「麺みやざわ」 大阪・北新地 ラーメン
大阪・北新地に「避風塘みやざわ」という広東料理店があります。相当においしく、値段もそれなりです。その麺展開が「麺みやざわ」。
上湯チャーシューラーメンを2000円でを提供していますが、この日は塩ラーメン・味玉入り(780円)を注文です。
投稿者 geode : 09:21
2008年03月27日
「懐食 清水」 大阪・島之内 日本料理
島之内の「懐食 清水」がリニューアルした。以前はカフェのような佇まい。
今回、店の前に立って驚きました。木調の玄関は、まさに和の佇まい。そして店内へ。
カウンターから奥の座敷に至るまで、素晴らしい変貌ぶりです。うれしいですね。
まずは、筍にうるい、ふき。そこにくちこと出しのジュレがかかる。
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2008年03月26日
「老餐」 大阪・江坂 中華料理
昨年7月開店の中華料理店。地下鉄江坂駅すぐ側です。昨年サイトでこの店を見てから気になっていました。
以前串カツ屋さんがあった場所です。カフェのような店内は、すっきりとした空間。
まずは前菜のよだれ鶏から。
これはよだれが出るほどおいしいということからのネーミングです。蒸し鶏に四川風のピリ辛ソースをかけたものです。ピリ辛と蒸し鶏の相性抜群。辛味の中にコクがあり、それが鶏を生かしています。
投稿者 geode : 07:17
2008年03月25日
「天空」 大阪・南港・ハイアットリージェンシー・オーサカ 中華料理
久し振りに大阪南港にある「ハイアット・リージェンシー・オーサカ」の中華料理店「天空」に訪れた。
知人が、ここ谷口俊司社長と懇意ということもあり、「あまから手帖」のメンバーと共に出かけました。
「天空」の料理長・李偉雄は、ヌーベルシノワの父と呼ばれる周中さんが派遣した料理人で、オープン以来料理長を勤める。
まずは
特製前菜盛り合わせです。
クラゲの和え物
レンコンのもち米詰め金木犀ソース
マナガツオの醤油煮
蒸し鶏の葱ソース
特製チャーシュー
蟹肉とほうれん草の押し豆腐巻き
才巻き海老の炒め
それぞれ香りと味わいが異なり、食欲を心地よく刺激するメニューです。きちんと調理された仕事を感じる前菜です。
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2008年03月24日
「t.v.b」 京都・祇園 イタリア料理
気になりながらなかなか訪れることができなかった京都祇園のイタリア料理店「t.v.b」にようやく出かけました。
祇園南側お茶屋が軒を並べる界隈に、すんなり溶け込んでいる料理店です。
ランチですが、満席状態。各テーブル毎の盛り上がりがいい雰囲気を作りあげていました。
メニューは黒鮑と本マグロ、ペリカンマンゴーの冷製カクテルから始まりです。
大きなグラスに入った料理は視覚的にも美しくインパクトありです。食欲が心地よく刺激されるのです。
投稿者 geode : 06:34
2008年03月21日
「いなせや」 京都・三条柳馬場 鶏料理
この3月に六角通りから移転したばかりの「いなせや」。
柳馬場通りに面した入り口はかなり狭い。しかし中に進むにつれてその全貌は明かされる。旧い建物を見事にリノベーションしたのです。
夜は日本酒を飲み喰う店ですが、昼間は気軽なランチメニューが用意されています。
その中から、白味噌仕立ての担々麺と親子丼ぶりにしました。
投稿者 geode : 05:53
2008年03月19日
「なにわ」 大阪・なんば とんかつ専門店
僕にとっては懐かしい店である。
かつて(約20年前)は、御堂筋と千日前通りが交差する近くにあった。読売テレビの制作マンや音楽評論家などと一緒に行った店です。彼らはジャズ好きで、くわえて古本好きという共通項がありました。
先輩に混じってミナミを歩き、この「なにわ」でとんかつを食べたのも、遠い思い出です。そこからなんばに移転し、20年の歳月が流れたのです。
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2008年03月18日
「ラッフィナート」 芦屋・親王塚 イタリアン
随分前から気になっていた「ラッフィナート」というイタリア料理店。
シェフは小坂歩武さん。
日曜日の夜に。宮川沿いの白い建物の二階です。
少し奥まったテーブルに腰を落ち着けメニュー選びです。この時間がなんとも楽しい。
甘い人参のスプーマ 生うにとコンソメのゼラティーナ
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2008年03月17日
「旭食堂」 兵庫県・加古川 食堂
『あまから手帖』5月号(4/23発刊)の第3特集は、僕とカメラマン・ハリー中西さんの「ご当地カツ丼漫遊記」です。
駒ヶ根のソースカツ丼に端を発し、名古屋の味噌カツ丼、岡山のドミカツ丼、福井のソースカツ丼の嚆矢(こうし)、新潟のたれカツ丼などなどを巡る旅です。
そこに加えて関西のカツ丼もです。
その最終のカツ丼が、兵庫県加古川市の「かつめし」です。
静岡・浜名湖畔の宿取材を終え、そのまま加古川に直行。かねてから耳にしていた食堂に向かったのです。
加古川駅から近い商店街(つい数年前までアーケードがあった)に、いまはポツンとある「旭食堂」が目的地です。
投稿者 geode : 02:42
2008年03月15日
「博多その4」
「Abeki」で珈琲とケーキを楽しんだ後は、ラーメン屋に向かいます。
いま、博多で話題の麺劇場「玄瑛」です。ここは、店内が店名通り劇場のようになっているのです。厨房の様子を見ながら食べる仕掛け。つまり厨房部分が一番低く、次第に客席が高くなってゆく。まさに劇場スタイルなんです。
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2008年03月14日
「博多その3」
翌日の予定は正午の寿司です。
その前に朝食。ホテル近辺で軽い珈琲とパンというリクエストでしたが、そうはいきません。現地のAさんからの情報です。
一階がパティスリー、二階がブランジェリーという店に向かいました。
「カフェ トレボン」
「二階にパン屋とは珍しいですね。普通は一階ですよね」と仲間が驚くことしきり。朝食はセットメニューもあるのですが、好きなパンを取って珈琲ということにしました。
投稿者 geode : 05:09
2008年03月13日
「博多 その2」
昨日は、博多初日の夜の部第1弾でした。
「みすみ」でホルモン串を5本食し、あとのスケジュールを考え次に移動です。
「みすみ」から博多の女流カメラマンMさんも合流。
つぎは「とんび」というお好み焼き・鉄板の店です。
投稿者 geode : 05:44
2008年03月12日
「博多 その1」
男6人博多旅です。ちょうど正午、のぞみは博多駅に到着。博多のライターAさんが参加です。現地の食事情に詳しい助っ人、心強い味方なんです。
博多駅からタクシーに乗り「高宮駅まで」と。向かうは鉄板焼肉「びっくり亭 高宮店」です。
タクシーを降り、店の前に立つとニンニクの強烈な匂いが、換気扇から流れてくる。一同「おおお」と声を上げる。
メニューはシンプル。鉄板焼肉のみで1人前か1、5人前か2人前かを選ぶ。ランチは焼肉にみそ汁、ご飯が付く。1人前は800円也です。
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2008年03月11日
「戸隠」 宮崎市・中央通 うどん・そば
スローフードジャパン全国大会が宮崎県の綾で開催された。その会議に出席すべく宮崎へ向かいました。ちょうど正午のフライトだったので、昼食を食べ損ねました。空港から綾に向かう途中で、宮崎名物・釜あげうどんを食べることにしたのです。
市役所のそばにある「戸隠」。
メニューは至ってシンプルです。釜あげとやまかけ、それぞれうどんとそばがあります。ご飯は、いなりとにぎりのみ。
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2008年03月10日
「レザールサンテ」大阪・豊中・フランス料理
大阪豊中のフランス料理店「レストラン・ミチノ」が「レザール・サンテ」と店名も変え新たなスタートを切ったのが2年前です。
それまでは独創的な料理を作り続けてきた道野正シェフが、時代の要請や自己の変化に応じて野菜に注目を始めたのです。また子供に対する食育にも力を注ぎ、子供でも大人と同じコース(ただしポーションは少なめ)を作るなど、常に新たなスタイルを求める元気なシェフなんです。
その2周年ディナーです。
スタートはいわしとじゃがいものテリーヌです。
今回のコースはリクエストの多かった料理ばかりを組み立てたもの。
じゃがいもの間にいわしをはさんだメニュー。いわしの脂分と香りが生きています。付け合わせの野菜が元気です。
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2008年03月05日
「木乃婦」京都・新町高辻・京料理
パリからワインジャーナリストが来日。井上智子さんという日本人女性です。
京都とワインという二つの言葉をつなぐ料理店なら「木乃婦」としました。高橋拓児さんは、シニアソムリエの資格を有し、ワインコースもある料理店の三代目です。
彼女が一本持ち込んだ白です。
Saint-Aubin La Princée 2006
Hubert Lamy
日本でも少数ながら入荷しているワインとのことでした。
突き出しは、赤貝、トリガイ、ミル貝、鮑などに柑橘系のジュレがけです。
この柔らかな酸味と貝類から出るジュの相性が素晴らしく期待がどんどん高まってゆきます。
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2008年03月04日
「ヨーロッパ軒」福井県・福井市・ソースカツ丼
「あまから手帖」5月号で「ご当地カツ丼漫遊記」を企画しました。これは、カメラマンのハリー中西さんと、各地に旅をする途中で特色あるカツ丼を食し、記録を続けてきました。その集大成というわけです。
カメラマンのハリー中西さん。さまざまな編集者、料理人からリクエストの多いカメラマンです。ホント、おいしく料理を撮る達人であります。そして、いま写真の世界はデジタル化が猛スピードで進んでいます。その中にあって、頑なにデジタルを拒否し、銀塩の可能性にチャレンジし続ける人物です。
そのハリー中西さんが、この「カツ丼漫遊記」で初のデジタルデビューであります。それもすべて「RICOH CAPLIO GX100」というコンパクトカメラで、自然光での撮影です。見物です。
取材も大詰めです。
「カツ丼の歴史が、ヨーロッパ軒の歴史です」という1913年開業、福井の「ヨーロッパ軒」に行ってきました。
僕は、昨年テイクアウトで食したのですが、総本店で食べるのは初です。「あまから手帖」の編集者も同行です。この「ヨーロッパ軒」は、1913年(大正2年)に東京の早稲田で開業、創業者の高畠増太郎さん(ヨーロッパで6年修業の後帰国)がソースカツ丼を生み出した。その後関東大震災で、地元福井に帰り大正13年1月「福井ヨーロッパ軒」を作ったのです。
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投稿者 geode : 04:49
2008年03月03日
「村田森展・さのわ」 京都・御室 和カフェ
京都・御室の「さのわ」という和カフェがあります。ここは、日本茶と焼き菓子をメインとしたシンプルなカフェ。建築は竹山聖さん、堀木エリ子さんの和紙も効果的に使っています。
ここで使われる陶器は、村田森さんの作品です。
また、焼き菓子は「ミディ・アプレミディ」の津田陽子さんの菓子です。
「おむろ」というこの「さのわ」限定の丹波産小豆のロールケーキと茶の組み合わせは素晴らしいものです。
この「さのわ」で村田森さんの「土と水と火の作陶展」が3月9日まで開催中。初日の午前中に訪れました。
投稿者 geode : 02:26