2020年02月28日
「ラ・ルッチョラ」 大阪・福島・イタリア料理
大阪・福島の人気店「ラ・ルッチョラ」が移転してしばらく経つ。
建築デザインは木島徹さん。人気の建築家である。
外観はシンプルそのもの。
中に入るとキッチンの道具がなければ和食の佇まい。
木島さんのテイストが随所に光る。
その中でシェフ鈴木浩治さんは、料理を作る、喋る、スタッフに指示をだす。
流れに全く無駄はなく、あたかも自然体のように見えるのがすごい。
前菜は、ブルスケッタ。
マスカルポーネにキャビア。キャビアの塩分とコクで料理への誘い。
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2020年02月27日
「とんこつ家」 茨城・ひたちなか市・ラーメン店
店全体がとんこつの雰囲気を醸し出している。
大きな駐車場から入り口に向かう。
豚骨特有の匂いが店外に流れてくる。
この匂いで「豚骨」ということが一瞬にして分かる。
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2020年02月26日
「レストラン乃呂」 大阪・東心斎橋・洋食
初めてこの「レストラン乃呂」を訪れたのは40年ほど前のこと。
当時勤めていた事務所の同僚と一緒に行った。
その同僚の父親は医師で、この店をよく利用していたそうだ。
風格のある店内、アンコウの肝や牛肉の網焼きなどを食べていた。
だから僕にとっては洋食の原点のような一軒でもある。
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2020年02月25日
「ビストロ・オーボンモルソー」 京都・河原町三条・ビストロ
次号のあまから手帖は「食堂的イタリアン 古典派フレンチ」。
このところフランス料理の古典について思いを巡らすことが多くなった。
多くのシェフはエスコフィエのことを語る。
そんなことを思いながら「オーボンモルソー」の前を通り、迷うことなく入ることにした。
カウンターに座りメニューを見る。
2皿コース 2000円のものがある。
通常のメニューには前菜、主菜と魅力的な料理がずらりと並ぶ。
同行者は2000円のコース。
僕は前菜、主菜から一皿ずつ。
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2020年02月21日
「ル プルミエ カフェ」 大阪・東心斎橋・コーヒー店
ミナミに行くと訪れたくなるコーヒー店。
瀟洒なビルの3階。
階段を上がって行くと看板が見える。
随分前のことだが、ここで飲んだマンデリンが
とても印象的であったことを今でもしっかり覚えている。
苦味の感覚が、僕の好みにぴったりきていたのだろう。
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2020年02月20日
「幽玄」 大阪・上本町6丁目・日本料理
昨年6月「味吉兆」で13年間の修業を終え独立を果たした「幽玄」。
カウンターと個室が一つ。
ご主人は九州出身の三船桂祐さん、34歳である。
これまで料亭の仕事、一筋であった。
山菜の酢の物が出た。
白魚にうるい、生姜のジュレ、山三つ葉、上に土筆。
土筆のほろ苦さが印象的である。
春の訪れを告げる前菜だ。
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2020年02月19日
「グリルフレンチ」 京都・小川通御池上る・洋食
マスターはいつも快活であり、饒舌でもある。
お客さんと言葉を交わすことが、元気の源のようにも感じる。
その饒舌が聞こえなくなると、お客側も心配となるほどだ。
元気をもらいにゆく。
前菜は盛り合わせをオーダー。
サーモンマリネを加えて欲しいとリクエスト。
サーモンマリネにホタテのグリル、スモークサーモンと野菜。
酸味と甘味の塩梅が見事。
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2020年02月18日
「煮干しそば 藍」 京都・神宮丸太町・ラーメン
ラーメンは定期的に食べたくなる。
京都では「拳」や「とうひち」などに足を運ぶ。
時折 新たなチャレンジをしたくなるのがラーメンの魔力だ。
麺・スープ、双方に心血をそそぐ。そして価格との闘いもある。
そんな競争を乗り越え、多くの支持を集めるラーメン店。
行列ができる。
「煮干しそば 藍」もその一軒だ。
店名にもあるように、スープは煮干しを標榜する。
壁に描かれたイラストがリアルで臨場感がある。
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2020年02月17日
「一碗水」 大阪・堺筋本町・中華料理
南茂雄さんの料理に触れると、
一皿ごとの集中力と凝縮された味わいに感動が湧き上がってくる。
昨年末に続いて1月にも訪れた。
天然の芝海老が登場した。
さっと揚げた状態だが、ネギと生姜と塩で食べると
香ばしさと甘味が生まれる。
意外なスタートであった。
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2020年02月14日
「炭焼きむら」 京都・北大路下鴨・炭焼き
「牛の串は売り切れになることがあるので、それぞれ二本ずつ取っておきましょうか。
来られてからキャンセルされても結構ですので」と予約の電話での応対であった。
じつはこの「きむら」のシステムがよく飲み込めていなかったのだが、
牛串という言葉に魅せられて、その提案に従った。
入店してそれが正解だとすぐに感じた。
17時半開店、18時に店に入ったのだがほぼ満席。
メニューを見ながら注文表に書いてゆくシステム。
カウンターで座る。
キャベツを食べながらメニューを決めてゆく。
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2020年02月13日
「スカーラエ・プラス」 京都・THE THOUSAND KYOTO・イノベイティブ
昨年オープンした京都駅側のホテル
「THE THOUSAND KYOTO」の2Fにあるイタリアン「スカーラエ」。
中央にあるカウンター「スカーラエ・プラス」は他の席とは異なる料理を提供する。
これがエキサイティングな体験をもたらしてくれるのだ。
スタートはドラゴンボール。
最初から変化球、中にはフロマージュや人参など。
意表を突かれた始まりで気分が高揚する。
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2020年02月12日
「VELROSIER(ベルロオジエ)」 京都・河原町四条・中国料理
河原町四条を下がったところに昨年末オープンした「GOOD NATURE STATION」
2Fはガストロノミーに特化したフロアだ。
現在3軒入店状態。あと2軒のスペースあり。
「ベルロオジエ」は中華料理だが、様々なアプローチが楽しい。
最初にお茶かと思っていると中華のスープ。
松茸と鶏節のスープ。
こっくりとした味わいで身体も温まる。
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2020年02月10日
「杦 SEN」 京都・五条柳馬場・日本料理
料理に安定感と風格を感じる。
以前は単品での注文もできたが、今はコースのみとなった。
スタッフの充実ぶりも感じられる。
ご主人の杉澤さんは海外での経験もあり、料理も柔軟な姿勢が見て取れる。
節分らしいあしらいを施した始まり。
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2020年02月07日
「有恒」 京都・寺町二条・日本料理
炭火焼の店は増えてきたが、ここのスタイルは貴重である。
カウンターの向こうに炭床が鎮座する。
その横に炭の筒があり、そこにも熾った炭が入っている。
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2020年02月06日
「ヴィルゴラ」 大阪・本町・イタリア料理
骨太な料理を作る料理人・星山英治さん。
男性ばかり12名の集まり。
料理は緻密な計算だと思う。
ベースがあってこそ作り手の感性が生きるはずだ。
そんなことを思いながらシェフの料理を食べていた。
タラの身とゼラチン、ジャガイモのフリット
ほっこりする温度帯が嬉しい。
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2020年02月05日
「そば処 みやこ」 京都・西洞院蛸薬師・そば処
昨年の「あまから手帖」京都特集で、
そば処なのにここの焼きそばが取り上げられていた。
注目すべきは自家製麺ということ。
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2020年02月03日
「JIMLAN COFFEE」 名古屋・中川区・コーヒー専門店
旅先で素敵なコーヒー店に出会うと、すごく嬉しくなる。
その旅が充実したものに感じる。
今回名古屋の旅で出会った「JIMLAN COFFEE」はまさにそんな一軒。
いつものごとく「名古屋・自家焙煎珈琲」とキーワード検索をすると何軒かのコーヒー店が見つかる。
市内繁華街からは少し離れているが、「JIMLAN COFFEE」の「JIMLAN」という名前に反応した。
もしかするとJBLというスピーカーに関連しているのかもしれないと思った。
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