2020年01月31日
「オルトレヴィーノ」 神奈川・鎌倉・イタリア料理
じつに居心地の良いレストランである。
ドアを開け、店内に入った瞬間から
どこか懐かしい、温かい空気に包まれたような感覚を味わう。
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2020年01月30日
「ブランカ」 京都・御幸町姉小路・創作料理
オーナーシェフ・吉岡哲生さんは、石垣島の「ぺんぎん食堂」で働いた経験もあり
なんといってもその特徴はエスニックな香りを漂わせるスパイス使いにある。
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2020年01月29日
「酒中花 空心」 大阪・新町・中華料理
どんどん進化する中国料理「空心」。
中国料理に関してあまりにも知らないことが多すぎる。
先進的な料理も次々に加わる。
これから変化が著しいのは中国料理かもしれない。
胡麻団子だが、中にはマグロのたたきが射込まれている。
ソースは粘度のある中華風だ。
マグロを感じた時は少し驚いた。
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2020年01月28日
「美山荘 その2」 京都・花背・宿
朝から檜の風呂にもう一度入る。
身体の隅々まで元気が流れてゆくように感じる。
昨夜のカウンターで朝食が始まる。
まず梅湯がサーブされる。
酸味と甘味で身体がますます元気になってゆく。
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2020年01月27日
「美山荘 その1」 京都・花背・宿
京都市内から約1時間強の道行き。
車の離合が困難なところもある。
なんだか日本の原風景を思い起こしたりする。
都会の刺激に慣れ親しんだ人間には、とても新鮮な思いがよぎる。
大阪市内とは数度気温が違う。
京都市内(といってもここも市内だが)との体感温度がかなり違う。
宿に到着すると本来、一風呂浴びてから食事というのが習わしだが、
この日は到着時間が遅く、着替えをして食事となった。
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2020年01月24日
「富小路 やま岸」 京都・富小路六角・日本料理
主人の山岸さんの全力投球が、食べ手の心を揺るがす。
1日3回転、予約がずっと詰まっている。
山岸さんのパワーを改めて感じたのであった。
12月の記録。
お迎えの清酒。
向こうにあるのは手を温めるための器。
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2020年01月23日
「珈琲山居」 京都・北大路・珈琲
友人から「新店情報」と届いた。
自家焙煎 ネルドリップ と記されている。
京都 北大路通りを新大宮商店街を南に下ったところにあった。
佇まいからして渋さが伝わってくる。
店内に入るとテーブル席とカウンターがある。
奥にはターンテーブルがあり、クラシック音楽が流れていた。
また店内には書架があり、かなりの本が並んでいる。
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2020年01月22日
「グリル樹林亭」 大阪・西天満・洋食
確か昨年の4月のこと。
南森町繁昌亭側の「グリル樹林亭」が閉店したというニュースを耳にした。
繁昌亭ができる前からその地にあり、その前は西天満で別名で営んでおられた。
思えば30年以上も、この洋食を楽しんでいたのだ。
閉店を知った時はかなりショックであった。
だが「エルクコーヒー」でシナールマンデリンを飲み淀屋橋へ向かって歩いていると、
なんと「グリル樹林亭」という文字が目に飛び込んできた。思わず小躍りをしたくなった。
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2020年01月21日
「ひとくち」 大阪・西天満・日本料理
「ほっこりしますな」とお互い言葉を交わした。
ラジオの番組収録が終わった午後8時頃のこと。
久しぶりに訪れた「ひとくち」のカウンター。
前にはおでんと土手焼きの鍋がある。
番組で話し足らなかったことなどを話す。
まずは土手焼き。
味噌で煮込まれたこんにゃくと和牛スジ。
「これは家庭では難しい味付けですね」
牛スジの脂分と味噌の出会いには胃袋が喜ぶ。
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2020年01月20日
「てんぷら永春」 京都・堺町二条上る・天ぷら
関西には天ぷら屋さんが少ない。
天ぷらファンには残念なことである。
京都で新しい天ぷら屋さんの情報を得ていたのでランチ時に出かけた。
ランチは1000円と2000円 2種あり。
2000円をお願いした。
若き店主が一人で段取りよく動く。
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2020年01月17日
「室町 和久傳」 京都・堺町三条・日本料理
1月2日は恒例の新春食事会。
親しい仲間が集まり会食となる。
京都で2日に開いている店を探すのが僕の役割である。
令和2年は、堺町御池下ルの「室町 和久傳」となった。
二階の個室、10名の宴会である。
お福茶でのお迎え。
気分新たになる。
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2020年01月16日
「アッサンブラージュ・カキモト」 京都・竹屋町寺町・パティスリー
パティシエ、ショコラティエ、キュイジニエ
という3つの顔を持つ垣本晃宏さんは、夜にオリジナルの料理を作る。
これが鮮烈的な内容で、キュイジニエでは不可能、
またパティシエだけでもできない料理がカウンターに登場するのだ。
12月のメニューである。
スタートはベラベッカ。
クリスマスシーズン、最近はシュトーレンが一般的になってきたが
フランスアルザス地方では洋梨のパンという意味を持つベラベッカがポピュラーである。
これをアレンジした一品目。
フォアグラ、ウナギ、洋梨にパン。バランスが見事だ。
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2020年01月15日
「蕎麦 ろうじな」 京都・夷川・蕎麦
夜の蕎麦屋。
ここは酒を飲むところという印象が次第に浸透してきた。
関東はそのようなイメージがあったが、
関西でもようやくそのような使い方をする人たちが増え、その需要に応える蕎麦屋も多くなった。
「蕎麦 ろうじな」もその一軒だ。
あてが三品出てきた。
左から穴子の煮こごり、鴨ろうす、じゃこ万願寺。
まさにどれも酒を呼ぶラインナップである。
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2020年01月14日
「鮨 原正」大阪・上之宮町・鮨
食べ疲れない鮨。
それが「原正」の主人・石川功さんの思いだ。
ここで鮨を食べるたびに、その思いを実感する。
今回はあてを数品、そこからは握り一直線だ。
あてはアワビから始まる。
歯ごたえといい、味の含ませ方など秀逸。
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2020年01月10日
「祇園 大渡」 京都・祇園・日本料理
大晦日の昼。
恒例の「大渡」である。
何かのきっかけで大晦日も営業していることを知り、
それなら昼ご飯をということになった。
大渡さんの元気な姿を見て年を越すというのもいいものだ。
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2020年01月09日
「華祥」 京都・田中里の前・中国料理
かつて百万遍交差点を北に行った所の小さなビルの二階にあった時から数えると
何回「華祥」のカウンターで料理を食べたことであろう。
いつ訪れても変わらぬ味わい。
主人の田口繁雄さんは平成29年度の「現代の名工」に選ばれた素晴らしい職人である。
今は息子さんも厨房に入り、二人が並んで鍋を振る姿は圧巻だ。
そこに奥様が加わり盤石の体制である。
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2020年01月08日
「くいしんぼー山中」 京都・桂・ステーキ
毎年最終土曜日の夜は「くいしんぼー山中」で牛肉を食べるのが数年続いている。
10人ばかりのそれこそ食いしん坊が集まる。
最初は「ここのタンシチューがうまい」との発言から始まった宴である。
滋賀の福永喜三郎商店の近江牛。
主人の山中康司さんは「ここの肉があるさかいにうちはもってるんです」
といつも口癖のように語る。
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2020年01月07日
「CAINOYA」 京都・四条河原町・イノベーション
12月中旬京都に新たなスタイルのレストランが誕生した。
鹿児島からやってきた「CAINOYA」である。
四条河原町を少し南に行ったところに「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」
というホテルが誕生し、2Fはガストロノミーのフロアになっている。
オープンキッチンスタイル。
カウンターからキッチンが全て見える。
器など、ほぼ全ての設えがこの店のコンセプトに合わせて作られたものばかりである。
オーナーシェフ塩澤隆由さんの美学が隅々まで行き渡った作りだ。
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2020年01月06日
「室町 和久傳」 京都・堺町三条・日本料理
明けましておめでとうございます。
2020年も食の世界の変化は著しいと思います。
関西は2025年の万国博覧会、IRなど大きなうねりがやってきます。
今年も色々な食の情報を発信してゆきたいと思いますので、よろしくお願いします。
その第一弾は、京都の「和久傳」の季節の羊羹。
12月から2月末まで発売される新作「雪の灯」である。
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