2008年04月30日
「京料理 藤本」 京都・三条衣棚下ル 京料理
プロデューサーのTさんと、京都で昼ごはんを食べながら打合せとなった。
昼飯処は「おまかせするよ」ということだったので、この春新しく暖簾を掲げた
「京料理 藤本」にしました。
主の藤本貴士さんは、東山にある「修伯」出身です。衣棚通りは、狭い路地。
その路地からまだ狭い通路を通って奥に入ると玄関。
靴を脱いで座敷に上がるとカウンターというスタイルなんです。
「路地っていいよね」とTさんもお気に入りの様子。
突き出しは
タコ・鮑・ナンキンに柚子の皮を混ぜ込んだ土佐酢のジュレかけです。
初夏を思わせる爽やかな香りと酸味と温度帯。タコや鮑など季節物がうれしいのです。
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2008年04月28日
「多松」(たそん) 大阪・江之子島 韓国家庭料理
朝日放送テレビの番組「美味菜彩」スタッフの歓送迎会。
プロデューサーのお気に入りの韓国家庭料理の店「多松」(たそん)です。
大阪西区、本町通りと新なにわ筋の交差点北西角のビルの地階です。
20名を超すスタッフが集い、話しが一つにまとまるはずはなく、
それぞれの固まりで話題が炸裂です。
テレビと雑誌という双方の宴に参加するが、テレビのほうが炸裂具合はすさまじい。
スタートは午後8時でしたが、店内は満員ですでに各テーブル盛り上がっていました。
ジャコに唐辛子。全体はほんのり甘いのですが、青色は相当な辛さ。
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2008年04月25日
「Oribe」(オリベ) 大阪・新町 鉄板焼
最近人気の鉄板焼です。大阪・新町にある「Oribe」。
男性6人カウンターに並びました。
前菜は、豚のリエット。
キャベツはカレー風味、人参のサラダ。豚の旨みが生きています。
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2008年04月24日
「かつ丼諸国漫遊記」 あまから手帖
本日は、「あまから手帖」5月号のお知らせです。
第1特集は、関西の移り変わるフレンチの世界をお届けします。
第2特集は、これまた動向激しきハンバーグの逸品です。
そして第3特集が、カメラマンのハリー中西さんと僕が三年余の歳月を投じて取材を敢行した「ご当地カツ丼行脚」の記録です。題して「カツ丼諸国漫遊記」。
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2008年04月23日
「PORTA ROSSA」(ポルタ ロッサ) 京都・樟葉 イタリア料理
昼間はライターの寺下光彦さんの結婚式が大阪の「堺筋倶楽部」で、
そこでイタリア料理を食べてから、京阪・樟葉駅からクルマで10分程度の
イタリア料理店「PORTA ROSSA」(ポルタ ロッサ)に直行した。
昨年「あまから手帖」の京阪特集でお世話になった店です。
前菜はカボチャのスープに、自家製ローストポーク、サーモンと新ジャガイモ、野菜の煮込みです。
かなり手をかけたしっかりした料理が並びます。
これを食べるとシェフの心意気を感じるというものです。
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2008年04月22日
「PRINZ」(プリンツ) 京都・北白川 イタリア料理
ランチは「あまから手帖」編集部員と数名のライターと大阪の「ポンテベッキオ」で
勉強を兼ねた食事です。
そこから京都に移動、立原さんという版画家の30周年の宴に顔を出す。
岡山から吉田牧場の吉田夫妻に声をかけていただいていたのです。
そこからウエスティン都ホテルに。
パリから帰国中の料理研究家・上野万梨子さんと会い、上野さんのプロジェクトについての打合せ。
そこに京都の素晴らしき「うね乃」さん夫妻も同席。というより、僕がそこに参加です。
「うね乃」さんは、天然素材を使った出汁屋さんです。共通の友人がいると、盛り上がりますね。
そして上野さんと「祇園ささ木」さんへ。上野さんと佐々木浩さんは、昨年1月パリで一緒に
食事をしたことがあります。そして上野さんは今回「祇園ささ木」初。
食事終了後、「うね乃」夫妻が京都北白川にある「PRINZ」で待っているとのことです。
ここはギャラリーとカフェという印象でした。
しかし、カフェ部分をキッチンに改造しレストランとして新たなスタートを切ったのです。
シェフは「草喰 なかひがし」のご主人・中東久雄さんの次男坊です。
そして驚いたのが店長(中東さんと同級生らしい)が陶芸作家・梅棹マヤオさんの息子さん、
つまり梅棹忠夫さんの孫となるわけです。人の繋がりの面からも面白味が浮かびます。
レストランはこんなイメージです。
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2008年04月21日
「ノガラッツァ」 大阪・西天満 イタリア料理
休日の夕食。旧知の友と二人で大阪西天満に3月末オープンしたばかりのイタリア料理店
「ノガラッツァ」にゆく。
シェフの山田義輝さんは、西梅田にある「モード・デ・ポンテベッキオ」で5年間シェフを
勤めた料理人である。
この場所は、以前「パリのビストロ」があったところです。
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2008年04月18日
「祇をん ちんねん」 京都・祇園 割烹
夕方から伊丹の「AIホール」でダンスを見て、そこから編集者のS女史と京都に向かう。
かねてから気になっていた「祇をん ちんねん」へ。
まずは蛍烏賊とおくらに菜の花です。
旬の食材を頂く。この時期、蛍烏賊は方々で供される。酢味噌の具合よろしく、季節を満喫という感じです。
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2008年04月17日
「エヴァンタイユ」 京都・宝ヶ池 フランス料理
午前中は「桜の茶会」です。
緊張の中、お濃茶、お薄を頂きました。
その後、座敷で「瓢亭」さんの点心が供されました。流石です。
しっかり堪能しました。
それから宝ヶ池のフランス料理店「エヴァンタイユ」に向かいました。
東京からカメラマンの今清水隆宏さんとランチを兼ねた打ち合わせです。というのですが、
久し振りなので、お互いの情報交換や、食に対するそれぞれの思いや、仕事に取り組む姿勢など
エキサイティングな時間でした。
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2008年04月16日
「パイナップル」 大阪・北新地 鉄板ステーキ
週末の夜、流通関係のオーナーと会食。
大阪北新地に昨年開店した「パイナップル」、鉄板ステーキの店です。
シェフの大日敬史さんは、帝国ホテルの鉄板焼出身。ソムリエの村岡弘文さんと二人のスタッフです。
店内はシックな造りで落ち着いて言葉を交わしながら食事は進んでゆくのです。
前菜が出ました。細やかな仕事です。
シマアジと竹の子のタルタル 白海老とアボカドとホワイトアスパラガス
まさに季節を表現した皿。プレゼンテーションも見事です。気分がわくわく。
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2008年04月15日
「バンブルビー」 大阪・西本町 カレー
月曜日は、11時から朝日放送で定例会議がある。終了は12時半から1時頃。昼食をどこにするか迷う。福島近辺の店を思い浮かべる。
この日は、焼鳥屋の「あやむ屋」の主・永沼さんに付き合ってもらい西本町の「バンブルビー」というカレー屋さんに。
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2008年04月14日
「天繁」 大阪・島之内 天ぷら
天ぷら、寿司、鰻、蕎麦は江戸のものという印象が強い。数からいえば、圧倒的に江戸に軍配が上がるのですが、関西にも素晴らしい店はかなりあるのです。
大阪島之内の「天繁」はその一軒です。開店は23年前。僕が初めて訪れてからももう20年は経っているのです。東京・世田谷にある「天露」という天ぷら屋さんの紹介でした。
ここで初めて食べた天丼の鮮烈さはいまも記憶にしっかり残っています。ミナミで遊ぶことが少なくなって、「天繁」に通うことが少なくなりましたが、ここで食べるとしみじみ天ぷらの旨さを感じ、ご主人・長井和夫さんの職人技に感心するのです。
長井さんは、東京の名店「天一」で修業し、支店の店長を勤めたのちの独立です。開店当初は、関西の味に会わせて、胡麻油1サラダ湯の割合でしたが、途中からそれを2対1の割合に変えました。この香ばしさがいいです。
先付けは筍です。ウニで和えています。
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2008年04月11日
「天平」 大阪・北新地 餃子
大阪を代表する餃子。ひとくち餃子の発祥店です。創業は、昭和30年。
パリッと焼けた皮、ひとくちで食べることができるサイズ。その後、このスタイルは、
大阪餃子というカテゴリーを生み出したほどです。
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2008年04月10日
「田園天然温泉・ふかほり邸」 福岡県・久留米 宿
福岡県久留米市に「田園天然温泉 ふかほり邸」という宿が4月20日にオープンしま
す。先立ちプレスツアーに参加です。「ソトコト」の小黒一三編集長やアートディレ
クターの長友啓典さん達と一緒でした。
博多駅からクルマで約一時間。久留米の地に「ふかほり邸」という旧庄屋の家。それ
を買い取り5年の歳月をかけ、見事な宿にしたのが「ベストアメニティ」の内田弘さ
ん。
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2008年04月09日
「だるま」 博多・吉塚 天ぷら
久留米に旅をしました。
「ふかほり邸」という素晴らしき宿が、4月20日から開業です。いわゆるプレスツアー。「ソトコト」の小黒一三編集長やアート・ディレクターの長友啓典さん達と一緒。ここも後日お知らせします。
そこを朝の10時に出発、11時過ぎに博多駅到着です。そこで博多在住のライターAさんと合流し、彼女の案内で吉塚にある天ぷらやさんの「だるま本店」に向かう。
驚いたことに店の前にある駐車場の広さ。一軒のてんぷらやさんのそれとは思えないのです。どんどんクルマが入ってきます。
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2008年04月08日
「聚楽台」 東京・上野 食堂
東京でスローフードジャパンの理事会がありました。
理事会前夜は、三田のフランス料理店「コートドール」でした。これは、後日アップいたします。
当日は、朝9時から友人のアートディレクターMさんと打合せ。その後一緒に10時半から上野の「聚楽台」に行きました。
ここは上野駅前・上野百貨店の二階にあるファミリーレストランの原型のような食堂です。じつは、4月21日をもって一旦営業終了し、ビルの建て替えとともに再デビューの予定です。
なんといっても、総席数340、座敷もテーブル席もあるのです。
メニューも洋食から寿司、中華までなんでも揃っています。
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2008年04月07日
「点邑」 京都・三条 天麩羅
なかなか関西で美味なる天麩羅に出会うことは難しいです。
大阪で気に入った天麩羅屋さんが一軒。「天繁」というのですが、ここは近日中にアップします。
京都は、旅館「俵屋」さんが営む「点邑」がお薦めです。
開店してもう15年が過ぎました。御幸町三条を少し下がったところ。
建物は数寄屋造りの名手・中村外二工務店の作品です。
コンクリート打ちっ放しですが、佇まいは流石です。
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2008年04月04日
「辰弥すし」 京都・西院 寿司
京都の食いしん坊仲間と、ずっと以前から聞いていた西院の寿司屋「辰弥すし」です。
地元に溶け込んだ空気が、店の外まで漂っています。
カウンターと小上がり、二階が座敷です。この日はカウンターに座りました。
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2008年04月03日
「ポンテベッキオ本店」 大阪・北浜 イタリア料理
この5月後半、淀屋橋に出店が決まっているイタリア料理店「ポンテベッキオ」本店。久し振りです。
この日は、おめでたい席だったので、シェフにおまかせしました。
まずは木苺の風味のビーツとタイラギ貝のタルタル添え、から始まり。
いきなり山根さんの世界が開陳されます。素材をいかに組み合わせるか。ビーツとタイラギ。酸味と甘味の融合です。
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2008年04月02日
「スガッチィー」 徳島・住吉 ピッツェリア トラットリア
「翼の王国」6月号の取材で徳島にでかけました。阿波尾鶏をつかった料理。「ビニョン」というフランス料理店です。そこの浜崎シェフに教えてもらったイタリア料理というか、ピッツェリア&トラットリア「スガッチィー」。
店の電話番号は携帯電話です。そこに連絡し場所を確認する。
「大阪から来ているのでよく分からないのですが」
「クルマにナビはついていますか。電話番号をいいますので」
「入れました」
「中華料理店になりましたか」
「中華料理店です」
「前は中華だったので、そのまま進んでください」
という会話があって、向かいました。
クルマでないと行きにくい場所のようです。駐車場の案内板が出てきました。
一軒家のトラットリア。いかにもイタリアという空気が漂っています。
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2008年04月01日
「まき埜」 大阪・福島 蕎麦
毎週月曜日は、福島の朝日放送で定例会議がある。午前11時開始、だいたい2時前には終了する。
できるだけ福島界隈で新店に訪れようとするのだが、そうそうめぼしい新店ばかり見つかるとは限らない。
この日は蕎麦の「まき埜」が気になっていました。ひさしく足を運んでいないのです。暖簾がたなびいています。すっきりした店内の様子も変わっていません。
いつもなら冷やかけのすだちそばを頼むのですが、花冷えという言葉通りにやや寒い日が続いていたので、つい温かいすだちそばを注文してしまいました。
押し寿司とともにです。
投稿者 geode : 03:44