2020年06月30日

「鳥さき」 京都・室町押小路・焼鳥

初回で惚れ込んだ焼き鳥屋さん。

今回2度目の訪問は男性5名、うち3名は料理人。
料理人さんの視線と感想もご馳走の一つである。

凛としながら、どこかにゆるりとした空気が流れる。

突き出しは、野菜の甘酢。
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軽くていい刺激だ。

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2020年06月29日

「京、静華」 京都・岡崎・中国料理

「京、静華」のカウンターは快適である。

主人の宮本さんと、隣で支える酒井さんのコンビネーションが
どんどんスムーズになってゆく。リズムが素晴らしい。

田中唐辛子に賀茂茄子と皮蛋を詰める。
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味付けはややピリ辛。
湿気の多い季節にはぴったりのスタート。

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2020年06月26日

「吾一」 大阪・肥後橋・焼き鳥

肥後橋にある焼き鳥屋「吾一」。
予約困難な人気店。

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気になっていたところに友人からのお誘い。ありがたい。
L字型のカウンター、20時からのスタートだ。

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2020年06月25日

「ラトリエ・ド・ギニョール・エ・マデロン」 大阪・西天満・フランス料理

豪快な料理を食べた。
「あまから手帖」で古典派フランス料理の騎手として取り上げた料理人である。
いつも古典を念頭に置きながら料理を作る。

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昨日のコラムに登場した「ディーバ」の中尾シェフとご一緒した。
シェフも気に入り「今度はランチに来ます」と挨拶をした。

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2020年06月24日

「ディーバ」 大阪・天満・フランス料理

相棒は、牛肉を食べ赤ワインを飲みながら
「こんな店で男が一人で食事ができたら格好いいです」とつぶやいた。

レストランで、一人食事をするのはなかなかハードルが高い。
この日は男二人でラジオ番組の話や、彼が秋に出版プロデュースする本のことなど、
いろいろな話題で盛り上がる。

メニューは至極シンプル。
前菜、主菜、デザートで4500円という価格。
中尾シェフ一人で作る。

前菜にはホワイトアスパラガスとイワシのスモーク 半熟卵添えにした。
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アスパラは3本、イワシも3切れ。

まずスモークの匂いが口に広がる。
イワシの適度な塩分と脂分の重なりにアスパラの爽やかな甘味と香り。
ストレートに胃袋に届き、喜びを感じる。
また卵は素敵な緩衝材となり、素材をつなぐ。
気持ちが豊かになってゆく。

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2020年06月23日

「おたぎ」 京都・鷹ヶ峰・日本料理

前回は奥のテーブル席であったが、今回はカウンター。
後ろに庭が広がり、居心地がすこぶる良い。

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2020年06月22日

「CAINOYA」 京都・四条河原町・イノベーション

数ヶ月ぶりの再訪である。
オーナーシェフの塩澤隆由さんは、独自の美学を貫く料理人。

料理だけでなく、インテリアから器などあらゆることに妥協しない人である。
妥協無しに生きて行くのは難しが、ギリギリのところまで貫き通すのが塩澤さんだ。

おきまりのレタスから始まる。
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瑞々しさはガストロバックの賜物である。
塩澤さんの世界観が提示される。

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2020年06月19日

「翁樹庵」 京都・柳馬場三条上る・ステーキ

京都寺町三条の「三嶋亭」は京都を代表する精肉店であり、すき焼き店でもある。

その「三嶋亭」が炭焼きステーキの店を開いたという情報を得て2年ほど経つ。
伺いたいと思いつつ時が流れ、ようやく先日その暖簾をくぐった。

古い町家を使った店舗。
まるで知り合いのお宅にお邪魔した感じ。
靴を脱ぎ、和室に通される。テーブル席だ。
ゆったりした空間で、どこか落ち着いた感じがする。

口を湿らすために昆布茶が出た。
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これもなんだかホッとする。

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2020年06月18日

「肉専科 はふう本店」 京都・麩屋町夷川・洋食

オープンして今年の春で21年目を迎える洋食店。
21年通っている。

長く伸びたカウンターと奥のテーブル席。
その佇まいと雰囲気は全く変わらず、いつ訪れても安定感がある。

突き出しは
イカとサーモンのバルサミコ酢。
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バルサミコ酢の酸味がこんなにうまく使われているとは。

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2020年06月17日

「草喰なかひがし」 京都・銀閣寺・日本料理

春から初夏へ。

「草喰なかひがし」でその気分を満喫する。
山から里へ。その地位を完全に確立。

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2020年06月16日

「成生」 静岡・鷹匠・天ぷら

ようやく移動が可能となり、静岡の「成生」へ。

自粛期間中は7席を6席に減らし、
静岡在住の方限定で営業をされていたようだ。

この1席の差が大きいと、志村さん。
天ぷら鍋に対して7人分と6人分では、仕上がりが違うとのこと。
そんなことを聞きながら 食事は始まった。

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しまあじは厚みがあり、味が詰まっている。
そしてみる貝は甘味に驚く。

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2020年06月15日

「和ごころ泉」 京都・四条仏光寺・日本料理

夏が近づいてくると「和ごころ泉」の鮎が食べたくなる。

焼いているのに、揚げているように感じる。
ここでしか食べることができない鮎。

この日は、奥の座敷であった。
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2020年06月12日

「白 tsukumo」 奈良・三条町・日本料理

奈良の日本料理界にあって、常にその動向が注目を集める。

5月半ばから営業を再開させた。
カウンターに座って食事をすることの楽しみを満喫したのであった。

淡い出汁にレモンの香りをつけ、岩梨が入る。
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日常から料理の世界へ 入ってゆく。

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2020年06月11日

「ぎをん藤」 京都・祇園・天ぷら

寿司、蕎麦、天ぷらは江戸という印象が強い。
だが、それぞれのジャンルで関西も他の地方も相当な進歩と変化を遂げている。

知人から情報を得た祇園の天ぷら屋に出かけた。
「ぎをん藤」 花見小路より一筋西の通りにある。

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ザ・リッツカールトン京都「天麩羅水暉」の料理長を勤めた
藤元健司さんがこちらの料理長だ。

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2020年06月10日

「haluta」 長野・上田・パン

この「haluta」というパンの存在は、
小樽の「エグ・ヴィヴ」の丹野さんから教えてもらった。

気になり調べて見ると長野県上田市にその店はあった。
長野・東京・コペンハーゲンに拠点を持つ、デザインとプロダクツの集団ということを知った。
その中でパンを作っているのだ。
画像からも味わいが漂ってくる。

オーダーして届いたパン。
ずっしりと重く、顔つきもこれは只者じゃないという趣機である。

カンパーニュ
シンプルな食パン
クルミやランツのパン

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カンパーニュは柔らかな酸味と香りが高い。
さっと焼いてバターを塗った。

食パンはさっぱり、すっきりとした味わい。
サクサク感が特徴的である。

クルミやランツのパン
フルーツと木ノ実という組み合わせ。
コーヒーでもいいが、ワインなどとの相性も。

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2020年06月09日

「カドヤ食堂 クリスタ長堀店」 大阪・南船場・ラーメン

大阪のラーメンの雄「カドヤ食堂」が今春、クリスタ長堀に出店した。

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伺うタイミングを逃していたが、先輩とランチということになりクリスタ長堀店に集合とした。
12時15分、店頭には行列ができている。
店内は席数の半分しか入れていないのでどうしても並ぶ人が出る。

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2020年06月08日

「洋食おがた」 京都・柳馬場御池・洋食

先月28日から営業を再開した「洋食おがた」。
入り口での検温、消毒などコロナ対策は万全である。

週末、午後7時からテーブル席での食事となった。
カウンターもゆとりをもたせた配置。

突き出しは「紫竹庵」の恋豆富。
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大豆の甘味が鮮烈で、塩が甘味をぐっと引き寄せる。

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2020年06月05日

「GOJODO-五條堂」 大阪・東大阪・和菓子

尊敬する知人よりお菓子が届いた。
大福である。
いちご大福は人口に膾炙してかなりの歳月が流れる。
いちご以外にも様々なフルーツを入れた大福が発売されている。

今回送ってくださったのは
大阪・東大阪の「GOJODO-五條堂」の「鴻池花火」である。

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なんとこのフルーツ大福は、
ブルーベリー、オレンジ、パイナップル、バナナ、ラズベリーという5種のフルーツが入っているのだ。
そこにこしあん、生クリームが加わりをそれを羽二重餅で包む。

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2020年06月04日

「にしぶち飯店」 京都・東山・中国料理

京都の「にしぶち飯店」。

「祇園さゝ木」での経験が活き、適度な和の要素が入っている。
定番シグネチャーメニューと季節の料理のバランスも見事だ。

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2020年06月03日

「くいしんぼー山中」 京都・桂・ステーキ

京都・桂にあるくいしんぼー山中。

年に数度は食いしん坊仲間とともにここで牛肉のフルコースを食べ、
やっぱり和牛はかくあるべしと思う。

タン塩焼き、コンソメ、ローストビーフ、ステーキ、
ビフカツ、ハンバーグ、ガーリックライスと続くコースなのだが、
これだけ食べても一向に胃にもたれることがない。

またここのカレーがすごい。
いい近江牛が入った時のみ作るカレー。
カレーというより、近江牛を食べるためのカレーソースではないかと思うほど、
牛肉の存在と主張が素敵だ。

それを時たま食べるのだが、なんとミートソースが生まれた。

近江牛の旨みをたっぷり含んだミートソース。
近江牛の品のある甘味がぐっとせり出してくる。
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ミートソースにおける牛の在り方は
こうであったのかと再認識するような味わいである。

野菜とブイヨン(これも近江牛から)でしっかり煮込まれたソース、
そこにミンチ肉が入り、野菜のかすかな食感も含め、嬉しくなるミートソースである。

ボロネーゼがランクアップした。

「くいしんぼー山中」
京都市西京区御陵溝浦町26-26
075-392-3745

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2020年06月02日

「茶菓工房たろう」 石川・金沢・菓子

何軒か気になる飲食店があり、金沢には定期的に足を運ぶ。

昨秋、金沢のホテルで雑誌「金澤」の「あんこの魅力」という特集を見た。
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