2024年11月19日

「ポンテベッキオ」 大阪・北浜・イタリア料理

「ポンテベッキオ」が本町橋の地下で開店して38年の歳月が流れる。
つまり「ポンテベッキオ」の料理を38年間食べていることになる。
38周年特別コースをいただいた。

 

海水ジュレをまとった北海道産ウニ
アミノ酸スープに浮かべて

スタートから山根さんらしい料理だ。
アミノ酸スープはアサリ、昆布、トマト、アスパラガスなどがベースのスープ。
うまみしっかり。ビジュアルにもインパクトあり。

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2024年11月06日

「Biwa collage(ビワコラージュ)」 滋賀・長浜・イタリア料理

「ビワコラージュ」のサイトには 町家と蔵 という表示がある。
その通り、町家と蔵を改造した店内は心地の良い空気が流れていた。

この日は厨房に面したシェフズテーブルの食事であった。
シェフ市山 技さんの思いや料理に対する説明を聞きながら料理が進む。

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2024年11月05日

「Don Bravo(ドン ブラボー)」 東京・国領・イタリア料理

「国領の奇跡」と呼ばれるイタリア料理店
「Don Bravo(ドン ブラボー)」に行くために調布市の国領という駅で降りる。

これは9月の記録。
オーナーシェフにお願いして「肉まつり」というメニューを組んでもらった。
牛肉と豚肉は南草津の「サカエヤ」
鹿は北見の「ポロワッカ」から。

 

豚内臓

コッパというか豚のテリーヌ
コッパはローマ時代から作られた
テリーヌはクミン、コリアンダーなどが程よく効いている。
そこに合わせたブリはウイキョウのピュレ
ややスモーキーさも加えた。
最初からインパクトあり。

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2024年10月31日

「ciocco (チョッコ)」 滋賀・大津・イタリア料理

JR大津駅からタクシーで5分ほどにあるイタリア料理店。
小さな路地を通り抜けると「ciocco (チョッコ)」。

店内はカウンターとテーブル席。
一人であったのでカウンターに座る。

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2024年10月18日

「しろ」 京都・押小路室町上ル・イタリア料理

8月にオープンしたばかりのイタリア料理店。

以前は島根県浜田市でレストランを営んでいたが、京都でチャレンジしたいということで、この夏京都デビュー。
2回目の訪問である。

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2024年09月13日

「Kico」 滋賀・南草津・イタリア料理

南草津駅から徒歩7~8分のところ。
イタリア料理店「Kico」

以前から噂は耳にしていた。

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2024年09月10日

「SCALAE(スカーラエ)」 京都・THE THOUSAND KYOTO・イタリア料理

京都駅すぐ側のホテル
「ホテル ザ・サウザンド京都」のイタリア料理「SCALAE(スカーラエ)」
ホテルのレストランだが、シェフの意向を尊重。

黒キャベツ 胡瓜

黒キャベツの香ばしさに笑みがこぼれる。
赤ワインビネガーの風味、胡瓜のほろ苦さ。

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2024年08月30日

「しろ」 京都・押小路室町上ル・イタリア料理

数年前のこと
島根県で「Mia paese( ミア・パエーゼ)」というレストランに出会った。

想像と期待を超える料理に思わず感銘を受け、
JR西日本「トワイライトプレス瑞風」という豪華寝台列車のメニュー監修をお願いした。
リズミカルで旬を感じさせる料理が続いた。
シェフは竹中厚志さん。
縁があり、この8月京都に移転オープンをした。
店名も「しろ」に変え、気持ちも新たにスタートを切った。
シンプルな店内、すきっとしながらどこかに優しさを感じる。

メニューの裏には
「しろ」は単なる色ではない。
余白、潔白、白州。
なにもないのに、なにかを予感させる。
と、記されている。

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2024年08月26日

「Mescita Pane e Vino(メッシタ パーネ エ ヴィーノ)」 京都・錦新町・イタリア料理

岡山の吉田牧場はブラウンスイスという牛を飼う。
メスが生まれるとチーズ作りに活用される。
ところがオスが生まれると、どこかに預けざるを得ない。
いわば旅立ちである。そして行き先はわからないことも多い。

そのオスを「サカエヤ」の新保さんは引き取り、滋賀の牧場で育てた。
そのオスを新保さんが手当をし、仕上げた牛肉を食べた。

まずは牛肉を見せてもらった。

左上がブラウンスイスのリブロース
右がブラウンスイスのカイノミ
左下がアンガス牛のランプ

視覚的にもうまそうだと感じる。

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2024年07月24日

「sasa」 大阪・服部緑地・イタリア料理

この7月16日にオープンしたばかりのレストラン。
大阪の服部緑地内にある。

店名の「sasa」は「ささ」、風が吹くさまを表す古語。
加えて、多くの人たちが口々にモノを言うさまもさす。
レストランのコンセプトは「森への誘い」である。
確かに風が抜けるロケーションだ。

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2024年07月11日

「gucite(グシテ)」 大阪・天満橋北詰・イタリア料理

年に2回の「gucite(グシテ)」
独自の路線を歩むシェフの姿が美しい。

ガスパッチョ

千葉のクルックフィールズで作る水牛のモッツァレラ
フレッシュ感と濃厚だがするりと流れるガスパッチョのコンビネーション
ここで「グシテ」に引き込まれる。

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2024年06月26日

「北野坂木下」 神戸・北野坂・イタリア料理

来年はもちろんのこと、再来年の予約までいっぱいという人気店。
友人が持っていた席で参加、ありがたい。

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2024年06月20日

「SCALAE(スカーラエ)」 京都・THE THOUSAND KYOTO・イタリア料理

ソムリエやサービスの人たちとの食事会

今回は岩田ソムリエがいる京都の「ザ・サウザンド京都」の「SCALAE」
男性7名、女性1名である。

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2024年06月03日

「Macauda(マカウダ)」 大阪・谷町4丁目・イタリア料理

カジュアルなイタリアン。

コンパクトながら見事な席の作り方に感心する。
厨房を眺めるカウンター、壁に向かうカウンター、そしてテーブル席
このコントラストが鮮やかである。
今回は厨房を眺めるカウンターであった。

この日の目的は
ノルマ風トマトソース(茄子とトマト、リコッタサラータ、バジル)のカサレッチェを食べることであった。

とはいえ、前菜を3種

メジマグロ カポナータ
メジマグロ、関西ではヨコワと呼ばれることが多い。
カポナータはイタリアシチリア発祥の煮込み料理。
適度な酸味と野菜の甘さにメジマグロ
軽やかな始まり。

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2024年04月26日

「イタメシ サクラ伊食堂」 京都・元田中・イタリア料理

最近中国料理店が増えている界隈・左京区の田中里の前。
その中にあって敢然と輝くイタリア料理店「イタメシサクラ伊食堂」

ファサードはシンプル。
店内はカジュアルな空気が流れている。

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2024年04月17日

「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理

イタリア料理人、製麺職人、農業、プロデューサーと僕を加え男性5名の会食。
個室で会話を楽しみながらである。

一昨年の秋ぐらいからアジアンテイストが顕著になった「チェンチ」の料理は異なるステージとなった。

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2024年04月15日

「DepTH brianza(デプス ブリアンツァ)」 東京・麻布台・イタリア料理

何度か言葉を交わしたことはあるが、実際奥野さんの料理を食べるのは初めてである。
開店したばかり、麻布台ヒルズの「DwpTH brianzaデプスブリアンツァ」に伺った。
ウキウキ ドキドキだ。

いきなり南草津「サカエヤ」の牛肉

ここでテンションが上がる。

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2024年04月10日

「SCALAE(スカーラエ)」 京都・THE THOUSAND KYOTO・イタリア料理

ランチミーティング。
ロビーには海外の旅行者が目立つ。
2階のイタリア料理「SCALAE」

アミューズは
ウスイエンドウ スナップエンドウ

春の香り満載。
料理人のメッセージを受け止める。

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2024年04月05日

「FARO(ファロ)」 東京・銀座・イタリア料理

楽しみに訪れたレストラン。
銀座資生堂ビルの10階にあるイタリア料理店「FARO(ファロ)」

 

菜の花とフラン

桜海老のフリット フランは魚の出汁
檸檬オイルがかかる
初っ端から季節感満載のお出迎え。
これで4名のテーブルに笑みが生まれる。

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2024年04月02日

「kabura」 京都・麩屋町通蛸薬師・イタリア料理

さる3月29日オープン。
東京の鳥羽周作シェフ率いる「sio」の監修

店内はテーブル席と外を眺めることができるカウンター。
そしてテラス席もあり。これからの季節はいい感じであろう。
入ると足元にJBLのスピーカー。
左手にはレコードとターンテーブルも置かれていた。

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2024年03月19日

「イタリア料理 今井」 芦屋・公光町・イタリア料理

初訪問「イタリア料理 今井」
カウンターのみ。
シェフ一人で全てをこなす。

松葉蟹とアスパラガスのスープ

いきなり胸元を抉るような球が飛んできた。
香りに味わい。一気に気持ちが昂る。

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2024年03月01日

「Macauda(マカウダ)」 大阪・谷町4丁目・イタリア料理

友人の勧めで訪れたイタリア料理店。
カウンターとテーブル席。
この日はカウンターに座る。
女子率が高い。

前菜はオーナーシェフの濱口晃洋さんにおまかせ。
和歌山県の柿、オレンジ
そこにリコッタチーズ

異なる甘味とチーズのコクがきれいに寄り添う。
優しい刺激のある一品。食事に向かう気持ちが整う。

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2024年02月26日

「Cantina Arco(カンティーナ アルコ)」 京都・麩屋町蛸薬師・イタリア料理

友人と二人でカジュアルなイタリアンということになり
「カンティーナ アルコ」に向かう。
このような使い方をされる方が多い店だと思う。
カウンターに座る。

 

前菜盛り合わせを頼む。
盛り合わせと思っていると一皿ずつのサービス。

ブラッタチーズとフルーツトマト

チーズのコクとトマトの酸味と甘味のハーモニー。

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2024年02月15日

「Centro(チェントロ)」 京都・今出川室町・イタリア料理

先輩とMFQのライブで出かけた。

終了後、食事をということになりお互いよく知っているイタリア料理店に電話をすると転送になりシェフが「早く終わったので『チェントロ』という店にいます」とのこと。カジュアルなレストランだと。
そこに向かうことにした。

場所は今出川室町。
カウンターとテーブル、夫婦二人で営む。
料理はアラカルトで注文。

ポテトのフリット

これがホクホク、口の中で解ける感じがすごくいい。

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2024年02月13日

「トラットリア・ニコ」 大阪・南森町・イタリア料理

大阪・南森町北の「トラットリア・ニコ」
シチリア料理の宝庫である。

縦長の黒板に書かれた料理を選ぶのがいつも楽しい。

この日はアパレルの社長とデザイナーと久しぶりの食事。

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2024年01月15日

「Cantina Arco(カンティーナ アルコ)」 京都・麩屋町蛸薬師・イタリア料理

仲間からもよく耳にし、前を何度も通りすぎたことがある。
ようやく昼下がりに訪れることができた「カンティーナ アルコ」。

女性スタッフばかりで明るくカジュアルな雰囲気が素敵だ。
カウンターに腰を下ろし、パスタランチをオーダー。

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2023年12月20日

「イタリア料理 カーサビアンカ」 京都・今出川寺町・イタリア料理

京都のイタリア料理を代表する一軒。
歴史は長い。一軒家のレストランである。

オーナーシェフの那須昇さんは、
北イタリア料理をメインとした骨太の料理を作る。
京都イタリアンとは異なる我が道を歩む料理人である。

まずはパン

自家製である。

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2023年12月13日

「SCALAE(スカーラエ)」 京都・THE THOUSAND KYOTO・イタリア料理

JR京都駅そば ザ・サウザンドキョウトの2階にある
イタリア料理店「SCALAE」

ここはプラントベースのイタリアンを提要するなど意欲的なメニュー構成もある。

この日は3名でランチミーティング。
カジュアルな「Semi」というコースを選択。

アミューズが2種
スープは豆の存在感あり

 

リゾットを薄くしたもの

軽い刺激で胃袋が活動を始める。

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2023年12月05日

「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理

ジャンルはイタリア料理と記したが、
いまや坂本さんの料理という領域に入ったように感じる。

昨秋あたりから料理が変わった。
これまでの京都でイタリア料理をすることの意味合いを深く考えていた料理から、その世界がグッと広がったように感じる。

柿 もろこ

もろこの上にはもずく、甘酢、大根、柿などが乗る。
もろこだけ食べるとあっさり、具材が重なると徐々に深みが生まれる。
この流れが心地よい。

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2023年11月14日

「Mescita Pane e Vino(メッシタ パーネ エ ヴィーノ)」 京都・錦新町・イタリア料理

「サカエヤ」の新保吉伸さんが手当をした牛を食べる会。
交雑種と黒毛和牛(経産牛)のリブロースを食べ比べる会。

交雑種は千葉県産、骨付きで開催日に合わせて60日間手当。
経産牛は40日間の手当てという。

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2023年11月13日

「Don Bravo(ドン ブラボー)」 東京・国領・イタリア料理

9名のくいしんぼうが集まった。
久しぶりの「Don Bravo(ドン ブラボー)」期待が募る。

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2023年11月10日

「寺町コロンボ」 京都・寺町二条・イタリア料理

「コロンボ」にゆく目的の半分は
たらこパスタを食べることだと、いっても過言ではない。
というぐらいにここのたらこパスタは見事な一皿だと思う。

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投稿者 geode : 13:11

2023年11月02日

「シンプルズ」 静岡・静岡市・イタリア料理

今年の5月移転した「シンプルズ」
一軒家のレストラン。

元は倉庫であったところをリノベーション。
天井を吊っているので店内に柱がない。
広々としたカウンターの心地の良いこと。

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2023年10月20日

「taverna e bar ilContadino42(タヴェルナ. エ. バール. イルコンタディーノ42)」 京都・出水室町西・イタリア料理

現在発売中の雑誌「ku:nel (クウネル)」の特集は「私のとっておきの京都」で見つけたイタリア料理店。
そのページのメインが、パスタ。

なんとカチョエぺぺ。
チーズと黒胡椒というシンプルなパスタ。
これは出かけなくてはと、伺った。
御所に近い。閑静な住宅街にある。

カウンターと小さなテーブルのみ。
シェフはラグビーファンなのか、ラグビー経験者か、ラグビー関連のグッズが並んでいる。

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2023年10月12日

「IL GARAGE(イル ガラージュ)」 京都・三条堺町下る・イタリア料理

ビルの2階、まるで隠れ家のようにひっそりとあるリストランテ。
ご夫婦二人。昼夜とも二組限定のようだ。
落ち着いた雰囲気の中でゆったりとした時間が流れる。

アペリティーヴォから始まる。
 サンマのマリネ リコッタチーズ 柚子
 ポレンタにバッカラ 白海老
 鹿肉のリエット エゴマ 山葡萄のジュレ

この3種の味わいで、気分が変わる。
料理の世界に入ってゆく。

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2023年10月11日

「イルフィーロ」 京都・木屋町御池下る・イタリア料理

居心地のいい空間である。

イタリア料理店だが、まるで割烹のような趣きがある。

まさにシェフは当意即妙という言葉が当てはまるように、食べ手の要望を叶えてくれる。
「食材があれば、なんでも作ります」。

カツオのカルパッチョ

下にはガスパチョ
この季節のカツオは脂がのり、野菜との相性良し。
胃袋への軽やかな刺激。

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2023年09月20日

「イタメシ サクラ伊食堂」 京都・元田中・イタリア料理

店の前に立つ。
シンプルな入り口。

レストランの様な景色だが、
店内に入ると長い黒板にチョークで文字が記されている。
一気に食堂の雰囲気を感じる。

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2023年09月04日

「Mescita Pane e Vino(メッシタ パーネ エ ヴィーノ)」 京都・錦新町・イタリア料理

南草津「サカエヤ」の肉に魅せられて久しい。

京都で「サカエヤ」の肉がガッツリ食べることができるのは
「Mescita Pane e Vino(メッシタ パーネ エ ヴィーノ)」である。

フランス在住のジャーナリストが帰国中。
久しぶりに牛肉を食べながら刺激的な会話となった。

この日用意された肉
左は北海道あか牛 リーブローズ 
北海道ジビーフ  カイノミ
右は黒毛和牛 ランプ イチボ リブロース

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2023年08月18日

「イタメシ サクラ伊食堂」 京都・元田中・イタリア料理

初めての訪問。
京都元中にある「イタメシ サクラ伊食堂」。

この界隈は中国料理の店がやたら多くなってきた。
奥に半個室があり、5名での食事。
料理はアラカルトで注文。
誘ってくれた友人にメニューはほぼお任せ。

トウモロコシとブラータチーズ

トウモロコシの甘味にチーズのコクと僅かな塩分がきれいにまとまる。

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2023年07月26日

「イルフィーロ」 京都・木屋町御池下る・イタリア料理

イタリアン割烹である。
佇まいも割烹のようだ。

一応 コースメニューはある。
いわゆるイタリア料理のメニューもずらりと並ぶ。
それをアレンジしたければ、その要望は叶えてくれる。
というわけで、毎回 好きなメニューを組み立てながら楽しむ。

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2023年07月07日

「Restaurant Naz」 長野・軽井沢・イタリア料理

一年ぶりの訪問。

イタリアンと記したが、発酵と北欧を組み合わせた新たな世界観。
鈴木夏暉シェフは、28歳という若さ。

豆のキッシュ

香りと甘味に「Naz」の世界に導かれる。
フレッシュキャビア 発酵キイウイ なみだ豆 アリスタ

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2023年06月23日

「北野坂木下」 神戸・北野坂・イタリア料理

気がつけば超予約困難店。
お誘いをいただきランチタイム。
ありがたいことだ。

カウンター内では気合いの入った空気が流れている。
繁盛店の特徴でもある。

柔らかなパンの上にトリュフがたっぷり

噛むごとに香りが立ち、味わいの密度を増す。

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2023年06月16日

「Vena(ヴェーナ)」 京都・夷川室町・イタリア料理

カウンターとバックカウンターの距離感が素晴らしい。
カウンターに食いしん坊が集まった。

静岡のかがやきというトマト

モッツレラチーズに大葉、カッペリーニ
冷製である。
トマトの甘さと酸味のコントラスト
チーズに大葉 間違いなしのコンビネーション
堂々たる始まり。

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2023年06月14日

「ひまわり食堂」 富山・荒町・イタリア料理

オーナーシェフの田中穂積さんは、
イタリア、東京のイタリア料理店で修業を重ね、
出身地の富山で「ひまわり食堂」を開店。

食材と向き合うことを大切にする田中さんの料理は刺激的であった。

最初は生ハム、フリットされたズッキーニ、白海老

フリットされたズッキーニの存在が
生ハム、白海老に与えるインパクトが大きく、印象的。
どちらも異なる甘味が増幅された。

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2023年06月01日

「プンテッジャトゥーラ」 京都・御所南・バール

御所南に位置する「プンテッジャトゥーラ」
イタリアンバールの典型だと思う。

カウンターは基本 スタンディング。
気軽に訪れることができる。

朝から種々のドリンクがあり楽しめる。

この店には常にバイクが数台とまっていることが多い。
バイクが似合う店と言っても過言ではない。

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2023年04月18日

「IL PAPPALARDO(イル パッパラルド)」 京都・東山七条・イタリア料理

ピッツアが急に食べたくなることがある。
そこで予約をしたのが京都・東山七条の「イルパッパラルド」。
テーブル席。
メニューを眺める。

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2023年04月10日

「アルマーニ リストランテ」 東京・銀座・イタリア料理

アルマーニ リストランテのエグゼクティブシェフにカルミネ・アマランテが就任したのが2020年8月のこと。
彼が作る春のメニューを楽しんだ。

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2023年04月03日

「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理

サカエヤ×cenci
吉田牧場のブラウンスイス牛を食す会

 

過去に何度かブラウンスイス牛を食べる会に参加した。
その時はブラウンスイスを岡山で屠畜し、南草津のサカエヤに運び
新保さんが手当をした状態であった。
新保さんが滋賀県で屠畜できないかと知恵を巡らし、つながりを求め
ようやく昨年ブラウンスイス牛が生きたまま滋賀県に運ばれ、ある牧場で肥育し、その後屠畜となり、それを新保さんが手当をして、吉田さん親子も参加の食べる会となった。
じつは、その後副産物として皮に新たな生命を吹き込み長く使ってもらう皮革作品まで作ることになった。その披露も兼ねてである。

 

発酵キャベツ フレッシュ アボカド

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2023年03月10日

「anu」 大阪・扇町・イタリア料理

「anu」になり、カウンターを囲むスタイル。

厨房の動きが、じつにキビキビとしており、こちらのテンションが上がる。
この空気感は貴重だと思った。

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2023年03月08日

「イルフィーロ」 京都・木屋町御池下る・イタリア料理

イタリアン割烹「イルフィーロ」である。
基本のメニューはあるが、それを自由自在に組み合わせ、量も調整できるのがありがたい。

 

この日もカウンターに座りメニューを決めようとしていると
厨房にグラタンドフィノワが目に飛び込んできた。

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2023年02月08日

「FORNI」 京都・HOTEL THE MITSUI・イタリア料理

京都二条城前の「HOTEL THE MITSUI」のイタリア料理「FORNI」で「North AmericaWine and Grill」というスペシャルイベントがあった。
つまり北アメリカのワインと牛肉を味う会である。
シェフは、このレストランの監修を担当する米澤文雄さん、ソムリエは大越基裕さん、バーテンダーの後閑信吾さん。つまり料理とドリンクとペアリングを楽しむ会。

 

聖護院かぶらのポタージュ

優しい味わい、それは冬の京都を想起させる味わい。
中に忍ばせたベーコンがいいインパクト。
合わせたのはシャンパーニュ 洋梨 カモミール 根セロリ

 

真鯛と根菜の塩ナムルのタルタル仕立て

中華の技法をわずかに感じさせる調味の巧みさ
ソースはアーモンドミルク 粒マスタード
ソースの使い方も流石と感じるもの
ワインはリースリング

 

リブフィンガーとチョリソーの春巻き

ハーブ香るトマトソース
中落ちのカルビ アバラとアバラの間の肉を細かく叩いて春巻きに。
その肉の脂分とトマトの酸味がよき融合
ワインはピノ・ノワール

 

椎茸と柚子 USビーフの塩ボロネーゼ

ビーフの持ち味を生かし、塩を効かせたボロネーゼ。
そこで柚子の風味も漂う。
ワインは、シャルドネ

 

USビーフのステーキ 濃縮玉ねぎのBBQソース

これは米澤さんの技術が冴え渡る一皿。
ソースの存在と役割をしっかり感じる。
ワインはメルロー

 

ブルベリーとチョコレートのフローズンスモア

琉球黒苺
合わせたカクテルはカカオ泡盛 あまおう ほうじ茶 与那国島の黒糖

 

 

料理とドリンクのマリアージュも深く考えることとなった貴重な催し。

 

 

「FORNI」
京都府京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284
HOTEL THE MITSUI KYOTO
075-468-3166

 

 

【NEW】
Web連載「あまから手帖online」=====
土壌を映したような素材感溢れる料理『Lega ‘』を紹介
奈良県食材とイタリア料理を結ぶレストラン『Lega’』誕生 | あまから手帖 Online (amakaratecho.jp)

YouTubeチャンネル「Round Table」=====
【新着】
森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
森 義文(part1) – YouTube

兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
兼井俊生(part1) – YouTube

堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
堀木 エリ子(part 1) – YouTube

西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
西田 稔(part 1) – YouTube

======協力:株式会社マイコンシェルジュ

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2023年01月13日

「la Luce」 THE HIRAMATSU京都 京都・室町三条・イタリア料理

THE HIRAMATSU京都はスモールラグジュワリーホテル。
その中にあるイタリア料理「la Luce」。
京町家を生かした室内。
そこで味わうイタリア料理は、京都であることを意識した仕立てになっている。
イタリア料理が持つエスプリと、京都が醸し出す和とが融合するのだ。

 

前菜の盛り合わせは和食の八寸をイメージする。

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2022年12月09日

「シンプルズ」 静岡・葵区・イタリア料理

イタリア料理と書いたが、その領域ははるかに超えている。
焼津の「サスエ前田魚店」の魚をメインとした井上シェフの世界が広がっている。
この日は「サスエ前田魚店」の前田尚毅さんと「サカエヤ」の新保由伸さんとの会食。魚、肉ジャンルの尊敬すべきバトンを渡す達人である。
同じ方向を見ている人たちとの会話は刺激的であった。

 

アミューズから

真イカのタルト 下にはタマネギのソテー
異なる甘味の共演。

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2022年12月06日

「イルフィーロ」 京都・木屋町御池下る・イタリア料理

入り口にはまるで割烹のような暖簾がかかる。

店内はカウンターと奥に個室がある。
カウンターに3人腰を落ち着ける。

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2022年12月02日

「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理

「なんか吹っ切れたように思うのです。イタリアや京都という枠を取り払ったところでの料理です」とオーナーシェフの坂本健さん。
京都でイタリア料理を作る意味などを考え抜いた坂本さん。
これまでとは異なるベクトルを持った料理人などとの交流を重ねた中で、確実に新たな世界が見えてきたように感じる。
知性と洗練、という言葉が坂本さんの料理を食べ、浮かんだ。

 

7種のハーブがか入った温かなお茶から始まる。

気温が下がり、胃袋にも優しい始まりである。

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2022年11月29日

「Lega」 奈良・葛城・イタリア料理

今年の3月にオープン。
イタリア料理店「Lega」。

地元葛城食材をふんだんに使う。
スッキリした空間が心地よい。

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2022年11月25日

「両忘」 香川・高松・イタリア料理

噂は聞いていた。
ようやく、高松のイタリア料理店「両忘」に伺った。
スッキリした店内。
テーブルは3つ。一日5名までとのこと。
シェフとマダムの二人体制。

 

小豆島の新オリーブ。

香り、噛みしめると甘味がじんわり滲んでくる。
心地の良い始まり。

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2022年11月22日

「セジール」 滋賀・南草津・イタリア料理

「セジール」は滋賀県南草津にある「サカエヤ」という精肉店に隣接する、というか同じ敷地内にあるレストラン。
「サカエヤ」で手当てを受けた牛肉が登場する。

 

まずは、その日供される予定の牛肉を見せてもらう。

右が近江牛 左が鹿児島の経産牛である。
どちらもランプという部位。

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2022年10月06日

「イル フィーロ」 京都・木屋町御池下る・イタリア料理

最近、コース料理が辛いという声を聞く。
量が多いということや好きな料理を食べたいなど理由はいくつかある。
京都木屋町御池下るにある「イル フィーロ」はイタリア割烹と呼んでもいいスタイルのイタリア料理店。

元々割烹店であったところをリノベーションした。

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2022年09月26日

「ダルーポ322」 神戸・西宮・イタリア料理

阪神西宮駅から西へ数分歩いたところにある一軒家のイタリアレストラン。
店先の庭にはオリーブの樹が育っている。
この日はイタリアからポルチーニが入ったとのこと。

 

メニュー表記通り

イサキ キャビア モヒート
イサキは小さく切られ そこにキャビアと水レモンのジュレ
ジン、ミントなどモヒートの香りが漂う。
酸味とジンなどの風味で食欲を刺激する。

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2022年09月08日

「ドンブラボー」 東京・国領・イタリア料理

いつも国領に向かって京王線に乗る。
ワクワクするのもいつも同じ。
「ドンブラボー」の平シェフが如何なる料理を出してくれるか。
予約を入れた時から料理は始まっている。

 

ムール貝

根セロリのピュレに黒胡椒
ムール貝の出汁とムール貝の身から滲み出るエキスとのマリアージュである。贅沢な感じを受けるスープだ。

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2022年07月26日

「シェフズ・テーブル その2」 京都・ザ・リッツ・カールトン京都・イタリア料理

昨年の夏、ザ・リッツ・カールトン京都のエグゼクティブ イタリアン シェフ井上勝人さんが一日6席限定の「シェフズ・テーブルbyKatsuhito Inoue」をオープンさせた。
今年の5月に伺い、随分時間は経ってしまったがその記録である。

 

昨日に引き続きその2。

 

アスパラガスは炭で火入れ

雲丹に卵とベーコン カルボナーラである。
青々しさも生きている。

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2022年07月25日

「シェフズ・テーブル その1」 京都・ザ・リッツ・カールトン京都・イタリア料理

昨年の夏、ザ・リッツ・カールトン京都のエグゼクティブ イタリアン シェフ井上勝人さんが一日6席限定の「シェフズ・テーブルbyKatsuhito Inoue」をオープンさせた。
今年の5月に伺い、随分時間は経ってしまったがその記録である。

 

まず贅沢な空間とその設え、そこに並ぶ食材に圧倒される。

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2022年07月05日

「オルテンシア」 京都・河原町丸太町・イタリア料理

縁がある4名で食事の機会を得た。
男性2名、女性2名。
店内には3組のカップルがいた。
それなりの年齢層である。
それがこの店の雰囲気を伝えている。

 

メニューを見る。
アラカルトだ。

 

生シラスのマリネ レモン風味

生シラスはねっとりとした食感でレモンの酸味がほどよく作用する。

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2022年06月15日

「イル コテキーノ」 山形・山形市・イタリア料理

店内の冷蔵庫の姿は圧巻である。
かくも多彩で大量のハム類が並んだものだと驚きと感動が一挙にやってくる。
そのボリュームにただただ見つめる瞬間がある。

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2022年06月09日

「filo」 岩手・盛岡・イタリア料理

盛岡市のイタリア料理店「filo」
こじんまりしたレストラン。
蔵を改造し、一階のカウンターはひとり客用。
二階はテーブル席という設え。
この日は二階で3名の食事であった。

 

突き出しが2種

山ウドのロースト
ホタテとプロシュートのラヴィゴットソース

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2022年05月18日

「Don Bravo(ドン ブラボー)」 東京・国領・イタリア料理

2ヶ月に一度メニューが変わる。
この4月からのメニューは平雅一シェフのおすすめだという。
これは外せない。

 

メニューが縦書きに変わっていた。

 


鯛と蛤と和出汁のスープ
鯛と蛤の香りを感じながらも、和の世界観ではない。
しかし身体に染み入る味わい深さ。

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2022年05月12日

「TACUBO」 東京・代官山・イタリア料理

最近ドルチェの店も開店させ絶好調のイタリア料理店「TACUBO」
初めての訪問。個室での食事となった。

 

サービス陣の温かでスマートな動きが見事である。

 

いきなりピントが甘いですが
オリーブは身体を覚醒させる。

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2022年04月26日

「Antica locanda MIYAMOTO」 熊本・新屋敷町・イタリア料理

「Antica locanda MIYAMOTO」は昨年の6月に移転した。
その8月に伺い、感激したレストラン。
約8ヶ月ぶりの訪問であった。

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2022年03月04日

「MAKIBI」 大阪・南森町・イタリア料理

最近薪焼きを標榜する店が増えている。
薪焼きをするには排気設備の充実が必要である。

 

ここは店名が示すように薪焼きを調理のメインに据えている。

 

前菜は

五島列島より
ヨコワの熟成カルパッチョ
柚子と魚醤のジュレで
ジュレの適度で柔らかな酸味が胃袋へメッセージを送っているようだ
熟成したヨコワのコクと出会い。

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2022年03月02日

「リストランテ ラッフィナート」 兵庫・芦屋・イタリア料理

移転した「リストランテ ラッフィナート」は一戸建て。
店の前に立つと豪奢な雰囲気に圧倒される。
入り口付近にはジェラートが置かれ、目をひく。
2階の個室に入る。
シックで豪華な感じだ。

 

まず「玉手箱」が運ばれてくる。

ドライアイスの煙が漏れる。
これには仕掛けがあるが、ここでは謎のまま。

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2022年02月24日

「寺町コロンボ」 京都・寺町夷川・イタリア料理

かつては河原町丸太町にあった「食堂コロンボ」が寺町に移転し店名も「寺町コロンボ」となり数年が経つ。
よりカジュアルなスタイル、イタリア菓子コーナーもあり、基本はランチから夕方まで。夜は予約のみでシェフが一人で切り盛りできるスタイルをとる。
新たなワークスタイルをシェフは考えたのである。

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2022年02月08日

「Duomo」 岡山・北区錦町・イタリア料理

愛媛県西条市から京都に戻る行程、岡山で途中下車。
ぶらぶら歩きながら見つけたトラットリア・ピッツエリア「Duomo」。

まずは袋入りのグリッシーニ。

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2022年02月03日

「ピッツェリア マリータ」 京都・堺町錦・ピッツェリア

先日、ピッツアが食べたくなり訪れたところ、休日もランチ時ということもあり行列ができており、諦めた経緯がある。
週末の入店時刻間近に入店。
奥のテーブル席に腰を落ち着ける。

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2021年12月24日

「スフィーダ」 大阪・扇町・イタリア料理

久しぶりの「スフィーダ」
伺う度にシェフのパワーが炸裂している。
年末の打ち合わせも兼ねての食事会。

古都香とフォアグラのエクレア仕立て

エクレアの生地をうまく使う。
古都香(奈良のブランドいちご)とフォアグラの出会い。
フォアグラにフルーツの酸味は定番的。

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2021年12月23日

「トラットリア ニコ」 大阪・南森町・イタリア料理

シチリア料理とシチリアワインを標榜するトラットリア。
カジュアルな雰囲気と心地の良いサービス、そして美味なる料理。
この夜は満席であった。
店内の盛り上がりも見事である。

 

前菜数種

蒜山牧場のリコッタチーズにフルーツトマト
安定感があり安心できる味わい。

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2021年12月13日

「ピッツェリアソローノ」京都・姉小路新町・ピッツェリア

「ピッツェリアソローノ」
ナポリピッツァの専門店である。
久しぶりにピッツァが食べたくなった。

 

京都の姉小路新町にある「ピッツェリアソローノ」に向かった。

白い外壁が特徴的で、外から大きなピザ窯が見える。
それを見るだけでもテンションが上がる。

 

最初は生ハムとルッコラのサラダ

これが圧倒的なボリューム
二人でシェアしても十分なサラダ。
嬉しくなる。
シンプルだが、ルッコラのほのかな苦味に、生ハムのコク
チーズの風味が良いバランスを保っている。
胃袋はまさに活動を始める。

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2021年11月22日

「ポンテベッキオ」大阪・北浜・イタリア料理

大阪を代表するイタリア料理「ポンテベッキオ」で東京新橋の「ラフィネス」というフランス料理の杉本敬三シェフとのコラボレーションが行われた。
杉本シェフは福知山出身。フランスでシェフを務めたのち新橋で独立。RED-U35という日本最大の料理人コンテストの第一回優勝者である。
今回は、福知山の食材を使っての山根大助さんとのコラボレーション。

 

京の肉のサーロインの生ハム カリカリトーストのタルタルフランベ風 白トリュフ風味

たっぷりの白トリュフがかかる。強烈な香りが刺激を与える。
カリカリの食感は噛む回数が増える。その都度トリュフの香りが立ち上る。
生ハムの甘みも印象的であった。

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2021年11月04日

「ホテルズ(Hotel’s)」 東京・北青山・創作イタリア料理

元気な「sio」の鳥羽周作さんが、ホテルのようにどの時間帯でも
感動を覚える料理を提供したいという思いで始まったレストラン。

よって、朝・昼・晩とそれぞれ料理のあり方が異なる。
初めてディナーで訪れた。

スタートはアボカドのスモーブロー

自家製マヨネーズにアボカド アンチョビがいいアクセント。
すっと胃袋に入り、心地の良い刺激を与えてくれる。

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投稿者 geode : 10:00

2021年10月28日

「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理

今年のミシュランで一つ星を獲得。
うれしいニュースである。

オープンして7年の際月を要したわけだ。

この日はカウンターであった。
料理人との距離が近い。

グリッシーニ

サクッとした食感が脳をリラックスさせる。

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投稿者 geode : 10:00

2021年10月22日

「シンプルズ」 静岡・葵区・イタリア料理

何年ぶりだろう。

知人たちから「最近のシンプルズいいですよ」という声をよく耳にする。
サスエ前田魚店の前田さんからも話を聞いている。
非常に期待をしていていたのである。

しかしである。昼ごはんが終了したのが午後4時。
「シンプルズ」の開始は午後7時。

いわば、万全の体制ではなかったのだ。

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2021年10月13日

「Trattoria La Pappa (トラットリア ラ パッパ)」 東京・銀座・イタリア料理

初めて訪れたトラットリアで感動。
カジュアルな一軒を教えて欲しいというリクエストに、知人が推薦してくれた。

アラカルトで食事。
小さな黒板に書かれたメニューからチョイス。
オーナーシェフの柴田拓郎さんが一人で全てをまかなう。

前菜は
南イタリア風蛸のサラダ

適度な酸味とオイル感であっという間に食べてしまう。
蛸の旨みも見事に引き出されていた。

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投稿者 geode : 10:38

2021年10月12日

「Don Bravo(ドン ブラボー)」 東京・国領・イタリア料理

国領の奇跡と呼ばれる「Don Bravo(ドン ブラボー)」
平シェフ率いるスタッフの気持ちの良さも格別。

出汁
温かいスープ 昆布と鰹にイタリア料理のブロード

香りにオリーブオイル。
シェフの想いを感じる。

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2021年09月09日

「Don Bravo(ドン ブラボー)」 東京・国領・イタリア料理

新宿から京王線に乗り国領で下車、歩いて5分足らず。

「Don Bravo(ドン ブラボー)」のメニューは2ヶ月に一度変わる。
今年に入って3回目の訪問だ。

イタリア料理の定番 生ハムとメロン

ハムの塩分がメロンと出会い、うっとり。

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2021年09月02日

「リストランテ ダ ルーポ322」 兵庫・西宮・イタリア料理

「ダ ルーポ322」に通い続けて長い歳月が流れる。

ずっとメインはあか牛を食べているような気がする。
あか牛の調理法は変わらないが、そこに到達する料理は変化がある。

スタートは
イワガキのモヒート

イワガキのミルキーな味わいにミントの風味。
暑さを吹き飛ばす。

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2021年08月31日

「Cantina Rossi(カンティーナロッシ)」 京都・出町柳・イタリア料理

現在発売中の「あまから手帖9月号」の特集はイタリア料理である。
それもオールディーズ。

その中に掲載されている「カンティーナロッシ」の子羊のカツレツを見て
無性に、その料理が食べたくなった。

住宅街にひっそり、という様子である。

まさに知人のリビングで楽しく食事をという感じだ。

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2021年08月30日

「antica locanda MIYAMOTO」その2 熊本・新屋敷・イタリア料理

あか牛は驚きと感動であった。

オーナーシェフの宮本けんしんさんの食材、厨房、店内の設えなどに対する気持ちがビシビシ伝わってくる。

まずはコンソメから始まった。

熊本の伝統「赤酒」をアレンジしたもの。

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2021年08月27日

「antica locanda MIYAMOTO」その1 熊本・新屋敷・イタリア料理

衝撃のあか牛であった。

「antica locanda MIYAMOTO」のオーナーシェフ・宮本けんしんさんが
薪の炉で焼いた牛肉のインパクトは大きかった。

鹿児島の経産牛と熊本のあか牛。
これまでのそれぞれの牛に対するイメージを変えたほどであった。

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2021年08月02日

「リストランテ ダ ルーポ322」 兵庫・西宮・イタリア料理

あか牛が食べたい、と思った時にまず思い浮かぶのが
西宮の「リストランテ ダ ルーポ322」である。

322は住所が3丁目22番というのもあるが、
あか牛を322グラムぐらい食べて欲しいという願望もあるのだと。

カウンター6席に食いしん坊が揃う。

まずシェフの森さんが
「淡路の赤雲丹が入りました。これをお出しします」と。

というわけでスタートは
カッペリーニ ケガニ 赤ウニ

爽やかだが、コクとインパクトのあるメニュー。
一気にテンションが上がる。

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2021年07月08日

「Villa AiDA(ヴィラ・アイーダ)」 和歌山・岩出・イタリア料理

休日のランチ。
大きなテーブル一つになって以来 初の訪問。

小林寛司さんご夫妻の世界観で統一された存在。
畑と厨房と客席が一体となっている。

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2021年06月30日

「Don Bravo(ドン ブラボー)」 東京・国領・イタリア料理

6月になりメニューが変わった。
平シェフ以下スタッフの元気なこと。

スタートは根セロリのスープ。

香りとコクはあるが、スッキリ。

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2021年06月24日

「IL PAPPALARDO(イル パッパラルド)」 京都・東山七条・イタリア料理

突然 ピザが食べたくなった。

急な予約であった。
18時半に伺う。

奥のピザ窯のところで北村さんが「今日から再開なんです!」と。

「全く知らなかった。ピザが食べたくなってね。呼ばれたんですね」
というような会話から始まった。

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2021年05月31日

「小松 ~CUCINA ITALIANA~」 京都・一条油小路・イタリア料理

この春 開店したばかりの「小松 ~CUCINA ITALIANA~」

店名に「小松」とついているからシェフは小松さんかと思っていたら、
「小松」はシェフ石田さんの祖母(小松姓)が70年以上住み、
そこで飲食業を営んでいたため、その「小松」を継承し
新たな歴史を築くための店名なのである。

素敵な物語だ。

町屋を改造し、一階はカウンター、二階はテーブル席とした。

カウンターはとてもコンパクトな作り。
キッチンも同様で親しみやすさがある。

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2021年05月27日

「COMMUNICO コムニコ」 奈良・東生駒・イタリア料理

奈良で「アコルドゥ」というスペイン料理店を営む川島宙シェフが
「アバロッツ」を作ったのが2015年、その時にシェフとして就任したのが堀田大樹さん。

その「アバロッツ」を引き継ぎ「コムニコ」として開業したのが2018年。
オーナーシェフとしてローカルガストノミーを標榜する。

奈良に対する思いの深い料理人である。

グリッシーニは酒粕を使う。

黒米 鴨のペースト

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2021年04月26日

「Don Bravo(ドン ブラボー)」 東京・国領・イタリア料理

先月初めて「Don Bravo」を体験し、気に入り、すぐに2回目の訪問。
偶然というか、食い意地の張った人間は自然と集まって来るものだ。

 

前回同じテーブルを囲んだ仲間が、なんと隣のテーブルにいた。
メニューが渡される。


ブルスケッタ と書いてある。

それをイメージしていると登場したのが、画像の通り。

色合いはブルスケッタ。 素材は鯖にブラータチーズときた。

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2021年04月01日

「ドン ブラボー」 東京・国領・イタリア料理

国領という駅に初めて降り立った。
縁をいただき「ドン ブラボー」というイタリアンにやってきた。。

以前から評判は耳にしていた。
ランチ時、満席状態で活気にあふれている。ほぼ女性である。

始まりは山利のしらす

山利とは和歌山で7代続くしらすの店。

ロワイヤルというか茶碗蒸し、そしてオリーブオイルとの相性のインパクトはすごい。
のっけから口福をかんじる。

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2021年03月30日

「トラットリア・ニコ」 大阪・南森町・イタリア料理

大阪南森町の交差点近くのイタリア料理店「トラットリア・ニコ」。
シチリア料理の名店である。

21033093-copy.jpg

店内の活気が素晴らしい。
みんなが楽しんで食事をしているのが伝わってくる。

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2021年03月29日

「リストランテ ダ ルーポ322」 兵庫・西宮・イタリア料理

あか牛が食べたくなると「ダルーポ322」のことが頭に浮かぶ。
それほどここのメインを飾るあか牛はインパクトがある。

オーナーシェフ・森さんの肉類に対する気持ちの入れようは半端ではない。

スタートは
ミル貝 赤貝 白インゲン豆 プンタレッレ ボッタルガ
21032901.gif

ボッタルガのコクはあるが、全体の印象はスッキリ。

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2021年03月05日

「エルビステッカーロイト」 愛媛・西条・イタリア料理

愛媛県西条市に魅力的なマルシェが誕生した。

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そのマルシェに併設したレストラン「エルビステッカーロイト」に先日足を伸ばした。
ビステッカーロ。

メインはビステッカ、つまりステーキ。
ランチを楽しんだ。

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2021年02月26日

「Ca’ del Viale(カ・デルヴィアーレ)」 京都・三条千本・イタリア料理

「カ・デルヴィアーレ」の渡辺武将さんは整理整頓の料理人である。

カウンター内の厨房の美しいこと。
それを見るだけでワクワク感が増す。

突き出しにチンタネーゼ。
21022612.gif

サイズは小さいけれど 味わいは豊か。

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2020年12月03日

「アバッキオ」 大阪・谷町6丁目・イタリア料理

5坪にも満たない小さなイタリア料理店「アバッキオ」。

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オーナーシェフの古田剛さん。
一人で淡々と料理を作る姿は割烹のような感じも受ける。
この日はカウンターに4人であった。

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2020年11月24日

「ポンテベッキオ」 大阪・北浜・イタリア料理

大阪・北浜 大阪証券取引所ビル。
その一階にあるイタリア料理の「ポンテベッキオ」。

オーナーシェフの山根大助さんと知己をえて30年以上の歳月が流れる。

早くから独自の世界を構築してきた。
その世界観をたっぷり表現する料理の数々である。

じっくりとローストしたビーツのフランボイワーズビネガーマリネ
ブリのタルタルを乗せたトースト添え
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ビーツの甘酸っぱさとモッツァレラ、生ハム。
そしてラルドをまとったブリ。

重層的な組み合わせにまずは舌が反応する。

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2020年10月27日

「Pizzeria Cinq(ピッツェリアサンク)」 大阪・西天満・ピッツェリア

ラジオ番組の収録後、最近はイタリア料理店で食事をすることが多い。
相棒の西林初秋さんと、その日の収録や次回のテーマなどについて話しながら食べるのである。

この日は西天満で初めて訪れるピッツェリア。
「Pizzeria Cinq(ピッツェリアサンク)」。

すっきりとした店先に期待が膨らむ。
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2020年10月22日

「熙怡」 京都・室町仏光寺・イタリア料理

「熙怡」と書いて「きい」と読む。
喜ぶとか囲むという意味があるそうだ。

昨年の春、中書島で人気であった「センプリチェ」が四条烏丸に移転し、店名も変えたのである。
チャンスを逸したまま時が過ぎ、ようやく訪れることができた。

オーナーシェフの西山哲平さんの表情は輝いている。
新たなステージで、やりたいことがやることができる環境が整ったという感じである。

メニューは素材が書いてあるだけ。
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それを見ながら想像を膨らます。

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2020年10月16日

「トラットリア・ニコ」 大阪・南森町・イタリア料理

イタリア好きの友人とかつて同行したことがあるトラットリア。
以前は「トラットリア・シェル」という店名であった。

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シチリア料理を標榜する。

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2020年10月14日

「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理

岡崎の地でレストランを開いて6年だという。
すっかり定着し、安定感があるので10年ぐらい経っているのかと思っていた。

イタリア料理店というより
京都でイタリア料理をベースに新たな料理を食べているという感覚が強い。

まず最初に8種類のハーブが入った液体を飲む。
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レモングラス、オレンジピール、ローズヒップ、マリーゴールド
ルイボス、ハイビスカス、ペパーミント、エキナセアである。

ビタミン補給や免疫力アップ、胃袋の活性化などに効果があるとの説明。
気分はスッキリである。

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2020年09月24日

「イル・ジョット」  東京・駒沢大学・イタリア料理

滋賀県南草津に「サカエヤ」という精肉店がある。
ここの牛肉を多くの料理人が使いたがる。

オーナーの新保さんが「手当て」する肉が、すこぶる素敵なのだ。

「うちの肉を最もうまく食べさせるのは『イル・ジョット』です」と
新保さんが話すのを耳にすると出かけなくてはならない。

店内の熟成庫を見る。
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意気込みを感じる。

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2020年09月14日

「MAKIBI」 大阪・西天満・イタリア料理

窯料理というジャンルがもっと広まってもいいと思っている。
窯が持つ可能性を追求すると、まだまだ新たな火入れの方法が生まれると思う。

南森町で仕事が終わり「MAKIBI」に向かった。
電話を入れ、予約をした時点から何を食べようかが始まる。

ピザは外せない、と思いながらカウンターに座る。

マルゲリータは最初から決めていた。
もう一枚 ピザを頼む。

本日のおすすめに気になる文字があった。
「アナゴ」である。
これをいかに調理するのか興味が湧いてくる。
もう一枚は「アナゴ」で決まり。

その前に野菜を食べる。
窯焼き野菜のバーニャカウダ。
野菜はズッキーニ、レンコン、トマト、紅芯大根
パプリカ、ムラサキ人参、オクラ、ヤングコーン
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彩りからも想像がつくように野菜の元気な声が聞こえてくる。

身体に瑞々しさと力強さが行き渡るような料理である。
窯の中で、野菜がどのような状態かを見極める技があっての結果だ。

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2020年09月02日

「マガーリ」 北海道・札幌・イタリア料理

厨房を臨むカウンター6席。
初めての訪問。

知人の料理人に紹介してもらった。

小さな器に入ってやってきた。
ジュンサイ、トマト、うに、長芋、キュウリなど夏を告げる素材が満載。
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清涼感が身体の中を駆け巡るような感覚を覚える。
一皿目のインパクトは重要だ。

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2020年09月01日

「ヴェーナ」 京都・夷川室町・イタリア料理

シェフの早川さんとソムリエ・サービスの池本さんのコンビネーションが素晴らしい。

カウンターという空間の心地の良さは格別である。
椅子は種々あり。

バックカウンターの広さもあり、北欧テイストのアンティークな家具もいいのだ。
そこで繰り広げられる世界を満喫する。

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2020年07月27日

「SPELLO(スペッロ)」 大阪・堺筋本町・イタリア料理

「コッコーヴァン」を食べましょう。
という誘いを友人から受けた。

8名のテーブル 女性は一人。
テーブルの引き出しにカトラリーが入っている。
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そこにはメニューもあり。

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2020年07月08日

「Mia paese( ミア・パエーゼ)」 島根・浜田市・イタリア料理

この日は東京からの移動であった。
羽田から萩・石見空港、タクシーで益田駅、そこからJRで浜田駅へ。

浜田駅からタクシーで15分程度で「Mia paese」に到着する。

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こんな場所にと思うところにポツンとリストランテがある。
古民家を改造したという。

テーブルは6人がけ、一日昼夜1組限定である。
室内の雰囲気もじつに心地が良い。
オーナーシェフは竹中厚志さん。一人で調理からサービスまで行う。

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2020年07月02日

「ヴェーナ」 京都・夷川室町・イタリア料理

少し前の記録。

「ヴェーナ」という京都のイタリア料理。
京都を意識しながらも、独自の世界観を作り上げる。
カウンターとバックカウンターの空間が作り出す世界も麗しい。

グリッシーニ。
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好きなだけと言われるが、2本に押さえる。

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2020年04月01日

「リストランテ ナカモト」 京都・木津川・イタリア料理

圧倒的な情熱とスキルは多くの食いしん坊を呼ぶ。
最近、地方の料理人がとても魅力的だ。

先月も北陸をぐるりとまわり、かなり刺激的な料理人に出会った。
料理人を目指した旅は、十分成立する時代になったと実感している。

京都府木津川市は奈良県に近いロケーション。
京都市内からでも小一時間程度かかる。
地方という感じではないが、市内からすると微妙な距離感がある。

しかし考えれば京都からこのぐらいの距離だと「比良山荘」があり「美山荘」があり、
もう少し車を走らせれば「徳山鮓」もあるし、大阪だと和歌山の「ヴィラ・アイーダ」がある。

みんなその飲食店を目指して出かけてゆく。
それはなぜか。その料理人の個性が明確に打ち出されているからであろう。
その料理人の世界を楽しみに行くのだ。

「リストランテ ナカモト」の仲本章宏シェフは「誰が何を作るのか」が問われる時代だと話す。

メニューからして楽しい。
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2020年03月03日

「ローザネーラ」 大阪・本町・イタリア料理

「週に一回ぐらいは淡路島にゆき、由良で魚を釣ってきます」と
「ローザネーラ」のシェフ有藤寛海さん。

男性が12名揃う。6名ずつのテーブルであった。
話題はいつも多岐にわたる。

まず2種のグリッシーニ。
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一皿目で前に座ったフレンチのシェフが眼を輝かせながら
「これはせめていますね。塩がすごいです」と。

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2020年02月28日

「ラ・ルッチョラ」 大阪・福島・イタリア料理

大阪・福島の人気店「ラ・ルッチョラ」が移転してしばらく経つ。
建築デザインは木島徹さん。人気の建築家である。

外観はシンプルそのもの。
中に入るとキッチンの道具がなければ和食の佇まい。
木島さんのテイストが随所に光る。

その中でシェフ鈴木浩治さんは、料理を作る、喋る、スタッフに指示をだす。
流れに全く無駄はなく、あたかも自然体のように見えるのがすごい。

前菜は、ブルスケッタ。
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マスカルポーネにキャビア。キャビアの塩分とコクで料理への誘い。

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2020年02月06日

「ヴィルゴラ」 大阪・本町・イタリア料理

骨太な料理を作る料理人・星山英治さん。
男性ばかり12名の集まり。

料理は緻密な計算だと思う。
ベースがあってこそ作り手の感性が生きるはずだ。
そんなことを思いながらシェフの料理を食べていた。

タラの身とゼラチン、ジャガイモのフリット
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ほっこりする温度帯が嬉しい。

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投稿者 geode : 01:52

2020年01月31日

「オルトレヴィーノ」 神奈川・鎌倉・イタリア料理

じつに居心地の良いレストランである。

ドアを開け、店内に入った瞬間から
どこか懐かしい、温かい空気に包まれたような感覚を味わう。

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2019年12月27日

「ヴェーナ」 京都・夷川室町・イタリア料理

今月3周年を迎えた「Vena ヴェーナ」。
ゆったりとしたカウンターの心地の良さは格別である。

キノコのスープに雲子のフリット。
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黒トリュフがけ。温かなスープから始まる。
なんとも蠱惑的なメニューなことか。

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2019年10月11日

「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理

「チェンチ」というイタリア料理店がある。

オーナーシェフの坂本健さんは、料理を作るだけでなく、
食に関するさまざまな世界に関することを常に考え、挑戦を続ける料理人だ。

この日は、現在牛肉業界で話題の「サカエヤ?チェンチ with うえと」という試みであった。
メニューは全て「サカエヤ」の牛肉・豚肉を使う。

愛農ポーク 腕ミンチ 腿ミンチ 肩ロース
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手前から 肩ロースを65度で10時間火入れしたハムにチーズ。
次がミンチカツ、マヨネーズがいい仕事。
イカスミを加えたソーセージ。イカの食感が生きる。

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2019年09月24日

「Ristorante Due」 神戸・中山手・イタリア料理

神戸中山手通りに面して建つ ラ・ドルレイ神戸三宮ビルは
この「Ristorante Due」を始め、焼鳥の「かさ原」、中華の「エヴォーブ」など神戸の名店が入っている。

久しぶりの「Ristorante Due」である。
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シェフの木下憲幸さんは研究熱心な料理人。

ガストロバックという減圧調理器を始め色々な調理器具を使いこなし、
また昆布など日本の食材も敏感に使い、新たなイタリアンのあり方を提案する。

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2019年09月13日

「トラモント」 京都・寺町二条・イタリア料理

ここで食事をすると温かな気持ちになる。
いつも訪れるというわけではないが、訪れる度にそう感じる。

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かつて神戸の元町に「コットン」というコーヒー店があった。
マスターとマダムの二人で実に柔らかな空気が流れていた。
その店のことを思い出すのであった。

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2019年09月11日

「リストランテ ダ ルーポ322」 兵庫・西宮・イタリア料理

阿蘇あか牛 ビステッカ
この日のメイン食材である。

肉を食べているという感覚を味わう。
炭火でじっくり焼き上げる。

前菜はイワガキ、赤ウニ、トマト、コブミカン。
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イワガキのほろ苦さとウニの甘さにトマトの酸味。
ここにコブミカン(バイマックル)の香りがプラス。
刺激的でどこかエキゾチックな雰囲気も漂う。

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2019年08月27日

「オルトレヴィーノ」 神奈川・鎌倉・イタリア料理

ドアを開け中に入った瞬間から「あっ、ここは間違いない」と感じてしまう。
まるでイタリアのどこかの田舎町のトラットリアに入ったような気分になる。

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全てのテーブルや椅子、調度品などがアンティークである。
それらの配置、使われた雰囲気などがそういった様子を感じさせる。
席についた途端にホッとした感覚を覚えるのであった。

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2019年07月30日

「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理

「経産牛よ、お前は幸せだ!」と呟きたくなるぐらいに牛肉料理が素晴らしかった。

北海道で生まれた赤牛の経産牛が、南草津の「サカエヤ」で手当をしてもらい
「チェンチ」の坂本シェフに調理されたのだ。

部位はロースというが脂分は少なく、すっとナイフが入り、噛んで行くと味わいがぐっと増してくる。
「サカエヤ」の手当と坂本シェフの技がピタリときたのであった。

京都で料理をすることの意味合いを深く考える。
それは京都の食材を積極的に使うことだけではない。

京都にいながら、また世界各地を旅し、それぞれの地域で得た知識や経験を生かして
京都というフィルターで料理を考えることだと思う。

7月のメニュー。
最初は、グリッシーニ。
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2019年07月18日

「カプリカプリ」 札幌・南1条・イタリア料理

札幌在住・食いしん坊の達人に教えてもらったイタリアン。
札幌でイタリアンを食べるのは初めてかもしれない。

この地のレストランは入り口の扉が二重になっているところが多い。
寒さ対策の一助なのだろうと、同行のカメラマンと話していた。

ランチメニューを見る。
食いしん坊の達人が勧めてくれた訳がわかるような料理が並んでいる。
決して派手ではないが、確実に胃袋を満足させてくれると予感した。

前菜の盛り合わせだ。
タラモサラダ、ズッキーニのフリット、スナップエンドウ、
ガスパチョ、イワシはフリットののちマリネ。
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ともすればごくごく一般的な味わいになりがちだが、一品ずつ味の組み立てがしっかりしている。

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2019年07月03日

「MAKIBI」 大阪・西天満・イタリア料理

西天満にあるイタリア料理店「MAKIBI」。
前からずっと気になっていた一軒。

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仲間と二人で午後8時過ぎに訪れた。
カウンターに座る。
ここは河野強さん、浩さんの兄弟が営む店。
兄の強さんは調理、弟の浩さんは主にピザを担当。

メニューを開く。
前菜、魚介、肉類、ピザなどがバランスよく並んでいる。

今日のおすすめもありだ。
そこから前菜の初ガツオの薪火炙りカルパッチョ
柚子と漁醤のジュレソース、を選ぶ。
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強さんが凍ったままのレモンを削る。

「身も皮も一緒に削ることで風味が出てきます」

レモンを絞るより全体に混ざってゆくのだ。
レモンの酸味を感じながらカツオを食べる。

カツオは香りが噛むたびに強くなってゆく。
野菜のシャキシャキ感も嬉しい。
インパクトを覚える一皿。

次はピザ。
基本のマルゲリータ。
トマトソースとモッツァレラチーズとバジルのピザだ。
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この日は水牛のモッツァレラチーズ・ブッファラを使ったタイプとした。
シンプルだが、店のピザのレベルがわかる。生地が見事だ。

トマト、チーズ、バジルは黄金の組み合わせ。
最後にグッとくる生地の味わいが見事であった。リピートしたくなるピザ。

もう一枚ということで
クワトロフォルマッジSP(スペシャル)を頼む。
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ゴルゴンゾーラ、タレジョ、マスカルポーネ、モッツァレアラという4種類のチーズに
くるみ、黒胡椒、ミント、蜂蜜漬けのブルーベリーがプラスされている。

チーズの味わいにくるみの食感、黒胡椒の香り、ミントの爽やかさ、
ブルベリーの甘味が加わり独自の味わいを作る。チーズと蜂蜜の相性は素敵だ。
これもクセになりそうな一枚。

締めは熊本・阿蘇あか牛シンタマ薪焼き。
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これぞ赤身肉の醍醐味だ。
カラスミ塩は牛のうまみを引き出す。

鰹節と昆布、アンチョビの味を含んだバターはスモークされている。
赤身につけ、口に含むと薫香とうまみを感じる。興味ふかいアプローチである。
食べ応えのある一皿。

カジュアルに色々な使い方ができるありがたい一軒である。

「MAKIBI」
大阪市北区西天満3-1-27 メビウス西天満ビル1F
06-6585-0766

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2019年06月13日

「スフィーダ」 大阪・扇町・イタリア料理

ランチで訪れた。
平日のランチ、ほぼ満席状態で店内はいい空気感が流れている。

スタートが素敵であった。
塩ミルクのジェラートにはトマトウォーター。
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バジルオイルが適度に入る。
トマトウォーターの酸味と甘味、そしてジェラートがインパクトあり。
甘さと塩味のバランスが秀逸だ。

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2019年05月27日

「リストランテ野呂」 京都・二条・イタリア料理

「青森の長谷川自然牧場の豚肉100パーセントの豚ミンチカツご用意します」という
「リストランテ野呂」の野呂和美シェフからのメッセージあり。

これは黙って見逃す手はない。
豚肉好き、カツレツ好きには心が揺れるお誘いである。

カウンターの上に張りがあり、艶やかな賀茂茄子が並んでいる。
綾部の河北農園の賀茂茄子だ。
「賀茂茄子も食べたい」と告げる。

まずは人参サラダとやや甘いジャガイモのポテトサラダ。
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2019年04月02日

「オステリア コナチネッタ」 京都・聖護院・イタリア料理

じつに柔らかな空気が流れているオステリアである。
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ここはプーリア料理を提供する。久しぶりの訪問。

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2019年02月14日

「ミオオルト」 名古屋・那古野・イタリア料理

名古屋の知人からオススメされ訪れた。
蔵を改造した素敵なレストラン。
カウンターに座りシェフを見ると、知っている顔!確信した。

「以前 岐阜にいました」とシェフが口を開く。
そうだ。あの「開化亭」という中華料理店の並びにあったイタリアンだ。
一気にシェフとの距離感が縮まる。

会話を交わしながら食事が始まる。
新玉ねぎのスープ。ワカメとハマグリが入る。
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ハマグリの出汁は強い。パスタが浮き実だ。

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2019年02月06日

「ヴェーナ」 京都・夷川室町・イタリア料理

一階カウンター10席に仲間がずらりと並ぶ。
カウンターがひろびろとしているので、ゆったりとした感じが漂う。

「ヴェーナ」はシェフの早川大樹さん(元「イルギオットーネ」)と
サービスの池本洋司さん(元「ボッカ デル ヴィーノ」)二人の店である。

早川さんの緻密な料理と
池本さんのユーモラスでホスピタリーのあるサービスのコンビネーションが素晴らしい。

スタートはいつもグリッシーニから。
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好きなだけお取りください、と。

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2019年02月01日

「トラットリア アルソード」 大阪・土佐堀・イタリア料理

土佐堀通りに近い古い建物。
それが「トラットリア アルソード」。

何名かの友人から聞いていたトラットリア。
店内はどこかイタリアの地方の店を思わせるような感じである。

食いしん坊の友人が勧めてくれたメニューとこの日同席する仲間が好む料理がほぼ被っていた。

まずは
エミリアロマーニャ名物 ニョッコフリットと生ハム盛り。
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ニョッコフリットは薄い揚げパンのこと。それに生ハムを乗せて食べる。
ニョッコフリットの温度で生ハムがしなりとなるのがポイント。

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2019年01月21日

「MATSU」 岡山・北区天神・イタリア料理

昨年末、吉田牧場の吉田全作さんと食事の機会を得た。
岡山のイタリア料理店「MATSU」である。

カウンターに座る。
シェフの吉松直人さんは京都の「イルギオットーネ」「ヨネムラ」で修業し、
岡山の「レオーニ」でも働いていた料理人。
それぞれの店でお会いしたことがある。
なんだか懐かしい。
初めての店でも隣に知り合い、ましてシェフと面識があるととてもリラックスした雰囲気を感じる。

スターターはホタテのソテー。
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温度卵とブロッコリーのソースである。
視覚に入る色彩の美しさに味の組み合わせ。
最初から食べ手の気持ちをがっつり掴む。

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2018年11月15日

「Bini」 京都・東洞院丸太町下ル・イタリア料理

ずっと気になっていたイタリアン。
以前は銀閣寺の近くにあり、御所南に移転した。
京都の町家をうまくリノベーションしたスタイル。
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間口は狭く、奥行きは広いという典型的な形状である。

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2018年11月01日

「osteria YU・RU・RI」 奈良・東向南町・イタリア料理

奈良フードフェスティバルも今年で10年を迎えた。

「奈良にうまいもんなし」と志賀直哉さんは記されたが、その印象はかなり薄まり、
いやかなりうまい店があるというイメージが醸成できたように感じる。

そのフードフェスティバルを運営するメンバーと委員会の後、ランチとなった。
「osteria YU・RU・RI」である。奈良駅から近い東向南町の商店街の中。
店内の2階を貸切状態である。

カツオのカルパッチョ 野菜のマリネ
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うえにはオリーブオイルのパウダー。
これはマルトセックという油脂をパウダー状にした製品。
この季節のカツオは味が濃い。野菜の味わいとのマッチングもよし。

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2018年06月27日

「エルバ ダ ナカヒガシ/erba da nakahigashi」 東京・西麻布・イタリアン

ご自身のお子さん3人が全て料理人という「草喰なかひがし」さん。
次男の中東俊文さんは、東京で「エルバ ダ ナカヒガシ/erba da nakahigashi」
というイタリアンのシェフである。
西麻布の交差点から近い。

「イタリア料理のあり方、地産地消。それが東京の食材を使った料理を作ることができるようになりました」と。
カウンターと個室があり。
今回はカウンターで中東さんが調理される姿を眺めながらの食事であった。

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2018年06月01日

「ペレグリーノ」 東京・恵比寿・イタリア料理

幸運にも恵比寿の「ペレグリーノ」に向かうことができた。
昨年初めて伺い、感動を覚えた一軒である。

小さな空間、わずか6席の世界。それも二人がけのシートというか席が3つ。
まさに厨房を眺めながらの食事である。

唯一無二という言葉が似合う飲食店である。
4月に伺った時のメニューである。

パルマ伝統料理
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を身ごと丸ごと一羽煮出したブロード
パルマ伝統の小さなラヴィオリ カペレッティとともに
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2018年04月06日

「ラ・カレッタ」 大阪・福島・イタリア料理

初めて訪れたイタリア料理店「ラ・カレッタ」。
福島駅から少し歩く。住宅街の中にふっと現れる。

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カウンターと奥にテーブルあり。
カウンターに座る。男性二人である。
メニューを見ながら料理を頼む。

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投稿者 geode : 01:33

2018年03月19日

「COMMUNICO コムニコ」 奈良・東生駒・イタリア料理

オープン間もない奈良・東生駒のイタリア料理「COMMUNICO コムニコ」に足を運んだ。
以前は「アバロッツ」というレストランで、そのシェフを勤めていたが、この度独立となった。
奈良というエリアを中心に近隣の生産物を使うことを旨とする。

始まりは
黒米のクレープに鴨のレバームース
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投稿者 geode : 01:17

2018年03月05日

「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理

ここ「チェンチ」で食べるたびに、料理のジャンルとは一体なんなのだろうと考えてしまう。
イタリア料理という看板は掲げているが、かなり和食・それも京都で料理を作ることの大切さというか、京都の空気を感じる。

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坂本健シェフの出身「イル・ギオットーネ」の笹島保弘シェフが「京都イタリアン」というジャンルを確立したことに、影響があるのかもしれない。
だが、笹島さんとのアプローチは相当異なる。
京都の素材を使うことから始まり、「何故、京都なのか」「京野菜の特質はどういったものか」などの疑問を持ち、そこれら発想することが大切だと考える。

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投稿者 geode : 01:16

2018年02月01日

「ヴェーナ」 京都・夷川室町・イタリア料理

サーヴィスの池本洋司さん(元「BOCCA del VINO」)と、料理は早川大樹さん(元「イル ギオットーネ」)の二人三脚で「ヴェーナ」を開き、一年が過ぎた。
広々としたカウンター、北欧の色合いを感じる家具類が美しい。

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この広さと心地の良さは特筆事項だ。

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投稿者 geode : 01:02

2018年01月29日

「ラ ルッチョラ」 大阪・福島・イタリア料理

「ラ ルッチョラ」の鈴木浩治シェフは人気者である。
午後8時頃、カウンター2席で知人と食事をした。
この日は、知り合いが多く集まったようだ。
リラックスして食べることができるので、つい仲間に紹介する人たちが多いのだ。
スタッフは全員で4名。ソムリエが一人、女性のサービスが一人、厨房にシェフともう一人。
調理は、ほぼシェフが一人で担当する。

黒板にメニューが書いてあるが、だいたいシェフとの会話で料理が決まってゆく。
そこはまるで割烹のような感じだ。
この日も「ちょこちょこ出さしてもらいます。メインは何がいいですか」ということになり、近江牛のカツレツを頼み、あとはお任せ。

アミューズはマスカルポーネチーズにキャビア。
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キャビアの塩分とコクが仕掛けてくる。

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投稿者 geode : 01:36

2018年01月22日

「リストランテ ドゥエフィオーリ」 大阪・西天満・イタリアン

西天満のビルとビルの間の細い通路を通って入る。
初回の方は、ほぼ迷い、店に電話がかかる。
「リストランテ ドゥエフィオーリ」の土谷哲平シェフは「ポンテベッキオ」で18年間仕事をした料理人。

日本が生み出した「うま味」をどう料理の中で表現するかを考えるシェフだ。
「ポンテベッキオ」で学んだことに、自らの経験と知識、発想を加味することで独自の世界を生み出した。

メニュー名は、一つひとつ長いのも特徴。
そこにはシェフの想いが込められている。

オリーブの茶葉で燻した鳥取県産「淀江がいなサワラ」(画像なしです)

カブ キャビア アマランサス グラパラリーフ 柚子。
サワラの味わいとともに種々の食感が一口ずつの楽しみを生ずる。

雉と鳥節のタルトラ トラフグ 白子 黒トリュフ
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タルトラとは日本で言えば茶碗蒸し、フランスではフランのような料理。
ピエモンテの郷土料理で卵黄と生クリーム、ハーブなどを器に入れ蒸しあげたもの。
ここでは雉と鳥節がベース。
白子のねっとり感。トリュフの香りなどが生きる。
温かな料理で気持ちも身体も温まる。

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投稿者 geode : 01:04

2018年01月16日

「ラチェルバ」 大阪・北新地・イタリア料理

藤田シェフの料理は突如として食べたくなる。
久しぶりだ。

大阪のイタリアンでも独自の道を歩み続ける。
それが魅力でもあり、ふとした瞬間に思い出す。
脳裏のどこかに刻み込まれる料理なのだろう。
メニューを渡される。
そこには素材の名前だけが記される。

鯖ともろみ。
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カカオのチュイルに鯖のリエット。
イタリアのカンノーリというスイーツのスタイルだが、鯖を強烈に感じる。

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投稿者 geode : 01:04

2017年12月12日

「ヴィラ・アイーダ」 和歌山・岩出・イタリア料理

冬の訪れ
「呼吸」
私たちは季節の移ろいを身に受ける幸せの中で暮らし、旬の素材は自然と身体が求めるようになっていて、丁寧な食事は身体を健康にします。
「風土と共に生きるということ」
自家農園の野菜を中心に近隣の魚介、家禽を合わせ
日本の伝統を大切にしながらも、旅をして得た経験や味覚を取り入れ
自然で食べて健康になる料理をご用意しました。

師走の初旬、訪れた「ヴィラ・アイーダ」のメニューに記された小林シェフの言葉である。
自家農園の野菜ということが大きな意味を持つ。
野菜は、発芽したところから枯れて朽ちるまでの状態、あらゆる段階で素材を知ることができる。
これは料理人にとってかけがえのない体験である。そこから発想が広がる。
この地でしかできない料理が生まれる。
それを味わうことの楽しさと大切さをひしひしと感じる一軒なのだ。

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投稿者 geode : 01:13

2017年11月24日

「ヴィティーニョ」 京都・祇園・イタリア料理

今年オープン「ヴィティーニョ」。

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花見小路四条を北へ、白川を超えた東側のビルの一階。
カウンターとテーブル席。リストランテの雰囲気だ。

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投稿者 geode : 01:34

2017年11月21日

「リストランテ ドゥエ フィオーリ」 大阪・西天満・イタリア料理

毎月第一日曜日の夜、男性10名余が集まり、食事をしながらいろいろな話題で語らう。
これが十年以上続いている。

11月は、大阪・西天満のイタリア料理「リストランテ ドゥエ フィオーリ」である。
ポンテ・ベッキオに18年勤めた土谷哲平シェフが独立して二年ほどが経過する。
この18年という修業期間はまだ、最長である。
西天満のビルだが、じつに入り口はわかりにくい。
それも特徴の一つといえる。

この日のメニューは
天然ホタテ貝の炭火レア焼き 紅しぐれ大根
ほうれん草のクレマ ピーテンドリル 菜の花
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これはホタテ貝の火入れ程度によって印象は大きく異る。
中の甘味がにじみ出てくる塩梅が見事であった。

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投稿者 geode : 01:51

2017年11月09日

「文世食堂」 大阪・土佐堀・イタリア料理

「Tボーンステーキがいいんです」と伺ったイタリア料理店「文世食堂」。
友人が予約をしてくれていたので、テーブルに付くなり「今日は945グラムのを用意しています」とのこと。

おつまみにオリーブがでる。
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塩分のきいた付けあわせもいい感じだ。

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投稿者 geode : 01:20

2017年09月11日

「イル ギオットーネ」京都・東山・イタリア料理

なんと笹島弘保さんの「イル ギオットーネ」が開店して15年が過ぎる。
はやいものだ。
それを記念して9月1日から11日まで、トラットリアメニューを一旦復活させていた。
スタイルは前菜の盛り合わせとコーヒーが2500円。
あとはアラカルトで注文するという内容。そんなカジュアルなスタイルのせいか、客席はもちろん満席でとても明るい話し声がこだまする。

5種類のパンがでる。バリエーションがあるのがうれしい。
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投稿者 geode : 01:07

2017年08月29日

「センプリチェ」 京都・中書島・イタリア料理

イタリア料理と書いたが、いまや「センプリチェ」の西山哲平さんの料理となっている。
カウンターに腰を降ろし、引き出しを開けるとナイフ・フォーク・スプーンなどのカトラリーが並ぶが、ほとんど料理を箸で食べることができる。

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メニューには素材の名前が並ぶ。
おもてなし
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赤いジュース 香草や野菜、ルバーブ、桃、トマト、赤紫蘇である。
すっきりとして柔らかな刺激をうける。

蛸焼き
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明石焼きを思わせる。イカスミに蛸の出汁。まさに蛸焼きだ。

前菜
サラダ ライムとミントのソルベ
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トマトと無花果のクリーム。
季節の野菜にこれらが乗る。温度帯と香り、食感の饗宴。
この「センプリチェ」を象徴する一品。

パスタ1
トウモロコシを詰めたラビオリ
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焼き干し鮎 焼きもずく サマートリュフ
モッツァレラチーズ。
トウモロコシの甘味が炸裂。付け合せの多彩なこと。


ウナギ 生パプリカ 焼き冬瓜
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ウナギのカリッとした歯ごたえと身のコクには感動を覚える。
冬瓜の味わいもいいアクセント。

パスタ2
タリオリーニ
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岩牡蠣 焼きトマト 茗荷 青柚子の香り
岩牡蠣の濃厚な味わいをしっかり受け止める力がある。

パスタ3
冷製パスタ スープ仕立て
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鮑とオクラ カボス果肉。
これは衝撃の一皿。スープ仕立ての新バージョンだ。


但馬牛 焼き胡瓜 発酵万願寺ソース
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西山さんは考えた、熟成ランプ肉をいかに食べさせるのか。
野菜のパワーが見事な結果を呼び込んだ。


鱧で包んだ西瓜の焼きリゾット
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焼き茄子出汁。
この発想に驚く。

デザートは
ミルクレモンジェラート 無花果コンポート
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パッションフルーツとフロマージュ

エスプレッソにいつものミニャルディーズ。
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確実に独自の世界を作り上げた感じだ。

「センプリチェ」
京都市伏見区表町582-1
075-605-4166

投稿者 geode : 01:23

2017年07月24日

「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理

男性6名で定期的に集まる「男会」。
建築家がいれば噺家、製造業など多彩である。
今回は京都・岡崎の「チェンチ」となった。
個室である。好きな話題に興じることとなった。

「チェンチ」の坂本健シェフは、イタリア料理を作っているが本人は京都の料理を作っているという意識のほうが強い。というには和から影響を受けた「うま味」を重視し、その生かし方も秀逸である。

また町家を改造したものだが、二階にはいまだ大家さんが住んでいるので天井を触ることができない。
空間の広がりがほしいので、なんと地下を掘ったというわけ。
そこから生まれた空間の心地よさも大きな魅力になっている。

スタートはお決まりのペルシュウ。
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岐阜県「ボンダボン」というハム工房の逸品である。
生ハムの味わいを知るには貴重。

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投稿者 geode : 01:15

2017年07月14日

「リストランテ野呂」 京都・二条・イタリア料理

6月13日、およそ1ヶ月前にオープした「リストランテ野呂」。
シェフの野呂和美さんは「ホテルグランヴィア京都」や「洋食おがた」で仕事を重ねたのちの独立。
二条駅近くである。
1階がカウンター、2階が個室という造りになっている。

基本のメニューはアラカルトからのチョイス。
店からの先付けは、人参のスライスサラダ。
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軽い酸味と甘味のバランスで食欲が活発になる。

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投稿者 geode : 01:46

2017年04月27日

「ラチェルバ」 大阪・北新地・イタリア料理

以前は西天満で「タヴェルナ デッレ トレ ルマーケ」として営業していたが北新地に移転し「ラチェルバ」と店名も変え、新たなスタートを切った。
オーナーシェフの藤田政明さんは地方料理を基本に新たな風を送り込んだ料理を作る。じつは移転後始めての訪問である。

最初の料理は
ストゥッツィキーノ
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桜海老、碓井豌豆 飯蛸 鰆。
ストゥッツィキーノとはおつまみという意味合い。
桜海老のチップは米のピューレに青海苔。
碓井豌豆のスポンジはサワークリームに菜の花。
飯蛸とうるい、キャビア。
「トレ ルマーケ」時代とは様相のことなるメニューに一瞬驚きを覚えるが楽しい。

葉緑素という料理。
針烏賊 サルサヴェルデ。
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針烏賊と鯛のタルタルの上にイタリアンパセリやアンチョビのソース。
この緑のグラデーションの美しさに魅せられた。

しっかり焼かれたパン。
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換骨という料理。
アスパラガス 粒貝。
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ホワイトアスパラガスと鶏節をつかったソース。
粒貝はかなり大きめで噛む食感を楽しむ。

竹炭を使ったチップ。
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カラブリア。
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モルツェッドゥはカラブリア地方の料理で牛や豚の内蔵をトマトや唐辛子で煮込んだ料理。この刺激的な辛味と内蔵の味わいが見事な調和。「ルマーケ」時代からのスペッシャリテである。

ロンバルディア
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鰻 行者大蒜 蕎麦米。
ソースは鰻と鴨とネギ。蕎麦米はピューレ。白バルサミコ酢の香りもアクセントである。鰻のややねっとりした歯ごたえと味わいがクセになる。

トスカーナ。
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毛蟹 ピーチ。
毛蟹とふきのとうのつかったソースで食べるパスタ。
うま味の凝縮である。

グリューステル
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仔羊。
火入れの美しさにレモン、大蒜、オレガノなどで香りと味をつけたパン粉、花山椒などが付け合せ。種々の香りなどが舞い、インパクトのある一皿となった。


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デコポン ホワイトチョコ ババ。
デザートも多彩である。

小菓子
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カカオのスポンジはマスカルポーネチーズ
レンズ豆をつかった珈琲風味。

非常に満足度の高い料理であった。

「ラチェルバ」
大阪市北区堂島浜1-2-1 新ダイビル 2F
06-6136-8089

投稿者 geode : 01:44

2017年04月27日

「ラチェルバ」 大阪・北新地・イタリア料理

以前は西天満で「タヴェルナ デッレ トレ ルマーケ」として営業していたが北新地に移転し「ラチェルバ」と店名も変え、新たなスタートを切った。
オーナーシェフの藤田政明さんは地方料理を基本に新たな風を送り込んだ料理を作る。
じつは移転後始めての訪問である。

最初の料理は
ストゥッツィキーノ
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桜海老、碓井豌豆 飯蛸 鰆。
ストゥッツィキーノとはおつまみという意味合い。
桜海老のチップは米のピューレに青海苔。
碓井豌豆のスポンジはサワークリームに菜の花。
飯蛸とうるい、キャビア。
「トレ ルマーケ」時代とは様相のことなるメニューに一瞬驚きを覚えるが楽しい。

葉緑素という料理。
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針烏賊 サルサヴェルデ。
針烏賊と鯛のタルタルの上にイタリアンパセリやアンチョビのソース。
この緑のグラデーションの美しさに魅せられた。

しっかり焼かれたパン。
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換骨という料理。
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アスパラガス 粒貝。
ホワイトアスパラガスと鶏節をつかったソース。
粒貝はかなり大きめで噛む食感を楽しむ。

竹炭を使ったチップ。
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カラブリア。
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モルツェッドゥはカラブリア地方の料理で牛や豚の内蔵をトマトや唐辛子で煮込んだ料理。この刺激的な辛味と内蔵の味わいが見事な調和。「ルマーケ」時代からのスペッシャリテである。

ロンバルディア
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鰻 行者大蒜 蕎麦米。
ソースは鰻と鴨とネギ。蕎麦米はピューレ。白バルサミコ酢の香りもアクセントである。鰻のややねっとりした歯ごたえと味わいがクセになる。

トスカーナ。
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毛蟹 ピーチ。
毛蟹とふきのとうのつかったソースで食べるパスタ。
うま味の凝縮である。

グリューステル
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仔羊。
火入れの美しさにレモン、大蒜、オレガノなどで香りと味をつけたパン粉、花山椒などが付け合せ。種々の香りなどが舞い、インパクトのある一皿となった。


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デコポン ホワイトチョコ ババ。
デザートも多彩である。

小菓子
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カカオのスポンジはマスカルポーネチーズ
レンズ豆をつかった珈琲風味。

非常に満足度の高い料理であった。

「ラチェルバ」
大阪市北区堂島浜1-2-1 新ダイビル 2F
06-6136-8089

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2017年04月18日

「イタリア料理みたに」 長野・松本市・イタリア料理

すごく居心地がいい空間である。
設計は建築家の中村好文さん。

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飲食店というよりリビングで食事をしているような気分だ。
店主の三谷憲雄さんご夫妻のざっくばらんな接客もいい。

ランチセット
前菜の盛合せ
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セロリ、人参、カリフラワーのピクルス
花豆
ブルスケッタは米粉のパンを使う
蕪は、デラウエアのビネガー
ロマネスコなどと春野菜
キヌアや豆類のサラダ
オムレツ
牡蠣のオイル漬け。
素材感とそれぞれの味わい満載。

自家製ハム
牛スモークのカルパッチョ
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チーズとの相性すこぶるよしでインパクトあり。

牛タンのハム
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ここでしか味わえない。

ベーコンピザ
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これはオリジナルでベーコンはかなりの熟成期間。
ラクレットチーズが生きる。

白ひらたけのスープには越冬のキタアカリ。
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信州一本ネギも入り、優しいのだが輪郭がはっきりした口当たり。

パスタはチョイス
僕がたらこスパゲッティ
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これも名物で塩分バランスが絶妙だ。

仲間はカルボナーラ。

一口食べたが上品である。

デザートのチョイス
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グレープフルーツのブリュレ。
甘味のグラデーションが見事。

アップルパイ
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ティラミス
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これはコーヒーの演出は凄い。

エスプレッソ
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オレンジとチョコラ。
これは好みである。

洗練された味わいと盛り付け。
決して新しい料理ではないが普遍の愉しみがある。
いつも安定感あり。

「イタリア料理 みたに」
松本市白板1-2-11
0263-35-3895

投稿者 geode : 01:25

2017年04月18日

「イタリア料理みたに」 長野・松本市・イタリア料理

すごく居心地がいい空間である。
設計は建築家の中村好文さん。

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飲食店というよりリビングで食事をしているような気分だ。
店主の三谷憲雄さんご夫妻のざっくばらんな接客もいい。

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2017年04月17日

「イルフィーロ」 京都・木屋町御池下ル・イタリア料理

割烹のようなイタリア料理店。
京都・木屋町御池を下がったところの「イルフィーロ」である。
メニューは食材の名前だけが記される。

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これも割烹のようだ。
そこで調理法を相談するのではなく、オーナーシェフの和田さんがほぼ決める。
「でも、食材さえあればなんでも作ります」とも。

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投稿者 geode : 01:45

2017年02月23日

「センプリチェ」 京都・中書島・イタリア料理

京阪・中書島駅から歩いて5分足らず。
3月からはメニューの構成が変わるとか。

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この日はガス入りのミネラルウォーター。
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まずは温かいスープから始まる。
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アコヤ貝、牡蠣、河豚の骨と昆布、焼きハクサイでスープを取る。
貝類の濃厚な味わいち温かさが、寒い戸外から入ってきた客の気持ちを和らげる。

二品目は牡蠣とカラスミ、セミドライみかん、蕪おろし。
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牡蠣とカラスミの饗宴は、二種のコクが口内を駆け巡る結果となった。
蕪おろしのほろにがさに気持ちが緩んでゆく。

河豚とその白子 ウドとセリ 大豆と生ハムのソース。
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気持ちが和らいだところで春の香りがやってきた。
春の野菜の力強さを感じさせる一品。

サラダはジャガイモクリームと蕗の薹クリーム。
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チーズのコクとうま味がプラスされることで野菜が喜んでいるのがわかる。

牛蒡クリームのトルテッリ
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穴子とカリフラワー、葱の芯、葱パウダー、カカオのソース。
西山シェフの真骨頂ともいえる一品目のパスタ。
ソースと具材を重ねることで料理に膨らみをみせる。

魚料理はのどぐろ。
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なんとおでん仕立てとメニューに記されていた。
辛子のように見えるのは柑橘類のペースト。
大根、つみれ、菜の花、卵黄のペーストなどおでんの要素がいっぱい。
のどぐろの脂分も見事に開花である。

二品目のパスタはタリオリーニ。
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キャベツの花山椒、ズワイガニの餡、柚子の香り。
キャベツとカニの融合が安心感を与える。
一体感と花山椒と柚子の香りが印象的。

但馬牛のカネロニ。法蓮草クリームと紫蘇。
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カネロニの中に但馬牛が詰まる。
初めてといってよい食感にやや驚きを覚える。


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焼慈姑餅と低温熟成栗 焼き林檎ソース。
鳩の微妙な火入れは血の香りと優しい味わい。
低温熟成栗の凝縮された甘味は凄みを感じる。

一口焼きリゾット
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氷魚と青海苔の餡。
上に乗った天草の雲丹も混ぜるとソースのように感じる。
青海苔の香りもインパクトあり。

デザートは定番の
キャラメルジェラートと濃厚ねっとりプリン。
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エスプレッソ。
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生キャラメルとメレンゲ
チョコレートにアーモンド。
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ますます研ぎ澄まされた世界に入ってゆく感じが心地よい。

「センプリチェ」
京都市伏見区表町582-1
075-605-4166

投稿者 geode : 01:56

2017年02月17日

「ヴェーナ」 京都・室町夷川上る・イタリア料理

昨年12月20日開店。
池本洋司さん(ボッカ・デル・ヴィーノ出身)
早川大樹さん(イルギオットーネ出身)
この二人が立ち上げたイタリア料理店である。

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ゆとりあるカウンター、カウンターの後ろには北欧の家具が気持ちよさそうに並んでいる。
まさにいまの時代を感じさせてくれる。
後ろのレンガを配したセラーも素敵だ。

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投稿者 geode : 01:50

2017年01月16日

「イタリア食堂 コロンボ」 京都・河原町丸太町・イタリア料理

久しぶりの「イタリア食堂 コロンボ」である。
吉村シェフの明るいキャラクターが雰囲気を作り上げている。
まさに食堂という感じがじつにいいのだ。

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投稿者 geode : 01:16

2016年12月09日

「センプリチェ」 京都・中書島・イタリア料理

静かに興奮するということがある。
アンビエント・ミュージックというカテゴリーがある。
楽器を激しくかき鳴らすのではないが、淡々とした音の積み重ねが、いつの間にか身体の奥底を刺激してくれるのであった。
「センプリチェ」で久しぶりに食事をして、そんな興奮を味わった。

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オーナーシェフの西山哲平さんは研究熱心なシェフ。
その気持が確実に料理に反映されている。

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投稿者 geode : 01:23

2016年11月24日

「acca」 岡山・牛窓・イタリア料理

夕暮れが近づいてくる。
長い間、思い焦がれていたレストランにようやく到着したのであった。

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入り口を入ると、建物は二階になっており階下にレストランスペースが見える。
その光景だけで、気持ちに高ぶりを覚える。

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おそるおそる階下に降り、テーブルに腰を下ろすと厨房でシェフの林冬青さんが一人で火に向かい合っている。
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そこからただものならぬ気配が漂ってくる。
久しぶりに味わうことだ。

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投稿者 geode : 01:01

2016年11月18日

「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理

「今年は『チェンチ』でやりましょう」と知人が夏頃から決めていた集まり。
男性・女性3名ずつの宴である。この季節ならではの白い塊をテーマにした食事会。
いかに白トリュフの香りを楽しむかである。

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2016年10月19日

「イルチプレッソ」 京都・祇園・イタリア料理

大阪・南森町から祇園に移転し、一年が過ぎた。
すっかり祇園の地に馴染んだような感じを受ける。
高島朋樹シェフは「ここでしかできない料理を目指す」と話し、以前の料理とはコンセプトは同じだが、表現スタイルは祇園という地にふさわしい。

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2016年05月12日

「ピッツア メルカート」 京都・梅小路・ピッツア 

京都の梅小路界隈が最近熱い。

鉄道博物館がオープン、水族館の人気も続いている。
数年後にはJRの新駅ができるという。
週末などは周辺の店は行列となる。

「ピッツア メルカート」というピッツァ屋に入る。

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2016年04月13日

「トラットリアパッパ」 大阪・新町・イタリア料理

ご存知「トラットリアパッパ」。

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魚料理とパスタの戦闘士・松本喜宏さん。

この日はパスタ祭りとなった。

個室で男性6名の会である。

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2015年09月25日

「エッフェ」 東京・銀座・イタリア料理

中目黒から軽井沢、そして銀座へと。

鬼才と呼ばれた小林幸司シェフが「エッフェ」というリストランテをオープン。

食いしん坊仲間と訪れた。

銀座のベルビアビルの8階。

この日は、昼間に「天ぷら近藤」で食事をしたのちである。

やや緊張感を覚えながらのスタート。

前菜はチェーチとカモのリガーリエのストゥファート カレー風味
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カモのフォアグラのソテー添え。

カレー風味のひよこ豆の上にフォアグラが乗っているのだが、
驚くほど軽やかで、すっと喉を通り、胃袋に進んでゆく。

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2015年08月25日

「やまぐち」 京都・祇園・イタリア料理

贅沢という言葉が似つかわしい一軒。

祇園のイタリア料理店「やまぐち」である。

京町家をリノベーション。

カウンターと2階のみ。

基本は紹介制である。

カウンターに座る。

東京から旅人や祇園の料理人などという面々。

カウンターに置かれたトリュフの存在感のあること。
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2015年07月30日

「イル・チプレッソ」 京都・祇園・イタリア料理

大阪・南森町から祇園に移転したばかりの「イル・チプレッソ」。
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祇園の町家を見事に改装。

京都らしい鰻の寝床と言われる建物。

入口からダイニングへのアプローチが長い。

支配人がサーブを担当する。

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2015年07月16日

「Fabbrica Pizzeria con Cucina」 イタリア・ミラノ・イタリア料理

大阪の食いしん坊の友人からミラノ情報が届いた。

数軒興味のある飲食店があったが、
この「Fabbrica Pizzeria con Cucina」はホテルから歩いて5分ばかりのところ。
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2015年07月15日

「Paper Moon」 イタリア・ミラノ・イタリア料理

ミラノのモンテナポレオーニ通り近くのレストラン「Paper Moon」。
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ピッツェリアの雰囲気だが、
カジュアルなレストランといったほうがぴったりくる。

店内には、映画の主人公のポートレートが飾ってある。
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2015年06月30日

「ダルーポ322」 神戸・西宮・イタリア料理店

西宮にある「ダルーポ322」のメインは熊本の赤うしであることが多い。

この日も赤うしをメインに食事は進んだ。

ホワイトアスパラガスとジャガイモのピュレ。
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基本の液体はアスパラガスの皮のだしである。

そこに岩牡蠣とキャビアがのる。

なめらかな口当たりに岩牡蠣の食感とキャビアの塩分が加わる。

初夏を告げる一皿である。

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2015年06月16日

「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理

本日16日 祇園で新たに店をオープンする「山地陽介」という

フレンチレストランのオーナーシェフ・山地陽介さんと 

岡崎のイタリアン「チェンチ」のオーナーシェフ・坂本健さんのコラボレーションディナー。

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5月の記録です。

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2015年05月25日

「イタリア食堂コロンボ」 京都・河原町丸太町・イタリア料理

通う度に新たな発見のあるイタリア食堂。

シェフの吉村さん夫妻の明るい雰囲気が、
いつも楽しい時間をプレゼントしてくれる。

この春、イタリア菓子の専門店も出店し、これからがすごく楽しみ。

多くの友人に紹介すると、ほぼリピーターになっているのだ。

まずはパルマ19ヶ月熟成の生ハムから。
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一口目は優しく、あとはねっとりとした食感。

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2015年05月22日

「オステリア コナチネッタ」 京都・聖護院・イタリア料理

今春4月13日に開店したばかりの「オステリア コナチネッタ」。

広島からの友人達と出かけた。

店内は優しい雰囲気が流れる。
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ここはプーリア地方の料理だけを提供するオステリア。

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2015年04月20日

「LAPI」 愛媛・松山・イタリア料理

松山に行ってきた。
朝から「伊丹十三記念館」で取材をした。
そこでは気分が高揚し、まるで小学生時代に戻ったような
ワクワク感を覚えていたのであった。
そこから「LAPI」というイタリア料理店に移動である。

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2015年04月17日

「オッタントット」 大阪・扇町・イタリア料理

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定例の食事会。

男性3名に女性2名である。

シェフの井川さんは、「マーブルトレ」で永年仕事をしていた。

昨年、この店を開いた。

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2015年04月13日

「ハインツ・ベック」 東京・丸の内・イタリア料理

昨年秋オープンしたローマの三ツ星レストラン「ペルゴラ」のシェフ

ハインツ・ベックさんのレストラン「ハインツ・ベック」。

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4月の上旬・夜は満席状態でそれぞれの客席が盛り上がりをみせていた。

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2015年03月25日

「SENSI By Heinz Beck」 東京・丸の内・イタリア料理

昨年11月にオープンしたレストラン。
監修はイタリアで三ツ星を獲得しているHeinz Beckさん。

ここは2階がファインダイニングで、
1階の「SENSI By Heinz Beck」というカジュアルレストランである。

テーマは「美食と健康」。

この日はランチミーティング。

11時半のオープンと同時に入店。

陽光をたっぷり浴びながらの食事となった。

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2015年03月16日

「イタリア食堂コロンボ」 京都・河原町丸太町・イタリア料理

最近お気に入りのイタリア料理店「イタリア食堂コロンボ」。

男性4名でパスタを食べに行った。

まずは前菜盛合せ。
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これも「コロンボ」の名物であり、
近頃テイクアウトも増えているという。

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2015年02月09日

「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理

昨年夏の開店予定が年末になったイタリア料理店「チェンチ」。

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オーナーシェフは坂本健さん。

「イル・ギオットーネ」本店のシェフを
長年勤めあげてきた料理人である。

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2015年02月02日

「イル ルォーゴ ディ タケウチ」 大阪・福島・イタリア料理

久しぶりに訪れた大阪・福島の「イル ルォーゴ ディ タケウチ」。
ここはカウンターと奥にテーブル席がある。
この日は、テーブル席であった。

野菜が食べたい気分であった。

鮮魚のカルパッチョ といろいろ野菜のサラダ仕立て 
イタリア産ボッタルガを散らして。
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魚と野菜が同じぐらいのインパクトあり。

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2015年01月23日

「ダ・ジュンジーノ」 大阪・淀屋橋・イタリア料理

昨年この「ダ・ジュンジーノ」で食べたタヤリンが忘れられなくて、
新年早々ランチにでかけた。

定番のグリッシーニ。
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2015年01月08日

「ピッツェリア マリータ」 京都・堺町錦・ピッツェリア

無性にピッツアが食べたくなる。

それもマルゲリータだ。

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バジリコ、トマト、モッツアレラというシンプルな一枚。

それぞれが緑、赤、白の色合いで
イタリアの国旗を現している。

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2014年12月24日

「センプリチェ」 京都・中書島・イタリア料理

6名の食事会。

だれもが飲食に関わる仕事。
僕以外は、この「センプリチェ」初体験である。

ここ数年、興味ある料理人に何人も出会ったが、
その中でも強い印象を残してくれたのが
「センプリチェ」の西山哲平さん。

素材と向き合い、徹底的に試作を繰り返し、
また次の階段を上ってゆく。
そんな感じをうける。

この日も集まったメンバーはテンションが高かった。

カウンターに座り、厨房内を凝視する。

料理が完成するごとに「あっ!」や「凄い」
「そんな組み合わせをするんや」など言葉が飛び交う。

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2014年11月20日

「ダ ジュンジーノ」 大阪・淀屋橋・イタリア料理

一年に一度贅沢な機会が訪れる。

イタリアから届く白トリュフの夕べが開催される。

今年は、参加者のスケジュールの都合、ランチ時となった。

毎年レストランが変わり、それぞれのシェフが技をこらす。

今年は大阪・淀屋橋の「ダ ジュンジーノ」の
八島淳次さんにお願いした。

「今日は4品でゆきます」と八島さんは話し、
白トリュフをテーブルの上に置いたままにした。

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2014年10月02日

「ビランチャ」 大阪・高麗橋・イタリア料理

現在「ビランチャ北浜本店」がある「北浜プラザ」という高層マンションは、
かつて三越百貨店が建っていた場所だ。

じつは、すぐそばに集英小学校という小学校があり、僕はその小学校に通っていた。
いまは開平小学校と名前が変わってしまった。
ちなみの谷町3丁目にあり通学していた船場中学校は廃校となり、
ここもまた高層マンションとなっている。

よって、かつての三越百貨店は小学生の遊び場でもあった。
大食堂があり、屋上は遊園地でもあった。
後年、三越劇場では映画(名画)が上映され、そこによく通ったものだ。

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2014年09月09日

「タベルナ デッレ・トレ・ルマーケ」 大阪・西天満・イタリア料理

女性2名、男性3名の食事。

突き出しはゼッポリーニ。
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ナポリ地方の料理で生地に青のりを入れて揚げるのだが、
この日は鱧が入っていた。

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2014年07月23日

「ピッツア メルカート」 京都・梅小路・ピッツェリア

7月20日、京都の梅小路にオープンした「KYOCA」。
京果会館のリノベーション。

その1階に飲食店が入り、
その一画にできたのが「ピッツァ メルカート」。

ナポリの薪石窯で焼き上げるナポリスタイルのピッツァ。

前菜は鶏と、茄子を中心とした野菜。
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いかにもイタリアらしい前菜。

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2014年07月10日

「センプリチェ」 京都・中書島・イタリア料理

初夏の夕刻
いろいろな場所から人が集まり
京都・中書島のイタリアン「センプリチェ」に集合。

オーナー、料理人、ソムリエ、サービスマンなど
食に関する人ばかり。

8名のカウンターには女性一人。

うち6名は「センプリチェ」初体験。

まずカウンター引き出しのカトラリーに驚き。
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写真・写真!

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2014年06月17日

「長楽館 イタリアンレストラン コーラル」 京都・円山公園・イタリア料理

京都・円山公園にある「長楽館」。
由緒ある建物。

そこにある「イタリアンレストラン コーラル」のシェフ・永谷六方さん。
師匠は東京・広尾「アクアパッツア」の日高良実さん。

その師弟饗宴・共宴・競宴が開催された。
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2014年06月16日

「アバッキオ」 大阪・谷町6丁目・イタリア料理

毎月開催される男性3名、女性2名の食事会。

男性メンバーは固定。女性は変わる。

今月はイタリア料理の会。
これもイタリアン、フレンチ、それ以外となってあり、
僕はイタリアン・フレンチ以外を担当である。

谷町6丁目の「アバッキオ」。
ここは15年前のレセプションに参加して以来だ。

琵琶湖の稚鮎のフリット。
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そえられた柑橘との相性が見事。

いいスタートだ。

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2014年06月12日

「イタリア食堂 コロンボ」 京都・河原町丸太町・イタリア料理

開店当初に伺い、少し時間が経過。

久しぶりにドアを開けた。

同行は東京の編集者、スタッフ。

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2014年06月06日

「センプリチェ」 京都・中書島・イタリア料理

京都・中書島のイタリアン「センプリチェ」。
この3月で開店一周年を迎えた、注目の一軒である。

カウンターで5名の食事。

スタートはグリーンアスパラガスのスープ 鶏のペースト。
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青味を生かした味わいに、鶏が旨みをプラス。
心地のよい始まりだ。

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2014年04月16日

「イル・ギオットーネ 京都本店」 京都・東山・イタリア料理

笹島保弘さんがオーナーシェフを務める
「イル・ギオットーネ 京都本店」。
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久しぶりに男性ばかり12名で訪れた。

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2014年03月26日

「オステリア ラ チチェルキア」 大阪・京町堀・イタリア料理

月例の食事会。今月はイタリアン。

男性3名、女性2名。

「オステリア ラ チチェルキア」はマルケ料理で、女性シェフ。

カウンターに陣取った。

前菜はカルチョーネ。
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帽子の形をしている。
ピコリーノチーズ、オレンジ、砂糖などが入りやや甘みあり。

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2014年02月12日

「センプリチェ」 京都・中書島・イタリア料理

京都・中書島にあるイタリア料理「センプリチェ」。
訪れる度に、西山シェフの創造力に感動を覚える。

この日は、男性3名女性2名での食事。

スタートは、ほぼ毎回3種類のアミューズから。
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左から、

  • 北海道産モッツアレラとナッツ、春菊ペースト
  • ブリと菜の花
  • キャベツとアンチョビ、ナッツクリーム

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2013年12月12日

「薪窯ピッツァバール iittalia」 大阪・北浜・バール

スタッフとともにランチ。

「先日行ったピッツァバールいいですよ」の一言で決定。
「薪窯ピッツァバール iittalia」へ。
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2013年12月11日

「L’API」 大阪・靭公園・イタリア料理

月に一度、男性3名と女性2名でゆく
定例の食事会。

今月はイタリア料理店。

来年1月で閉店し、
故郷の愛媛県でイタリア料理店を開店する「L’API」。
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2013年11月08日

「トラットリア・パッパ」 大阪・新町・イタリア料理

大阪・新町にある「トラットリア・パッパ」で昼食。

前菜の盛り合わせ。
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  • 子持ち鮎のコンフィ
  • シラスのフリッタータ
  • 野菜の煮込み
  • タコと麦

鮎の堂々たる存在感が印象的。

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2013年10月02日

「タヴェルネッタ・ダ・キタヤマ」 大阪・本町・イタリア料理

毎月3名のレギュラーと2名のゲストが集まる食事会。
9月は大阪・本町のイタリア料理店「タヴェルネッタ・ダ・キタヤマ」。

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2013年09月30日

「センプリチェ」 京都・中書島・イタリア料理

京都の友人達と中書島の「センプリチェ」に出掛けました。
ランチです。

今年3月にオープンしたばかりですが、
週末はかなり忙しくなっているようです。

突き出しは
南瓜と北海道産モッツアレラ オリーブパウダー添え
熟成豚の自家燻製ハムとラルド カリカリパンのブルスケッタ。
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どちらもボリュームは少しですが、味わいのインパクトは見事。
シェフの思いが伝わってきます。

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2013年09月25日

「イ・ヴェンティチェッリ」 大阪・京町堀・イタリア料理

苦楽園から満を持して大阪・京町堀に移転を果たした、
浅井卓司さんのお店、「イ・ヴェンティチェッリ」。

ビルの2階にあり、カウンター、個室、テーブル席とレイアウトが素晴らしい。

ガスパッチョからのスタートです。
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これで胃袋が軽い刺激を受け、活動が活発に。
グリーンオリーブがアクセントです。

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2012年10月15日

「ピッツェリア マリータ」 京都・堺町錦・ピッツェリア

四条烏丸近くでの用事を済ませ、
四条麩屋町上がったところの眼鏡店に行こうと思ったのですが、ちょうど昼時分。
気になっていたピッツェリアがあったことを思い出しました。

「ピッツェリア マリータ」です。
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店内に入ると、右側にカウンター。
中には大きなピザ窯が鎮座しています。

奥にテーブル席がり、こじんまりしたサイズ。

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2012年09月18日

「Tatezan kyoto」 京都・三条・イタリア&和食

久しぶりに会った友人と、軽く食べながら
いろいろな話しをしようということになりました。

京都・三条通りから小さな路地を入った「Tatezan kyoto」は、
イタリアと和食、双方楽しめる一軒です。

1階はカウンターです。
この日はカウンターが満席だったので2階のテーブル席となりました。

つき出しは枝豆です。
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2012年08月23日

「ポンテベッキオ 北浜本店」 大阪・北浜・イタリア料理

奈良の友人の奥様が、その友人と僕の誕生日(僕は10月なのでかなり早いですが)、
そして僕と誕生日が同じ共通の知人も含め、
祝いの食事会を催してくださいました。

場所は、大阪の「ポンテベッキオ 北浜本店」です。

スタートは
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フカヒレの冷製 夏野菜のジュレ寄せとキャビアを添えて。

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2012年08月09日

「コンフォール」 京都・祇園・イタリアン

京都 ・ 祇園、縄手通りにあるイタリアン。

ビルの3階です。
2階は「徳」という焼肉店。

ランチメニューです。
パスタランチは800円。

サラダ付き。

サラダがきました。
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ドレッシング、マンゴをきかせたソースが印象的です。
生ハムの塩分も利いています。

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2012年07月31日

「ポンテベッキオ 北浜本店」 大阪・北浜・イタリア料理

大阪・北浜の大阪証券取引所の1階にある、
イタリア料理店「ポンテベッキオ 北浜本店」です。

「菊乃井 本店」の村田吉弘さんと一緒です。
オーナーシェフの山根大助さんに、
これから進行するプロジェクトについて話すことになっていました。

まずは食事からです。

コーンのかき揚げにサマートリュフ、フォアグラが添えてあります。
スタートからなかなか濃厚な味わいです。
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2012年07月06日

「帝塚山ラーゴ」 大阪・帝塚山・イタリア料理

定期的に食す仲間がいます。
毎回テーマを決め、
いろいろなスタイルを楽しみます。

今回は、牛肉の赤ワイン煮込みです。
それぞれのシェフによって、
手法つまり哲学が異なるのです。

一皿目は、
  徳島県産ゴールドラッシュのジュレ 様々なスパイスと共に。
  スパイスは炭塩、ナツメグ、ジンジャー、
  コリアンダー、カレー、シナモンです。
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中央にはゴールドラッシュの芯の部分からとったコンソメジュレ。
しっかりとうもろこしの味わい。
そこにビシソワーズをプラス。

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2012年06月28日

「ダ ジュンジーノ イゾラベッラ KOBE」   大阪・淀屋橋・イタリア料理

神戸 ・元町から、大阪 ・淀屋橋に移転した、
「ダ ジュンジーノ イゾラベッラ KOBE」。
八島淳次シェフの店です。

数名でランチ。
ダ ジュンジーノの軌跡を追うような
トラディショナルコースにしました。

まずは、
ゴルゴンゾーラのテリーヌ 枇杷のコンポート添え。
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懐かしい一品。
苦楽園でオープンされた当初に食べたメニューです。

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2012年02月28日

「アルファロ」 大阪・淀屋橋・イタリア料理

ランチミーティングです。
中華とフレンチの料理人と、4月に催すイベントの打ち合わせ。

メニュウです。
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前菜(写真忘れました)が、
  カンパチのカルパッチョ
  小豆とキャベツ
  茄子のバルサミコ酢
  ローストビーフ
かるく胃袋を刺激するライナップです。

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2012年02月14日

「帝塚山 ラーゴ」 大阪・帝塚山・イタリア料理

帝塚山・姫松交差点すぐそばの
イタリア料理店「帝塚山 ラーゴ」で仲間が20名ほど集まり、
イベントがありました。

今回は、
ドミニク・コルビさんが「本格的なコック・オー・ヴァンを作る」、
ということから開催されました。

「帝塚山 ラーゴ」のシェフは、池邉正憲さん。
ここの厨房を借り、池邉さんを含め4人の料理人が集まりました。
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投稿者 geode : 01:10

2012年01月17日

「ピエーノ ディ チーボ」 大阪・難波・イタリアンバール

偶然に見つけた一軒です。

奈良でテレビの収録後、近鉄・難波で降りランチということになりました。

久しぶりに「アラビアコーヒー」のコーヒーが飲みたくなったので、
法善寺に向かう途中で、この「ピエーノ ディ チーボ」と出会いました。

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2011年12月16日

「ボッカ・デル・ヴィーノ」 京都・室町四条上ル・イタリア料理店

京都で進んでいるプロジェクトのミーティングが終了し、食事となった。

久しぶりに訪れたのが「ボッカ・デル・ヴィーノ」です。

氷見のブリ マリネ。
脂のノリが、徐々に良くなっています。
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酸味とのバランスで、すっと食べてしまいます。

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2011年11月18日

「イタリア料理 カンパニュラ」 大阪・北浜・イタリア料理

「あまから手帖」編集部の歓送迎会で訪れたイタリア料理店です。
北浜の「カンパニュラ」。

早々にスタートです。
前菜は3種、
豚肉のリエットのクロスティーニ。
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胃袋を活性化する一品です。

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2011年11月01日

「イタリア料理 アルファロ」 大阪・淀屋橋・イタリア料理

友人が欧州から帰国。
白トリュフを持って帰ってきました。
それを食べつくすという宴です。

場所は、
淀屋橋にある「イタリア料理 アルファロ」、
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オーナーシェフは小出哲也さんです。

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2011年10月19日

「ポンテベッキオ 25周年」 大阪・イタリア料理

大阪・本町橋のたもとで「ポンテベッキオ」が誕生し、25年が経過しました。
ホント、時の流れは早いものです。

本町橋から天満橋へ、そして北浜へと本店は移転するたびに、
リストランテという風格をより強固なものにしています。
支店も、淀屋橋、西梅田、大阪駅とスタイルのことなる店が増えています。

そんな「ポンテベッキオ」の25周年を彩る晩餐会が
西梅田の「モード ディ ポンテベッキオ」で開催されました。

この日は、料理人もサービス陣も卒業生が集まり、
大いなる盛り上がりをみせたのです。

まずは山根大助さんの挨拶から。
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僕は乾杯の発声を担当しました。

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2011年10月10日

「U:PONTE VECCHIO」 大阪・淀屋橋・イタリア料理

ランチミーティングです。
大阪 ・淀屋橋にある
「U:PONTE VECCHIO(ウ: ポンテベッキオ)」。

前菜とパスタを選ぶコースにしました。
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2011年09月29日

「京都ネーゼ」 京都・三条木屋町・イタリア料理

久しぶりの「京都ネーゼ」です。
相変わらずの満席状態をキープ。
すごいことです。

ここではやはり
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季節野菜のバーニャカウダからスタートします。

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2011年06月20日

「リストランテ ラ・リサータ」 ホテルグランヴィア京都・イタリア料理

ホントに久しぶりに訪れました。

魚介のリグーリア風タルタルを浮かべた
じゃがいもの冷たいスープ。

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魚介とじゃがいもの相性の良さにはいささか驚き。

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2011年06月02日

「COMFOR」 京都・祇園縄手・イタリアン

祇園・縄手通りを四条から北へ向かう。
三条の手前西側に和風建築のビルがあり、
2階が焼肉「徳」で
3階がイタリアンの「COMFOR(コンフォール)」だ。
カメラマンと打ち合わせを兼ねての食事でした。

まずは冷製スープ。
「未来コーン」という生食用の
きわめて糖度の高いとうもろこしです。

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甘味はしっかり、スタートから刺激ありです。

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2011年04月27日

「パッシオーネ」 大阪・肥後橋・イタリア料理

大阪というか”日本で一番短い商店街”の中にある
イタリア料理店「パッシオーネ」が
5月21日で一旦店を閉じることになりました。

竹林克起シェフにお世話になった仲間が集まり
食事会を催しました。

前菜の盛合せ。

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ベーシックなメニューが並ぶ、安心感あり。

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2011年04月19日

「トラットリア パッパ」 大阪・新町・イタリア料理

先月末の大阪・新町にある
「トラットリア パッパ」です。

アミューズは
蛍烏賊にビーツのムース、ビーツの冷たいパウダーです。

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色合いも美しく、かつ味わいのグラデーションも見事です。
スタートからやられました。

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2011年04月11日

「イル ギオットーネ 京都店」 京都・東山・イタリア料理

女性30名との会食でした。
場所は、京都・東山のイタリア料理店
「イル ギオットーネ」です。

スタートは
色々な豆を使ったスープ仕立て。
豆乳のエスプーマに生ウニです。

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皿のフチにあるのはウニをパウダー状にしたものです。
春をつげる香り高い一皿です。

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2011年03月10日

「ラ ベデュータ」 大阪・セント レジス ホテル 大阪・イタリア料理

昨年、大阪・本町にオープンした
「セント レジス ホテル 大阪」のメインダイニング、
イタリア料理の「ラ ベデュータ」です。

ここのシェフは中東俊文さん。
フランスでも修業をした経験があります。

ミモザと槍烏賊というアミューズが出ましたが、
撮影を忘れました。

次は、
トスカーナ風鶏肝のブルスケッタ カヴォロネロ添え。

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カヴォロネロとは黒キャベツのことです。
そのコクと肝の相性も良いです。

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2011年03月01日

「 DIVO-DIVA 」 京都・蛸薬師高倉・イタリア料理

友人誕生日の宴が、京都のイタリア料理店
「 DIVO-DIVA (ディボディバ)」で催されました。

アミューズ、
ここのメニューでは「軽食」と書いてありました。
京野菜(石割さん)と
自家菜園(西やん・シェフの名前が西澤さんなので)の
バーニャカウダです。

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この季節、なかなか野菜が少ないのですが、
それぞれ濃い味わいでした。

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2011年02月16日

「トラットリア・デル・チェーロ」 博多・薬院・イタリア料理

九州の博多座で芝居を観ました。
坂東玉三郎、中村獅童、中村歌六さんたちが出演の
「高野聖」「将門」です。

昼の部。
見終わったあとは、
「美美」という珈琲店でエチオピア イルガチョフを飲み、
夕食は薬院にある「トラットリア・デル・チェーロ」という
イタリア料理店になりました。

福岡県うきは市や小倉から友人、
また関西から和紙の作家や映像プロデューサーなど、
そして中村歌六さんも交えてのディナーとなりました。

シックでどっしりとしたインテリア。

前菜の盛り合わせは、

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チーズを巧みに使ったモノや、トリッパのトマト煮込み、
白レバームース、きのこのソテーなどイタリア料理の定番が揃いました。

どれもしっかりした味付けで、技術の確かさを感じました。

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2011年02月14日

「パッシオーネ」 大阪・肥後橋・イタリアン

食いしん坊の仲間が集まり、
「フグをテーマにイタリアン」という宴です。

まずは生ハムから。

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良いスタートです。

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2010年12月16日

「トラットリア バール イル・ギオットーネ」 京都・四条綾小路・イタリア料理

別名「広域暴飲暴食団」の組長、若頭という
食いしん坊仲間達と遅めのディナーです。

今年開店の
「トラットリア バール イル・ギオットーネ」です。

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2010年12月15日

「ザ・ガーデン・オリエンタル京都」 京都・下河原・イタリア料理

京都で講演があり、その事前の打ち合わせも兼ね
「ザ・ガーデン・オリエンタル京都」で
ランチミーティング。

前菜は
三種盛り合わせ。

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レンズ豆のサラダ ブルスケッタの上にレンズ豆。
鴨のロースト 胡桃と無花果です。
帆立のカルパッチョ、レモン風味。

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2010年12月14日

「イタリア料理 ビベロン」 京都・御幸町・イタリア料理

久しぶりの「ビベロン」。
ランチです。

玉ネギのスープから始まります。

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これが甘いんです。
身体も温まります。

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2010年12月06日

「サグラ マーブル トレ」 大阪・本町・イタリア料理

「日清フーズ」&「「あまから手帖」のイベントです。

場所は大阪・本町の「サグラ マーブル トレ」。
料理人は「ジョヴァノット」の上村和世さんと
「サグラ マーブル トレ」の溝口淑之さんの二人の饗宴。

この二人は以前「マーブル トレ」で
シェフとセカンドという関係でした。
この日は
「青の洞窟」というソースを使ったメニューが中心です。

突き出しは
鴨のフォアグラのフリット バルサミコソース。

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フォアグラのコロッケですね。
食べると中から
甘みとコクのあるフォアグラが溶け出してきます。

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2010年12月03日

「京都ネーゼ」 京都・三条木屋町・イタリア料理

師走の京都は南座の「顔見世」です。
出演中の中村歌六さんと食事。

舞台の終わりが午後10時なので、
その時間以降に入店可能な
「京都ネーゼ」となりました。

まずは

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バーニャカウダからです。

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2010年11月29日

「ラ・フォーリア」 芦屋・公光町・イタリア料理

朝日カルチャーセンターで三ヶ月に一度のイベントです。
だいたい25名の方とランチを共にするのです。
前回は、
京都の中華「一之船入」で魏さんと
フレンチ「ヴィ・ザ・ヴィ」の滝本シェフのコラボレーションでした。

今回は芦屋の「ラ・ファーリア」で
双子の浅井兄弟の饗宴となりました。

兄が「ラ・フォーリア」の浅井信之さん、
弟が苦楽園の「イ・ヴェンティチェッリ」の浅井卓司さんです。
この二人で一つのコースをお願いしました。
前回は、一皿を二人で作るというものでしたが、
今回は同じイタリアン、
それも兄弟で個性が違うのか、
それを楽しみに始まりました。

鱈のマンテカートと白子のチョリソーのエッセンス トリュフの香り
レンズ豆とパンチェッタのクロケッタと。(兄)

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マンテカートとは干し鱈を牛乳で炊いた料理。
そこにコロッケが添えてあります。やや温かい前菜です。

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2010年11月17日

「リストランテ キメラ」 京都・東山・イタリア料理

男性12名の食事会です。
京都・東山の「リストランテ キメラ」。

シェフは筒井光彦さん。

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2010年11月15日

「ラ ルッチョラ」 大阪・福島・イタリア料理

久しぶりの訪問です。
大阪・福島にある、イタリア料理店「ラ ルッチョラ」。

少し遅めの時間。
前菜を選びながら
「ポルチーニが入っているんですね」と尋ねると
「まずはお突き出しとしてフリットにしましょうか」と。

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即決。

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2010年11月12日

「ジョヴァノット」 大阪・本町・イタリア料理

とあるプロジェクトが始まります。
そのメンバーでの食事会です。

場所は、
大阪・本町のイタリア料理店「ジョヴァノット」にしました。
奥の個室です。

まずはシェフの上村和世さんが、
食材を見せてくれました。

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入荷したばかりのポルチーニ。
このサイズは驚きです。

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2010年11月01日

「パッシオーネ」 大阪・江戸堀・イタリア料理

年に一度の贅沢です。
白トリュフの料理を味わいました。

ごろりとお皿に並んだだけで、
芳香というか強い香りに魅了されました。

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2010年09月15日

「タベルナ・ラ・キアーヴェ」 大阪・中津・イタリア料理

「あまから手帖」の編集会議が終わり、
編集部員とランチ・ミーティング。

中津にある編集部のすぐ近くにあるイタリア料理店に。

こじんまりと可愛い、

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「タベルナ・ラ・キアーヴェ」に行きました。

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2010年08月30日

「EATALY (イータリー) 代官山店」 東京・代官山・イタリア料理

イータリーは高品質な食材、飲料を購入することができる
フードマーケット。
東京・代官山の一角にオープンした、
広大な敷地内にディスプレイされる商品は、
イータリーが独自に仕入れを行ったものばかり。

イータリーのコンセプト、
それは「高品質な食文化をすべての人に」です。

と、イータリーのサイトには書かれています。
イタリア・トリノからやってきた
イタリア食品日本最大のマーケットです。

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その一角にトラットリアがあり、
そこで先輩のアート・ディレクターと
ランチ・ミーティングでした。

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2010年08月05日

「BOCCIO」 大阪・南船場・イタリア料理

南船場のイタリアン「BOCCIO」です。

ここは奥様がシェフ、
旦那さんがサービスを受け持つというイタリアン。

ビルの2階、
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なんともゆったり流れる空気感がいいですね。

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2010年07月30日

「リストランテ キメラ」 京都・下河原・イタリア料理

京都は下河原の「リストランテ キメラ」に
10名集まりました。
男性8名、女性2名。
みんな食べること、飲むことが大好きというメンバーです。

いきなり登場したのは
鮎でした。
この立体的な盛り付けには感動です。
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鮎にフルーツトマトに夏野菜。
鮎は3日間かけて調理したものですが、
塩焼きや素揚げとも違う感触です。
これは良いですね。

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投稿者 geode : 02:27

2010年07月13日

「イタリア料理 アルファロ」 大阪・淀屋橋・イタリア料理

昨年末以来の「アルファロ」です。
7名の会食。男性6名です。

前菜は
カルパッチョのオンパレードです。
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右から
熊本産馬肉のカルパッチョ。
ペコリーノチーズが乗っています。
真ん中が牡丹海老のカルパッチョ、
空豆のピュレにウニです。うま味の重奏攻撃。
左がヨコワのカルパッチョ。トマトが巧く使ってあります。

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投稿者 geode : 02:40

2010年06月30日

「イル パッパラルド」 京都・東山七条・イタリア料理

改装後、また新たな料理人が加わった
京都・東山七条の「イル パッパラルド」です。

週末の夜、
ほとんどが女性客で席が埋め尽くされていました。

前菜は
カプレーゼのサラダ仕立て。
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モッツァレラのコクとトマトの酸味、良いですね。
気持ちは一気にイタリアン。

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投稿者 geode : 02:54

2010年06月01日

「トラットリア ピアノ」 奈良・近鉄奈良・イタリア料理

奈良で打ち合わせの前に昼ごはん。
昨年秋、クーカル奈良のイベントで知り合った
「トラットリア ピアノ」に出かけました。

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投稿者 geode : 01:51

2010年05月24日

「トラットリア パッパ」 大阪・新町・イタリア料理店

「トラットリア パッパ」のランチです。

まずは
季節のホタルイカと空豆の前菜です。

空豆はエスプーマ。
つまりこれが、エスプーマ、泡ですね。
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香りが弾けます。
そこに濃厚なホタルイカ。
黒米と米、
マンダリンオイルで風味をプラス。
勢いが付きました。

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投稿者 geode : 02:34

2010年05月12日

「ノガラッツァ」 大阪・西天満・イタリア料理

この日は「あまから手帖」編集部の歓送迎会です。

場所は大阪・西天満の
イタリア料理店「ノガラッツァ」でした。

メニューはお任せです。

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いきなり鮎から登場です。

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2010年04月20日

「祇園トゥット・ベーネ」 京都・祇園・ピッツェリア

京都・祇園のイタリア料理店
山口 正シェフの「リストランテ t・v・b」。

先月、ピッツェリアがオープンしました。

キャッチ・フレーズは
「京のおやきをイメージしました」というものです。

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投稿者 geode : 02:54

2010年03月19日

「サンタルチア」 大阪・京町堀・イタリア料理

大阪・京町堀の一軒家というか雰囲気のあるビルです。

近くで仕事を終え昼食です。

「禁煙ですか、喫煙ですか」と聞かれたので
「禁煙です」と答えるとこちらに案内されました。

ビルの横に駐車場があり、その一角に簡易な建物がありました。

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かつては「テラス席」と呼んでいたところです。

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投稿者 geode : 02:03

2010年03月12日

「ソプラーノ」 大阪・北新地・イタリア料理

大阪・北新地のイタリア料理店「ソプラーノ」が一周年を迎えました。

地産地消を旨とする矢野シェフの技が光ります。

この日は、
堺産・完熟トマトのジュレと水牛モッツァレラのムース
「カプレーゼ」スタイル。

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香り高く食感は良い口溶けです。

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2010年03月11日

「京都ネーゼ」 京都・木屋町三条・イタリア料理店

5名でのディナーです。
京都・木屋町三条上ルの
イタリア料理「京都ネーゼ」です。

付き出しに
パンチェッタとゴルゴンゾーラ。

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僕には初の組み合わせでしたが、
いやあ、良いですね。

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2010年03月03日

「リット マーブルトレ」 大阪・東心斎橋・イタリア料理

昨年末「あまから手帖」忘年会の二次会で訪れた「リット マーブルトレ」。
「マーブルトレ」系列は現在4店舗ありますが、
ここは3号店です。

カウンターに8名での食事です。

突き出しは
河内鴨の生ハムにマンゴで始まりました。

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生ハムの塩分とマンゴでうっとり。

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投稿者 geode : 03:01

2010年03月01日

「イ・ルンガ」 奈良・春日野・イタリア料理

奈良のイタリア料理店です。
昨年開店した店ですが、結構予約で席が詰まっています。

この日は、気温も高く
近鉄・奈良駅から、歩いて「イ・ルンガ」に向かいました。
九州からいらした食いしん坊夫妻や
神戸のフレンチのシェフなどと。

オーナーシェフの堀江純一郎さんは、
イタリアでミシュラン一つ星を獲得した料理人。
無骨と繊細さが隣り合わせという、
迫力ある料理を作ってくれます。

まずは、
ワカサギの付き出しです。

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下に敷かれたじゃがいものピュレとの出会いものです。

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投稿者 geode : 03:44

2010年01月22日

「京都ネーゼ」 京都・木屋町三条・イタリア料理店

元FM局のプロデューサーと打合せを兼ねての食事です。

京都・三条木屋町近くのイタリアン「京都ネーゼ」です。

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つい先日、取材で「山田農園」の卵の凄さに驚きました。
そして「京都ネーゼ」のシェフ・森 博史さんが
「その卵を使ってカルボナーラを作っている」ことを知ったのです。
それがこの店を選んだ要因です。

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2009年12月11日

「ビランチャ 北浜本店」 大阪・北浜・イタリア料理

イタリア料理の「ビランチャ」本店が
南森町から北浜に移転したのが今夏のこと。
ようやく訪れることができました。

友人の弁護士と
お互いの近況報告も含め、久し振りにランチです。

焼き芋のスープ。

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スープは甘いのですが、タラバガニと出会うと、
ぐっと深みが増して贅沢な味わいになります。
最初からやられました。

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投稿者 geode : 06:51

2009年12月08日

「ピッツェリア ナポリターナ ダ ユウキ」 京都・岡崎・ピッツェリア

久し振りです。

ピッツァというのは、
僕にとって時おり無性に食べたくなる一品。

京都・岡崎の「ダ ユウキ」はお気に入りの一軒です。

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石窯があり、そこで次々とピッツァが焼き上がってゆく姿は、
ライブ感もあり心が躍るものなのです。

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2009年11月06日

「イタリア食堂 パッシオーネ」 大阪・江戸堀・イタリア料理

友人が欧州出張から帰国、
その夜、土産話とともにイタリア料理ということで、
大阪・江戸堀の「イタリア食堂 パッシオーネ」に。

そんな時、シェフの竹林克起さんから
「ちょうど良いトリュフを入手しました」との情報も・・・。

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2009年11月04日

「トラットリア パッパ」 大阪・新町・イタリア料理

打合せを兼ね、大阪・西区新町の
「トラットリア パッパ」でランチです。

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2009年10月28日

「ピッツェリア デル・レ」 神戸・中山手・ピッツェリア

久し振りに6名で「ピッツェリア デル・レ」です。

昨年開店したこの店。
ナポリ・スタイルの石窯を使ったピッツァは、
サクッとしたもっちり感。
このバランスがじつに見事です。

まずは
サンマとウイキョウのスープから始まりました。

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白インゲンが味わいを深めています。

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2009年10月23日

「イタリア料理 テッラ」 大阪・堂島・イタリア料理

「あまから手帖」の二月号から始まる
新連載の打合せを兼ねての会食。
編集部より二名、管理栄養士も含め、合計4名です。

大阪・堂島の「イタリア料理 テッラ」というイタリアン。
土香る大地の恵みのあるレストラン、と書いてあります。

前菜というか突出しは
サーモンの燻製にインゲン豆、讃岐の蛸、
紅玉とサツマイモ、生ハムとつる菜。

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生ハムのねっとり具合と香りが良しです。

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2009年09月24日

「イタリア食堂 コロンボ」 京都・河原町丸太町・イタリア料理

前夜「カーサビアンカ」で食事をした際にマダムから
「ウチから独立した店があります」とショップカードをもらいました。

開店は8月11日。

河原町丸太町下ルの「コロンボ」です。
「コロンボ」という店名。
僕は三十数年前に初めての海外旅行の行き先がスリランカ。
その首都の名前がコロンボ。
または「刑事コロンボ」の印象が強いのですが、
シェフの吉村雅博さんによると
「コロンボはイタリア語で森鳩の意味です。平和の象徴ですし、
天敵がないそうなので、この名前にしました」とのこと。

以前シェフがお世話になったオーナーが始めた喫茶店が「コロンバン」。
これはフランス語で森鳩の意味。それをイタリア語にしたというわけです。

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2009年09月10日

「イル・チプレッソ」 大阪・南森町・イタリア料理

「イル・チプレッソ」。

大阪・南森町から少し南に行ったところにあるイタリアン。
力強い迫力ある料理を供する一軒です。

まずは前菜二種。

吉田牧場のモッツアレラとリコッタ トマトのカプレーゼ。

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チーズが違います。
濃い味に旨味のあるトマトが絡みます。

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2009年09月01日

「イタリア食堂 パッシオーネ」 大阪・江戸堀・イタリア料理

イベリコ豚の生ハムを楽しもうということで
仲間が集まりました。

医学関係者、書籍関係、企画関係など8名です。

そのイベリコ豚の生ハムから始まりました。

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ねっとりした甘さに、うっとりです。

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2009年08月28日

「モード ディ ポンテベッキオ」 大阪・梅田・イタリア料理

毎日新聞の編集委員の方とランチ・ミーティングです。
改装後の「モード ディ ポンテベッキオ」は初めて。
平日の昼時でも、ほぼ満席状態。店内に活気ありです。

まずは新鮮な色彩の前菜です。

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2009年08月24日

「ピッツェリア デル・レ」 神戸・中山手・ピッツァ

神戸ファッション美術館の「超絶刺繍」という
展覧会がみたくて神戸に向かいました。

どこかで、このチラシを見て、無性に行きたくなったのです。
もとより刺繍にそんな興味があるわけではないのですが、
なんだか気になったのです。

その前に、ランチです。
これもまた神戸が近くなるにつれ、
ピッツァが食べたくなってきました。

開店してちょうど一年を迎える「ピッツェリア デル・レ」。
満席に近い状態でしたが、なんとかカウンターで食せました。

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2009年08月07日

「アリアラスカ Marble tre」(マーブル トレ) 大阪・中之島・イタリア料理

「あまから手帖」で編集会議が終了し、編集者とランチです。
こういった時はできるだけ新店を選ぶことにします。

先月中之島に登場した中之島ダイビル。
その二階にある
イタリア料理店「アリアラスカ Marble tre」(マーブル トレ)です。

ランチメニューを頼みました。

前菜とパスタというセットです。
前菜は、おまかせ。
パスタはチョイスです。

パンは3種類。

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これは嬉しいですね。

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2009年07月30日

「オステリア コチネッラ」 京都・三条新町・イタリア料理

まさに京都を形容するにふさわしい
「鰻の寝床」のように、間口が狭く、奥行きしっかりという店舗です。
開業時は、ランチ営業もあったのですが、
なにせ深夜までの営業なので、ディナーのみとなり久しいです。

前菜は
時鮭の自家製スモーク サラダ仕立てマンゴーヴィネガー。

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時鮭のおいしさも素敵なのですが、
添えられた野菜が一つひとつ、実に濃厚な味わいです。

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2009年07月13日

「ウ・ポンテベッキオ」 大阪・淀屋橋・イタリア料理

大阪中之島「ダイビル」が新しくなります。
福島にあった「レストラン ヴァリエ」が移転、新装です。

その内覧会に出かけた後、
淀屋橋にある「odona 」(オドナ)の「ウ・ポンテベッキオ」に向かいました。
男性5名の会食です。

アラカルトでオーダーです。
最近、アラカルトの対応も始まったとのことです。

鮎のコンフィの熱々をメロンのソルベットと。

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コンフィした鮎の下はキュウリ、そして冷たいソルベット。
つまり異なる温度帯を一緒に食べる愉しさがあります。

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2009年07月10日

「リストランテ・クワトロ・スタジオーニ」 愛媛県・西条市・イタリア料理

年に数回、愛媛県西条市を訪れます。

西条市の水は「うちぬきの水」と呼ばれ名水百選にも選ばれています。
その水が生み出す野菜がかなり旨いのです。

なかでも「絹かわなす」と呼ばれる水茄子系統の茄子は、
皮がホントにシルクのように薄く輝いています。

そんな野菜を使ったイタリア料理店が
「リストランテ・クワトロ・スタジオーニ」です。

この日は、ランチタイムに訪れました。

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2009年06月24日

「ヤマガタ サンダンデロ」 東京都・銀座・イタリア料理

山形・庄内「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフが、
東京のレストランをプロデュースしました。
銀座にある「おいしい山形プラザ」の2階。
1階は物産が並んでいますが、多くのお客さんで溢れていました。

この日は、ランチです。
ランチコースは二種類に分かれ、お魚とお肉。
僕はお肉をチョイスしました。

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2009年05月12日

「イル・ピンパンテ」 京都・石塀小路・イタリア料理

石畳が続く石塀小路は、
いかにも京都らしい風情が漂う界隈です。
そこに4月下旬オープンしたイタリア料理店「イル・ピンパンテ」。

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一軒家で1階には個室があり、客室は2階です。

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2009年05月07日

「クッチーナ イル ヴィアーレ」 京都・堀川御池西入・イタリア料理

「ビタミンQ」という新人バンド。
とはいってもメンバーは加藤和彦さん、小原礼さん、
屋敷豪太さん、土屋昌巳さんと年齢は高い。
その二度目のライブが京都会館であった。

その後の夕食。
岐阜や岡山からの友人達と、
京都堀川御池西入の
イタリア料理「クッチーナ イル ヴィアーレ」です。

前菜は季節の野菜をたっぷり使った一皿。
これはオーナーシェフ・渡辺武将さんのスペシャリテ。
水牛のモッツアレラ、生ハムにルーコラ、タラの芽など各種。
それらが渾然一如となってダイナミックな皿を作り上げる。
身体の中に元気が入り込んで来るようです。

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2009年05月01日

「ラ バッロッタ」 大阪・日本橋・イタリア料理

なんだかチャンスがなく、初めてです。
以前「キュイエール」があったところ。
厨房もほとんどそのままの状態です。

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2009年04月23日

「ヴィラ・アイーダ」 和歌山県・岩出市・イタリア料理店

久し振りの「ヴィラ・アイーダ」です。
春のランチを愉しんで来ました。

予想より早く到着。庭やアトリエなどを見学し、
のんびりしてからのランチです。

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2009年04月13日

「リストランテ・オルト」 京都・三条衣棚・イタリア料理店

京都・三条衣棚下ルのイタリア料理「リストランテ・オルト」です。
昨年開店。

オーナーシェフの谷村真司さんは、
「エヴァンタイユ」というフランス料理店でも
修業経験のある人物です。

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2009年03月11日

「イル・ケッチァーノ」 山形県・鶴岡市・カフェ&ドルチェ&イタリアン

スローフードジャパンの理事会と国内委員会、
そして懇親会が庄内の人気レストラン「アル・ケッチァーノ」に隣接する
カフェ&ドルチェ、料理も供する「イル・ケッチァーノ」で開催されました。

そして理事会と国内委員会の間に、
まず幾つかのお菓子を頂いたのです。

ドルチェは「モンテ・ルーナ」(月山という名前)です。
モッツァレラチーズのザバイオーネ。
予想していたより軽やかな味わいに、ほっとしました。

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2009年03月06日

「イル・ランポ」 京都市・河原町三条・バール

京都河原町三条上がる、少し東に入ったところにある
イタリア料理店「トラットリア・ニーノ」の2号店「イル・ランポ」です。
ここはヴェネツィアの立ち呑み・バーカロをイメージした造り。
店内手前が立ち呑み、奥がテーブル席となっています。

昨年秋より、ランチを始めました。
ここは石窯があり、
そこで焼き上げるピッツァがランチのメインとなります。

サラダとピッツァ、そしてコーヒーという内容です。

まずはサラダです。

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野菜の味わいが濃厚です。
それを際立たせるドレッシングもいいのです。
ちゃんと野菜と和えているので、
まんべんなくドレッシングの味が行き渡っています。

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2009年02月26日

「京都ネーゼ」 京都・木屋町三条・イタリア料理

京都木屋町三条上がるの「京都ネーゼ」。
イタリア料理店。オーナーシェフは森博史さん。
京都調理師専門学校の教諭を経て
「サンタマリアノッベラ」のシェフを勤め、二年前に独立です。

店内はカウンターとテーブル席。
店の中に生ハムを切る設備があります。
なんとお客さんが、切ることも可能なのです。

この日は、8名のグループです。
まずは、鱈の白子と九条葱のソテー。
九条葱は京都の農家・石割さんのものです。
じゃばらという柑橘系の酸味がプラスです。

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2009年02月24日

「ノガラッツァ」 大阪・西天満・イタリア料理

フランス料理のシェフ三人にソムリエというメンバーでイタリアンです。
ここは昨年の秋同様、
最初に長いグリッシーニが出るのが特徴のようです。
印象を与えるという点、会話が生まれるきっかけでもあります。

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2009年02月12日

「MARUBUN komatsu」 愛媛県・西条市・イタリア料理

愛媛県西条市に行ってきました。

昼ごはんはイタリア料理店の「MARUBUN komatsu」。
ここが本店で松山にも支店ありです。

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2009年01月21日

「京都ネーゼ」 京都・木屋町三条・イタリア料理

久し振りの「京都ネーゼ」です。
おそらく一年ぶりです。
今回は、カウンターに座り森シェフと会話を交わしながらの食事でした。
目の前で繰り広げられる調理シーンを見ていると、
心がウキウキしてきます。

始まりは、トリッパ(ハチノス)の煮込みです。
煮込みとパン、それに皮はパリッとです。

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2008年12月09日

「L’API」 大阪・京町堀・イタリア料理

休日のランチです。
12時からオープンですが、瞬く間に満席状態。

ランチはパスタとメインをチョイス。

まずはカブラのスープから。
カブラの柔らかい甘さと真ん中に浮かぶ生ハムの塩分、
この加減がまさにいい塩梅。

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2008年11月19日

「ノガラッツァ」 大阪・西天満・イタリア料理

京都からやってきた仲間と大阪・西天満のイタリア料理店「ノガラッツァ」に。
ディナーで8名のテーブルです。

えらく長いグリシーニです。

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2008年11月17日

「カンティーナ ピアノ・ピアーノ」 大阪・桜橋・イタリア料理

10月3日にオープンした大阪・桜橋のブリーゼタワー。
その中の商業スペースは「ブリーゼ ブリーゼ」と呼ばれています。
その6階にイタリア料理の「カンティーナ ピアノ・ピアーノ」。
オーナーの村上卓央さんは、関西のイタリア料理界の重鎮です。
「ピアノ・ピアーノ」とはイタリア語で「ゆっくりゆっくり」のこと。
まさにその言葉通りの生き方を実践される人です。

オープンして一ヶ月経過していますが、
「ブリーゼタワー」の飲食フロアは満席が続いています。

午後1時半を過ぎた頃に訪れましたが、テーブル席は満席。
カウンターでの食事です。

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2008年09月26日

「ヴェント」 京都・寺町松原・イタリア料理

京都河原町五条を上り、寺町通りに入る。
するとすぐ右側に「vento」と書かれた看板が見える。

ここは頑なに生パスタを打ち続けるイタリア料理店です。
出身は京都のイタリア料理の魁「フクムラ」です。
ランチ、ディナーに関わらずパスタマシーンを駆使して、
生パスタを作るのがオーナーシェフの山田重嗣さん。
それをサポートするマダムの存在も貴重です。

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2008年09月18日

「ポルコスピーノ」 大阪・西天満・イタリア料理

知り合いから「西天満にイタリア料理店があるんです。
平日のお昼覗いたんですが、満席でした。人気あるんですね」という話を聞いた。
それがすごく印象に残っており、事務所のスタッフと出かけた。
友人の言葉通り、店内は満席、外に待っている人が三人。
気持ちは完全にイタリアンなので待つことにしました。

そしていよいよ店内へ。
前菜4品からスタートです。

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2008年09月05日

「イル パッパラルド」  京都・東山七条・イタリア料理

京都・東山七条から東に入る。
通称・女坂にあるイタリア料理とナポリピッツァを供する「イル・パッパラルド」。
若き料理人も含む8人で訪れました。

ナポリピッツァが話題なり始めたのは、ここ数年のこと。
しかし京都で石窯を使って焼く店はそんなに多くなかったのです。
でもここ「イル・パッパラルド」はおよそ6年前から石窯を導入しているところです。

ナポリピッツァは、食べた瞬間はさくっと、囓るともちっとした歯応えが必要です。
それは石窯に入っている約1分間で、いかに焼くかが問題なのです。
底をきちっと焼き上げる。
回りの縁はもちっと感も必要。
生地は焼き切れていないと粉臭さが残る。などなど課題はたくさんあります。

まずはマルゲリータから。
さくっと、もっちりです。トマト、チーズ、バジルの三位一体。
上手く焼けたマルゲリータを食べると、ほっとするのです。

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2008年09月03日

「ノガラッツア」   大阪・西天満・イタリア料理

テレビのプロデューサーとデレクター、ホテルの企画担当、
元ホテルのパティシェ、ソムリエールに僕という6人で、
大阪・西天満のイタリア料理店「ノガラッツア」に。
女性4名男性2名です。

ホカッチャとグリッシーニ。

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2008年08月22日

「みたに」   長野県・松本市   イタリア料理-

長野県松本市に大好きなイタリア料理店があります。その名前は「イタリア料理 みたに」。
昨年までは「軽食堂 みたに」と名乗っていました。それは「自信をもってお出しするメイン料理ができれば」という理由から「軽食堂」を名乗っていたのです。それが「イタリア料理」になりました。

現在発売中の「週刊文春」の「ニュースなレストラン」のページでこの「イタリア料理 みたに」の原稿を書いております。写真はハリー中西さん。ベーコンのピザが写っております。

食べたのは6月のことです。

レタスのスープ。

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香りも味わいもしっかり、ぐっと気持ちが乗ってきます。

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2008年08月20日

「ピッツエリア デル・レ」   神戸・中山手   ピッツエリア

神戸の中山手に7月オープンのピッツエリア「ピッツエリア デル・レ」に。

カウンターとテーブル席なのですが、テーブルの後ろが鏡になっていて、どの位置からもピザ釜が見えるのです。

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2008年08月08日

「サルティンバンコ」   京都・烏丸押小路   イタリア料理

京都烏丸押小路西入るのイタリア料理店「サルティンバンコ」が6月に店内の一部をリニューアルされました。カウンターの感じが変わったのです。久し振りです。

前菜はいつもの9種盛り。

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下の段右から左に渦巻き状に説明です。
冬瓜とサフラン、鴨肉のコンフィ。タマネギにパルミジャーノ。生ハム・ジャガイモ・イタリアンパセリ。焼き茄子にマスカルポーネ。トウモロコシのスープ。トマト・モッツレラ。カボチャ。鷹峯唐辛子のフリット。クスクスに枝豆。というラインナップ。これはそれぞれきちんと調理され、味わい深く、バリエーションに富んで、前菜の楽しみを届けてくれるのです。

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2008年08月05日

「クチーナ イル・ヴィアーレ」京都・堀川御池・イタリア料理

「あまから手帖」の取材で京都・堀川御池の「イル・ヴィアーレ」のランチ。
編集者、カメラマンと一緒。

前菜は野菜満載です。ジャガイモ、オクラ、トマト2種類、ほうれん草、キュウリ、
茄子、赤タマネギの酢漬け、ズッキニーのゼリー寄せ、コリンキー(カボチャ)、
水牛のモッツアレラ、仔牛のゼリー、生ハム、ベーコン、ルッコラ、インゲン、
タマネギのピュレなど。タマネギのピュレの甘さがいまも残っています。
野菜が持つ旨みを
チーズやドレッシングの味わいで素晴らしいまとまりをみせているのです。

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2008年07月02日

「タヴェルナ デッレ トレ ルマーケ」大阪・西天満・イタリアン

大阪西天満はイタリア料理店の密集地です。
この「タヴェルナ デッレ トレ ルマーケ」は昨年開店。
前はフランス料理の「ル・ペガーズ」があった場所です。

入り口は、大きな窓で店内が見えるようになっています。
入って左側にテーブル席、その奥にカウンターが伸び、
右側にテーブル席というレイアウトです。
木曜日の午後8時から、男性と二人で食事をしながらの打合せ。
店内、満席状態ですが男性はわずか4名のみ。
盛り上がりは見事なものです。

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2008年06月27日

「ベラコスタ」   大阪・リーガロイヤルホテル   イタリア料理

京都から妙齢の女性が三名来阪です。
彼女たちは毎月勉強会を続けているグループの人達です。
約100名で、なんと50年続いているというから驚きです。

その8月例会で、「大阪リーガロイヤルホテル」の
マスターソムリエ・岡昌治さんに講演をお願いしたいという意向です。
この女性達、なんと僕の高校の後輩ばかりでした。
そしてリーガロイヤルホテルのイタリア料理店「ベラコスタ」で
食事をとりながらの打合せとなったのです。

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2008年06月16日

「ノガラッツア」   大阪・西天満   イタリア料理

今年の春オープンしたイタリア料理の新星です。開店してまもなくディナーをいただきましたが、今回はランチです。

まずは

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水を使わない宮崎コーンのスープに塩のジェラートにパンチェッタです。
生で食べられるコーンの甘味に塩のジェラートを合わせると甘味が一気にスパーク。パンチェッタの塩味も利いて、感動の一品となっています。

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2008年06月06日

「トラットリア・パッパ」   大阪・新町   イタリア料理

これからウェッブの世界がどうなるのか。専門家とミーティングを終え、スタッフ達と大阪西区新町の「トラットリア・パッパ」で食事をすることになりました。

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2008年05月30日

「COICHI & second J」   大阪・本町   パティスリー&イタリア料理

高校の同級生が、写真展を見に来てくれました。
会場のカフェに午後6時集合だったのですが、
僕が遅れ、本町の「COICHI & second J」という店に
直接行くことになりました。ここは山下順 さんというシェフが、
泉南から大阪市内に戻り5月1日に開店したばかりです。
メンバーは僕を入れて4名です。

カメラマン、陶芸家、主婦という面々。
年に何回か集まっては、食べ、飲み、喋る仲間です。
といいながら、僕の出席率が極端に悪く、
今回も僕の写真展がきっかけといいながら、遅れてしまいました。

アミューズは
泉州の地タコ、岸和田の無農薬きゅうり、
モッツアレラチーズの温製サラダ。チーズの存在感ありです。

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2008年05月26日

「ピッコロジャルディーノ」   京都・四条大宮   イタリアン

京都四条大宮上ル。小さなイタリア料理店「ピッコロジャルディーノ」です。
入り口すぐの右側がキッチン、
そこにつづくカウンター8席、奥がテーブル席です。
常連になると、キッチンにある狭いカウンターで立ち呑みとなるようです。
つまり、いろいろな愉しみ方が可能な店なのです。

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2008年05月14日

「レオーネ」   京都・高辻室町   イタリア料理

この日は奥出雲の宿に出かける。カメラマンのハリー中西さんと、京都で待ち合わせ、
昼ごはんを食べてから出発です。
名神高速京都南インターから中国自動車道を経て山陰道へと進むのです。

ランチは先日「あまから手帖」の取材でお世話になった「レオーネ」としました。

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2008年05月09日

「ダ ユウキ」   京都・岡崎   ピッツァ

フランスから4年ぶりに帰国した友人とのランチです。
京都の「花政」という花屋のご主人から聞いていた
岡崎のピッツァ専門店に向かいました。
レンガ造りの外観から旨そうな匂いが漂ってきます。
店名は「ピッツェリア ナポリターナ ダ ユウキ」です。

初めての店では、マルゲリータを頼むことにしています。

その前に前菜を一品。
豚ほほ肉とイタリア産レンズ豆の焼きテリーヌです。
これがなかなかいいのです。
しっかりと豚肉の味わいがあり、
レンズ豆の香りもあるのです。

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2008年04月23日

「PORTA ROSSA」(ポルタ ロッサ)   京都・樟葉   イタリア料理

昼間はライターの寺下光彦さんの結婚式が大阪の「堺筋倶楽部」で、
そこでイタリア料理を食べてから、京阪・樟葉駅からクルマで10分程度の
イタリア料理店「PORTA ROSSA」(ポルタ ロッサ)に直行した。

昨年「あまから手帖」の京阪特集でお世話になった店です。

前菜はカボチャのスープに、自家製ローストポーク、サーモンと新ジャガイモ、野菜の煮込みです。

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かなり手をかけたしっかりした料理が並びます。
これを食べるとシェフの心意気を感じるというものです。

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2008年04月22日

「PRINZ」(プリンツ)   京都・北白川   イタリア料理

ランチは「あまから手帖」編集部員と数名のライターと大阪の「ポンテベッキオ」で
勉強を兼ねた食事です。
そこから京都に移動、立原さんという版画家の30周年の宴に顔を出す。
岡山から吉田牧場の吉田夫妻に声をかけていただいていたのです。
そこからウエスティン都ホテルに。
パリから帰国中の料理研究家・上野万梨子さんと会い、上野さんのプロジェクトについての打合せ。
そこに京都の素晴らしき「うね乃」さん夫妻も同席。というより、僕がそこに参加です。
「うね乃」さんは、天然素材を使った出汁屋さんです。共通の友人がいると、盛り上がりますね。

そして上野さんと「祇園ささ木」さんへ。上野さんと佐々木浩さんは、昨年1月パリで一緒に
食事をしたことがあります。そして上野さんは今回「祇園ささ木」初。

食事終了後、「うね乃」夫妻が京都北白川にある「PRINZ」で待っているとのことです。

ここはギャラリーとカフェという印象でした。
しかし、カフェ部分をキッチンに改造しレストランとして新たなスタートを切ったのです。
シェフは「草喰 なかひがし」のご主人・中東久雄さんの次男坊です。
そして驚いたのが店長(中東さんと同級生らしい)が陶芸作家・梅棹マヤオさんの息子さん、
つまり梅棹忠夫さんの孫となるわけです。人の繋がりの面からも面白味が浮かびます。

レストランはこんなイメージです。

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投稿者 geode : 05:12

2008年04月21日

「ノガラッツァ」   大阪・西天満   イタリア料理

休日の夕食。旧知の友と二人で大阪西天満に3月末オープンしたばかりのイタリア料理店
「ノガラッツァ」にゆく。
シェフの山田義輝さんは、西梅田にある「モード・デ・ポンテベッキオ」で5年間シェフを
勤めた料理人である。
この場所は、以前「パリのビストロ」があったところです。

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投稿者 geode : 05:03

2008年04月03日

「ポンテベッキオ本店」   大阪・北浜   イタリア料理

この5月後半、淀屋橋に出店が決まっているイタリア料理店「ポンテベッキオ」本店。久し振りです。

この日は、おめでたい席だったので、シェフにおまかせしました。

まずは木苺の風味のビーツとタイラギ貝のタルタル添え、から始まり。

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いきなり山根さんの世界が開陳されます。素材をいかに組み合わせるか。ビーツとタイラギ。酸味と甘味の融合です。

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投稿者 geode : 06:28

2008年04月02日

「スガッチィー」   徳島・住吉   ピッツェリア トラットリア

「翼の王国」6月号の取材で徳島にでかけました。阿波尾鶏をつかった料理。「ビニョン」というフランス料理店です。そこの浜崎シェフに教えてもらったイタリア料理というか、ピッツェリア&トラットリア「スガッチィー」。

店の電話番号は携帯電話です。そこに連絡し場所を確認する。
「大阪から来ているのでよく分からないのですが」
「クルマにナビはついていますか。電話番号をいいますので」
「入れました」
「中華料理店になりましたか」
「中華料理店です」
「前は中華だったので、そのまま進んでください」
という会話があって、向かいました。
クルマでないと行きにくい場所のようです。駐車場の案内板が出てきました。

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一軒家のトラットリア。いかにもイタリアという空気が漂っています。

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投稿者 geode : 04:48

2008年03月24日

「t.v.b」   京都・祇園   イタリア料理

気になりながらなかなか訪れることができなかった京都祇園のイタリア料理店「t.v.b」にようやく出かけました。
祇園南側お茶屋が軒を並べる界隈に、すんなり溶け込んでいる料理店です。

ランチですが、満席状態。各テーブル毎の盛り上がりがいい雰囲気を作りあげていました。

メニューは黒鮑と本マグロ、ペリカンマンゴーの冷製カクテルから始まりです。

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大きなグラスに入った料理は視覚的にも美しくインパクトありです。食欲が心地よく刺激されるのです。

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投稿者 geode : 06:34

2008年03月18日

「ラッフィナート」  芦屋・親王塚  イタリアン

随分前から気になっていた「ラッフィナート」というイタリア料理店。
シェフは小坂歩武さん。

日曜日の夜に。宮川沿いの白い建物の二階です。
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少し奥まったテーブルに腰を落ち着けメニュー選びです。この時間がなんとも楽しい。

甘い人参のスプーマ 生うにとコンソメのゼラティーナ
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投稿者 geode : 05:36

2008年02月28日

「ジョヴァノット」   大阪・本町   イタリア料理

大阪本町のイタリア料理「ジョヴァノット」です。ここの上村和世シェフとは、かれこれ20年近い付き合いになります。不思議な縁です。この日は、フレンチのシェフ一人と企画のスタッフ二名、合計4名での食事です。

まずは、柴山の蟹がでました。

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生を冷水でさらして、アンチョビとガルムで軽く味付けしたものです。かすかな塩分と香りがいいです。

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投稿者 geode : 01:34

2008年02月15日

「トラモント」   京都・寺町   イタリア料理

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先月岡山の「吉田牧場」に出かけたとき、話題に上った京都の古くからあるイタリア料理店「トラモント」。寺町通りと二条通りが交差するそばにある。外観は喫茶店のような感じです。
和歌山の川湯温泉の宿に向かうため、カメラマンのハリー中西さんと二人で出かけました。かなり久し振りです。

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投稿者 geode : 06:02

2007年12月26日

「BOCCIO」   大阪・南船場   イタリア料理

このところ大阪は新店ラッシュである。それもフレンチ、イタリアンが目立つ。
大阪・南船場といっても堺筋に近いところのビルの2階にこの秋オープンした「BOCCIO」。ここは元「ラ・トォルトウーガ」のメートルドテルであった地頭方範宏さんと奥さんのイタリア料理店。
奥さんは元「イル・チプレッソ」で料理を作っていた女性。つまりマダムが調理場を担当し、旦那がフロアを見るというスタイル。

地頭方さんは「ラ・トォルトウーガ」を辞してから京橋の「うずら屋」などで手伝いをしながら市内の物件をかなりの数、歩いたという。「不動産屋さんより詳しくなったかもしれません。住所を聞くと、あの物件と分かるくらいでしたから」と苦笑混じり。

ビルの2階。しかも1階もイタリアンである。「オーナーさんがやっておられる店なんですが、ビルが盛り上がればいいということで貸してもらえました」と。

こぢんまりした空間だが、地頭方夫妻の優しい雰囲気が店全体を支配している。

そこで選んだメニューは、

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藤沢かぶと柿のサラダ生ハム添え。この藤沢かぶは山形県の庄内から。庄内といえば「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフがいる。奥田さんの著作を読み感動した地頭方さんが手紙を書き、付き合いが始まったという。その縁でいろんな食材が庄内から届くようになった。かぶは甘さが、瑞々しく濃厚。

パンもなかなか美味です。

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イタリア産水牛のモッツアレラと自家製オイルサーディン。これも野菜の凝縮した味わいが、力強く舌を刺激し、胃袋までその感動が続く。オイルサーディンの適度な塩分も見事です。

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タヤリン サツマ赤貝とあさり赤ネギソース

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赤貝とあさりは濃縮した味。これに負けないタヤリンの粉の味。その二つが拮抗するように皿の中で暴れ回る。そのコントラストと一体感が面白い一皿。

ボッリートミスト。

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イタリア風おでんというかフレンチではポトフ。庄内豚のハラミにバラ、牛のカタに自家製ソーセージ。肉類も旨いのですが、これはやはりスープが醍醐味。しっかりお腹に収まってくれました。

デザートは

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セミフレッドとチョコレートです。

少し厨房をみせてもらったのですが、コンパクトにまとまっており非常に仕事がしやすい環境でした。女性シェフの進出は、かなり多くなるという気がする。

外観ですが、右の2階が「BOCCIO」。

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BOCCIO
大阪市中央区南船場2丁目2−21
Life&Designビル2F
電話:06−6260−0055

12/25付、門上武司研究所サイトに

 ☆『海外通信』 Torino通信 Vol.4
  年末年始はアウトクトノで酔いしれたい。いや、一年中
  

12/21付、

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.4 「Japanese Sparkling Delaware(ジャパニーズ スパークリング デラウェア)
      KING SELBY(キングセルビー)」

アップしました。↓

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2007年12月11日

「Quattro Stagioni」クワトロ スタジオーニ   愛媛県・西条市   イタリア料理

愛媛県西条市のイベントに参加するために、出かけました。前日仕込みが終わり、スタッフと訪れたイタリア料理店。
「Quattro Stagioni」。

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カウンター内の様子が、旨い雰囲気を漂わせています。

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写真はありませんが、地鶏のスープからスタートです。ベーコン、ゴボウ、九条ネギも効いています。

前菜です。

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宇和島のカンパチのカルパッチョ。添えられた洋梨の甘みとカンパチの脂分。これがいい塩梅です。

バーニャカウダ。

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西条市の農家・ナイスベジタブルファームの野菜を使ったメニュー。いやあ、野菜の味わいが濃厚なこと。いちど、この農家を訪れたことがあるのですが、元気をもらって帰ったのでした。こういったメニューは産地に近いほうがベターですね。

パスタ。

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石鎚豚の手打ちフェットチーネ。この豚が旨いんです。

ピッツア。

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トマト・チーズ・オレガノ・アンチョビ。まずはシンプルなピッツアから始めるのが定石です。

魚料理。

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真鯛とアサリの白ワイン蒸し。アサリのジューがインパクトありです。

肉料理。

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地鶏と黒芋のロースト バルサミコソース。

ここでコースは一応終了なのですが、黒板を見ると「紅芋のチーズリゾット」や「ゴルゴンゾーラのペンネ」など食欲を刺激する料理が並んでいたので、追加注文です。どれも見事な味です。

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デザート。

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黄柚子のブリュレ
バニラのアイスクリームなど、満喫です。

店の造りも非常にハイセンスだし、テーブルに届く料理のレベルも高く、スタッフ一同満足でした。

Quattro Stagioni
クワトロスタジオーニ
西条市喜多台553-1
0898-64-1581

12/7付、門上武司食研究所サイトに

 ☆「名店の賄い」第二回
  「神戸北野ホテル フレンチレストラン・アッシュ」

アップしました。↓

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2007年11月06日

「トラットリア・ニーノ」京都・河原町三条・イタリア料理

京都・河原町三条にちかい「トラットリア・ニーノ」。旧い町家を見事にリノベーションし、トラットリアに仕立てた。それも、もう3年以上も前のことである。
この日は、総勢8名、野菜をテーマにしたランチ。メンバーは、京都の若い料理人が中心である。二階の掘り炬燵式になったテーブル席。

まずサラダが出た。

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はやとうり、大野芋、椎茸、紫のルッコラ、ジャガイモ、帆立などがどっさり入る。ドレッシングはクルミオイルを使用。ほとんどが大原で獲れた野菜。それぞれの野菜は、その味の輪郭がしっかりとし、瑞々しさと同時に個性が強烈である。

次はスープ。

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干し空豆とアーティチョークのスープ。干し空豆の味が結構濃厚。それも基本の液体が水という。最近、ブイヨンを使わず水、もしくは野菜のブイヨンを使うところも多くなっている。そのほうが野菜の味が明確に伝わってくるからだろう。

パスタは

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自家製のタリアテーレで、白トリュフと茸類がしっかりである。白トリュフの香りが素晴らしく、一気にかき込んでしまう。

メインは

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カナダ産のイノシシとフォアグラをチリメンキャベツで包む。付け合わせは白ポレンタである。イノシシの脂分の甘みとフォアグラの甘みの二重奏にはやられました。野菜が欲しくなる一皿でした。

デザートは洋梨のタルトとバニラのジェラート。
(残念ながら、写真無しです。)

エスプレッソで締める。

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このトラットリアの関シェフもまだまだ若く、野菜に対してチャレンジ精神旺盛で、京都大原の朝市は当然のことながら、全国各地から優れた野菜を仕入れ、それらを見事に料理に組み込んでいる。

このトラットリアの奥には、「文久」というまるで隠れ家のようなバーがある。最近ご無沙汰だが、いつもユニークな人達が集まっている。

トラットリア・ニーノ
京都市中京区河原町三条上ル
恵比寿町534-39 姉小路東入ル
075-211-3373

※門上武司「食」研究所サイトに、

 11/5付
 ☆『海外通信』 Paris通信Vol.3「食とデザイン」 アップしました。

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投稿者 geode : 02:28

2007年10月31日

「ジォカトーリ」 京都・間之町二条・イタリア料理

「ジォカトーリ」イタリア語で「おもちゃ」という意味です。「イタリアワインとお菓子 ちょこっと料理の店」というのが、ここのキャッチフレーズ。以前にパティシエ
と一緒の食べた際に「このデザートは、ちがいますよ。レベルがすごく高い」と驚いたことがあります。

まず野菜が。

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「ボリートのブイヨンで炊いた野菜のピクルス」という説明です。ボリートは、イタリアのおでんとも言われたりします。基本は肉を茹でる。その液体で野菜を煮るということになるのでしょう。その野菜をピクルスにするのですから味わいが少し濃厚です。酸味とかみ合っていい感じ。

それで仔牛舌のボリート

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舌も旨けりゃ、野菜も旨い。どちらの旨みもしっかり味わえる料理です。ホースラディシュ、粒マスタード、小松菜・ケッパー・パセリ・オリーブオイルを合わせたもの。それで味の変化を楽しむのです。

生ハムとパルミジャーノのパスタ。

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パスタでほっと一息入れたところ。シンプルですが安心の一皿です。

メインは

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白金豚のロースト。がっつり食べました。噛むことによって味わいが楽しめる。でも脂分の旨みも堪能です。

さあ、ここからデザート。

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赤いプリント黒コショウのソルベです。
そこに「シェフからの食後酒」と供されたのが味醂です。

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甘く見事な食後酒。ロックにして合わします。

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熟成味醂は、まさにデザートワインとかつて友人から教えてもらったことを、思い出したのであります。

赤いプリンは、唐辛子が入っており、ピリリという食べ味も素敵。

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シェフの面目躍如というデザートです。

シェフの桑原正宏さんは、ホントに遊び心豊かな人物。いつも笑顔を絶やさない。その空気感が狭い店内に活気を与えています。

ジォカトーリ
京都市中京区間之町通二条下ル西側
075-212-0611

※門上武司「食」研究所サイトにて、

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.1「日本酒の今、これからに思うこと」

 ☆「名店の賄い」第一回 「祇園 さ々木」

 ☆今月の「学会」レポート
  2007年9月度「第57回 福臨門酒家 大阪店」

 ☆『海外通信』 Torino通信Vol.2「クリスマスが待ち遠しい!」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.1「五月長根葡萄園2006 エーデルワイン」
 
も公開中。↓

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2007年10月12日

「da rosa」     フランス・パリ     レストラン

7日は日曜日。ほとんどの店が休みです。
昼は、モンパルナスにクレープ通りがあり、その一軒「creperie josslim」でクレープです。ベーコン&玉子、チーズ、アイスクリーム入りなど数枚。

そこからは文化の日と称して美術巡りです。
改装された「オランジェリー美術館」では、モネの「睡蓮」の凄さを再認識しました。その絵画に潜んでいる数々のモチーフというか作者の思想を追いかける楽しみです。

夜は、ホテルからぶらぶら歩いて「da rosa」に。食事もできるシャルキュトリです。

まずはオリーブをつまみながらメニュー決め。

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このオリーブがすこぶる付きの旨さで、つい止まらなくなってしまいます。

スペインのイベリコ・ベジョータ・ウニコ。

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円熟味を帯びた妖艶な姿に思わず舌が震えてきました。ねっとりと口内の粘膜を刺激する味わい。

こちらはイタリアのクラテッロ。

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イベリコ・ベジョータに比べるとやや若い蕾という感じが否めません。でもしっかり美味しさを発揮しようと可愛い味わいです。

サラダです。

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リゾット

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このリゾットは少し大味です。塩分のバランスがすこし崩れていたのでしょう。

サラダニソワーズ。

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面白い盛り付けです。

ペンネ

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これは普通でした。

ガスパチョ

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これは軽さはあるのに、野菜の輪郭はきちんと現れている秀逸な一品でした。

タラモ

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ふんわりと空気を含んだタラモはパンに付けると、旨さが倍増です。これはいけました。

地下室にはイベリコ・ベジョータなどが熟成中。

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店内では生ハムを始め、加工品に惣菜、チョコレートなどの販売。そして僕達のようにテーブルで食事をするのも可能。軽い晩ご飯にはもってこいの一軒です。

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da rosa
62.rue de seine 75006 paris
+33 (0)1.40.51.00.09

投稿者 geode : 01:21

2007年10月02日

「オステリア コチネッラ」     京都・三条新町     イタリア料理

数日前にイタリア料理の「Veto」をアップ。
京都偏愛ライターの関谷江里さんから「三条のコチネッラもいいですよ」との情報を得た。すぐに出かけた。タイミングが大事で、先延ばしにするとそのまま気持ちが風化し、ついに食べにゆく時を逃してしまうことが多いんです。

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入り口にベスパが置いてある。可愛い。
店内は、細長く奥に伸びる。まさに京都の感じです。でもおいしそうな雰囲気は漂っている。
ランチは、セットメニューのみ。

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前菜はチョイス可能。
黄アコウのカルパッチョ 柚子ソース

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カルパッチョには上賀茂池西農園の野菜がたっぷり使ってある。アコウの旨みと野菜、果実の甘みが美しいハーモニーを供してくれた。さっぱりとした感覚なのに、旨みが充溢という感じです。

寿豚の田舎風パテ

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しっかっりした味わい。ビストロのこれにも決してひけはとらない一皿です。前菜は、結構飛ばしています。勢いがある料理に、こちらもペースが上がってくる。

パンは自家製のフォカッチャ。

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パスタは

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やんばる黒豚の煮込みスパゲッティ。
これは黒豚の挽肉がパスタとよく絡み、一体感がいいです。これは温度とタイミングの勝負です。それが狂うと、どうしてもパスタと黒豚が分離した感じになるのですが、ここは素敵な着地でした。

ここで1300円。

コーヒーは追加100円。

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オーナーシェフの森山雅彦さんはまだ26歳。
狭い厨房の中から楽しそうに仕事をしている空気感が伝わってきます。これがいいですね。気分は伝播するものです。

オステリア コチネッラ
京都市中京区三条新町西入ル釜座町14
パヴィヨン三条1F
電話:075-241-9667

※門上武司「食」研究所サイト上にて
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Vol.1「五月長根葡萄園2006 エーデルワイン」を公開中。↓
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2007年09月26日

「vento」     京都・寺町     イタリア料理

休日の昼下がり。前から気になっていたオステリアに入る。向かいに、隠れ家のような、というより隠れ家のシャンパンバー「コート・デ・ブラン」があり、そのオーナーから薦められたこともあった。

今年の6月オープンだと。
ホント、こぢんまりした店内は落ち着いた空気が流れていた。

メニューを開く。ランチセットは3種類。前菜、パスタ、パン、デザート、エスプレッソのコースを選ぶ。
パスタのみチョイス。

前菜は4種盛り

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ヒラマサのカルパッチョ
生ハムにカボチャ
自家製鴨のスモーク
1種類失念

しっかりした塩分の利かせ方や薫香の強さもうれしい。潔い仕事なんです。

ジェノベーゼ

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これも塩分しっかり。旨みを引き出すには塩をどこまで打てるか、これは料理人の生命線だと思います。

キャベツとアンチョビのスパゲッティ

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これも塩分見事。スパゲッティだが、自家製麺。だから麺の食感が微妙に異なる。これが具やソースとの絡みがいい。

デザート

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マロンのタルト
パンナコッタ
カタラーナ
イチジクの赤ワイン煮

最後にカフェ

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シェフの山田重嗣さんは「fukumura」の出身である。
パスタにかける思いは相当のもの。すべて自家製麺を貫き通すというポリシーだ。
10席余のレストランだからこそ可能となるシェフの個性が色濃く漂ってくるのです。
「どしっとしたイタリア料理が好きなんです」ときっぱり言い切るところが魅力的です。流行より、自らのポリシーを守ろうとする姿勢は、きっと食べる側に伝わってくるのです。

vento
京都市下京区寺町通松原下る 幸兵ビル1階
075-352-5501

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2007年09月21日

「京都ネーゼ」     京都・木屋町三条     イタリア料理

「京都ネーゼ」。京都の、とか京都風などの意味を持つ。この店名が示すようにイタリア料理店です。
シェフは、森博史さん。カウンターが魅力のイタリアンなのです。というのは、カウンターの使い方は、まるで板前割烹そのもの。つまり、食べる側のリクエストに答えていただけるわけ。

京都産 ヤギのフレッシュチーズから始まりました。
吉田さんのレーズンパンです。

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これが滅法旨いんです。チーズのフレッシュ感が素晴らしい。

「このスライサーを見た時に、店をやろうと決心しました」と森さんが話すスライサー。

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じつは、これを使って自分で生ハムを切るのです。チャレンジしました。
「うちは参加型の料理店です」と笑いながら、いいですね。

その成果です。

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生ハムとイチジク、ゴールデンコンビです。

淡海地鶏の内臓 軽いスモーク

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白肝、背肝、丸肝、せせり、白子、鶏冠などに火入れしてから軽く煙を当てます。このスモークの器がいいんです。チップはサクラとクルミ、そこにローズマリー、タイム、ウイキョウで香り付けです。これにはやられましたね。鶏冠も可愛いでしょう。

スパゲッティカルボナーラ 淡海地鶏のキンカンと共に

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キンカンはねっとり。それをつぶすとまた濃厚な玉子の味が広がる。ふんわりパルミジャーノと絡み合っていい具合になってきます。

シャラン産の鴨

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器が面白い。それをいかに活用するのか。それもシェフの腕前であります。この焼き色も見事です。

デザートは

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温かいチョコレートケーキ。フォンダンショコラですね。容器に入れたまま温めるので、温度が保たれる。中からチョコレートがトロリとでてきます。

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エスプレッソを飲みながら、シェフといろいろおしゃべりできるのが、ここの愉しさでもあります。午前0時オーダーストップというのは、有り難い一軒なんです。

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京都ネーゼ
中京区三条木屋町上ル三軒目
三条木屋町ビル3F
075-212-2129

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2007年09月10日

「ジョヴァノット」     大阪・本町     イタリア料理

昨年独立の「ジョヴァノット」の上村和世シェフは、いつも明るく前向きである。その気持ちが確実に伝わってくる。この日は、京都の若き料理人さん達との会食。

付き出しは

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アンチョビを詰めたオリーブにパンデピスをころもにしたフライ。

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そこに生ハムのパテ。

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どちらも酸味と旨みと脂分が見事に調和し、食欲をかき立てるのだ。

スープがきた

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冷製ジャガイモのスープ。鶏のブイヨンベースでタマネギ、ベーコン、ウォッカなどが入る。滑らかな口触りにジャガイモのカリッとした食感がアクセントとなる。

相変わらずユニークなパンだ。

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前菜は

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北海道の秋刀魚とイタリアの赤タマネギを使ったマリネ。秋刀魚の脂が旨みとキレをいったりきたりです。

煮込みは

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トリッパの煮込みです。クセが全くない。噛んだときの食感がトリッパの特徴とはいえ、ここまで掃除するのは大変であろう。

魚料理は

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サワラです。スチームコンベクションオーブンを使うので、思いの外しっとりと焼き上がっているのには驚き。

パスタは

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毛蟹のリングイネ。この季節になると毛蟹が登場すうる。思わず手でばりばりと食べる。そのほうが旨みを増す。

メインは

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牛肉のランプ肉のバルサミコ風味。これもまたしっとりとした感覚を味わう。にくい火入れとしか・・。

ここで終わる予定が

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モンゴイカのイカスミのリゾット。香りより味わいがしっかり味わえる。

デザートは

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大人のパフェ。

エスプレッソで締めくくり。

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カウンター越しに調理風景が見え、その動きでまた食欲が増す。シェフの動きを見ていると、まだまだ余裕がるように思える。
愉しいイタリアンの先導者である。

ジョヴァノット
大阪市中央区博労町4-2-7
06-6243-5558

投稿者 geode : 01:30

2007年09月03日

「ラ・ルッチョラ」     大阪・福島     イタリアン

東京から大先輩が大阪に。先輩は還暦をとうに過ぎ70歳になろうとする人物である。数日前に「夜は、カジュアルなイタリアンがいい。ワインを飲みながら」というリクエストがファックスで届いた。
来阪の旨を聞いたときには、割烹か居酒屋を頭に思い浮かべた。しかし、イタリアン。正直迷いましたね。
そこで選んだの大阪・福島の「ラ・ルッチョラ」です。昨年開店したばかりの店ですが、鈴木シェフの勢いが魅力。
先輩とその甥と、僕の3名。テーブル席に座り、まずは飲みものから。スパークリングワインをグラスで。
そしてメニュー決めです。前菜、パスタをそれぞれ好きな皿を一皿ずつ。メインはパスタあたりで相談ということになりました。

前菜は
油目と桃のカルパッチョ

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脂の乗った油目に桃の甘み、グレープフルーツなど柑橘類の酸味も加わり、全体のバランスが見事にまとまりをみせた。胃袋が素直に喜んでいる。

カツオの軽いスモーク

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伊勢エビは王者の風格。ねっとりした甘さが舌に浸透してゆく感じ。

次はパスタ三種
トロフィエとアワビのバジル風味

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熱々のバジルを絡めたトロフィエの旨いこと。アワビの食感と旨みも加わり、どんどんスピードが速くなってゆくのです。トロフィエの歯応えも素敵です。

アサリとズッキーニのマファルダ

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マファルダ。縮れ麺です。アサリのジューがよく絡み、濃厚な味わいとなる。それを受け止めるしっかり麺がまたいいのです。

赤センマイのカザレッチェ

センマイ独特の食感にトランペット茸など茸の旨み。クセになる味わいなんです。

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ここまで白ワインを一本。

メインは
ハモとワタリガニのアクアパッツァ

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ハモとワタリガニの特徴をお互いに高め合う料理です。料理に温度や歯応え、ソースが果たす役割など、あらゆる要素が重なり合って一皿のまとまりを作ると知らされたのです。

近江牛いちぼ肉のタリアータ

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これは文句なしの一品です。いちぼは噛みしめるごとに旨みを感じ、サマートリュフの香りも贅沢なもんです。

ここまで赤ワイン一本。

デザートは

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セミフレッド。

黒板に書かれたメニュー。

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これと同じもの(小型)がテーブルに届く。黒板のメニューというのはシェフの思いが詰まっていて、なんとも魅力あるものです。

先輩はすっかり気に入り「次回大阪に来たときにはまた寄りたいね」とすっかり上機嫌でした。食後のグラッパも熟成がよく利いてまろやかな味わいでした。

ラ・ルッチョラ
大阪市福島区福島6-9-17
レジオン福島1F
06-6458-0199

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2007年08月29日

「オステリア トレパーチェ」   福井・大手   イタリアン

寺島豊さんというイタリア料理のシェフ。寺島さんは、我が国に初めて冷たいキャビアのパスタを持ち帰った人。東京の「リストランテ山崎」のシェフをつとめた料理人です。
その後大阪の「カラバジオ」のシェフをつとめ、再び「リストランテ山崎」そして福井県の「カシーナ」というリストランテのシェフ。そしてこの春に同じ福井の「トレパーチェ」のシェフに就任です。

ここはオステリアで、カウンターがメインにテーブル席が二カ所にわかれています。
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カウンターにセットされていたのは「季節の懐石コース」。
ナイフ・フォークではなく箸でした。

若狭産岩ガキのベネツィア風
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太ったカキにキャビアとオリーブオイル。濃厚な味わい、キャビアの塩分がぴったり。

三国産甘エビとフルーツトマトの冷製スパゲッティ
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甘エビのねっとりした甘さが格別。まるでジャムのような甘さすら感じるのです。そこにトマトと酸味と甘さ。二段階の甘みが、いいポイントです。

地物 坊ちゃんかぼちゃ 若狭牛ミンチ詰め九頭竜産 
天然アユを詰めた福井産コシヒカリのスップリ
自家製福井産 紅映梅干しと吉田牧場モッツレラチーズの挟み揚げトースト
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この三つの料理が一皿に並びます。
スップリはトマトソースがよくなじみ、トーストはチーズと梅干しの出会いが見事。素敵なプレゼンテーションです。
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若狭牛センボンとミスジのカルパッチョ 地物野菜のミネストローネとともに
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センボンはあっさりという感じです。チーズとの相性もよく、すいすい食べてしまう。ミネストローネが、野菜のサイズが大きい。これも食感があって、具材の主張がしっかりで面白い。

ここで料理は終了なのですが、火の入った若狭牛も食したいということで、若狭牛のさがりの網焼きを追加です。
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これがまたさっぱりしているんですね。香りが違います。追加した価値充分です。

デザートは幸水ナシのペコリーノチーズと黒ゴマ風味 勝山甘ウリのサバイヨーネソース
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ナシにチーズと黒ゴマ、一瞬おむすびのようにみえるのですが、チーズの塩分と胡麻の風味がいいんです、これやられました。

しっかり食べました。寺島シェフはじつにいきいきとした表情。これまで厨房内で調理、食べる人と対峙することがなかったので「緊張します」と話すのですが、なんのなんのホントにいい雰囲気で、寺島シェフの世界がいい感じで表現されていました。

オステリア トレパーチェ(osteria trepace)
福井市大手3-12-20ワシントンホテル2階
0776-30-0345

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2007年08月27日

「la-luna」     大阪・本町     イタリアン

関西のイタリア料理界の重鎮と呼ぶに相応しい小塚博之シェフが、この「la-luna」をオープンしてから3年が過ぎる。
本町といっても、本町通りを堺筋から松屋町筋に向かい本町橋を越え、二筋目を南に行ったところにある。エントランスに緑が少しあり、都会ながら緩やかな空気が漂っている。
シェフが店を開いてから、チャンスがなくというかタイミングが悪く、ようやく訪れることができたのです。

前菜が出る。
一皿に三種盛り。

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白バイ貝のラタトィユ

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スカンピ

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カジキマグロの自家製スモーク

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最初からパンチがあります。カジキマグロはしっかりスモークが利いている。バイ貝も濃厚です。スカンピのトマトを使ったソースの酸味も的確です。

次は岩ガキのキャビア添え

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岩ガキはあくまでミルキー。キャビアの塩分が旨みを強調するのですが、野菜と香草の香りとオリーブオイルのコク、それらのバランスが見事です。

蛸のサンタルチア風

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これはずしんとくる旨さなのです。派手さはないが胃袋が素直を反応するおいしさ。これは調理技術の確かさと、仕上げるイメージがきちんとしているからです。

パスタは鴨のラグーソース タリアテッレ

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鴨の旨みがパスタを包み込んでゆきます。そこにトマトの軽い酸味と、鴨から出るジューが艶めかしく絡んでゆくのです。

メインは岩手短角牛フィレ肉のステーキ

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短角牛は「スローフード」が選定した日本を代表する牛の一種です。これはなかなか生産量も多くなく、貴重な食材です。トマトとバジルとバルサミコのソース。どこまでも小塚シェフはテンション落とすことなく、料理を作るのです。力強い一皿でした。

デザートは
クレームダンジュ

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これもしっかりいただきました。

どの料理も小塚シェフのすべてが現れているのです。大人のイタリアンです。色気があるというのか、これは貴重です。

la-luna
大阪市中央区本町橋6-4
06-6944-7676

投稿者 geode : 05:43

2007年08月07日

「ジョヴァノット」     大阪・本町     イタリア料理

古くは「ピアノ・ピアーノ」の初代セコンド。二度のイタリア修業を経て、「マーブル・トレ」を大成功させ、昨年末ついにオーナーシェフとして「ジョバノット」を開店させた上村和世さん。
かれこれ20年近い付き合いとなります。

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本町というビジネス街にありながら昼間は営業なし。「そのぶん余裕をもって仕込みができます」と。仕事をする環境をよくしたいという思いの表れでもあります。

突き出しは

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オリーブの種を取り除き、アンチョビをつめパン粉を付け揚げたもの。
これはビールが欲しくなります。

スープです。

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未来コーンを少しブイヨンで伸ばし、コーンを炭火焼きしたものを浮き実に。
野菜のスープは素材によって水だけのときも。優しい甘さと香ばしさのハーモニーです。

パンです。

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大きな籠に入ったパンを好きなだけ選ぶのです。小麦の香り、噛む楽しみを知ることになるのです。

長崎の剣先イカのフリット

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イタリアのボッタルガ(からすみ)を散らしてあります。これがいいですね。

愛知のムール貝。

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オリーブオイルとコショウ。ジューが旨いのです。

腸詰めです

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唐辛子が入ったほうはピリリときます。でもそれがいい刺激。

魚料理は
マナガツオ、料理法のことなる2品盛り合わせ。

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カルパッチョ

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ソテー

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ソースには玉子が上手く使ってある。

パスタは
ボロネーゼです

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トマトとポルチーニで和えているのです。

肉料理は
ホロホロ鶏のもも肉

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これがスチームオーブンを使うため、肉質はじつにジューシィ。この食感は見事。付け合わせの野菜の甘いこと。

デザート三種盛り

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メロンのシャーベット
ベイクドチーズケーキ
栗のスープ

料理全般にシェフ上村さんの優しい性格が出ています。カウンターとはいえ、ゆったりした間隔。じつにゆるりとした時間を過ごせるような設えになっています。

シェフは頻繁に客席側に厨房から出て、お客さんとの会話をする。その会話で、気持ちを和らげ、今後の参考にするのであろう。

ジョヴァノット
大阪市中央区博労町4-2-7
06-6243-5558

投稿者 geode : 01:48

2007年05月22日

「ラ・フォーリア」  兵庫・芦屋   イタリアン

浅井兄弟。双子で同じイタリア料理のシェフ。弟は苦楽園で「イ・ヴェンティチェッリ」を。兄は芦屋で「ラ・フォーリア」。どちらも人気店である。

阪神芦屋駅からすぐ。「アンリ・シャルパンティエ」本店の東側、コンクリート打ちっ放しのビルの3階、昼間なら大きな窓から立派な樹木が見え、おおらかな気持ちになる。

京都の若き料理人を含め8名で食事。
「今日は、香りがテーマです」としっかりしたメートルドテルが説明を。

一皿目
視覚に訴えるメッセージがすごい。
野菜の緑が大声を出している。この元気な姿を見てくれ、と言わんばかり。
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ブロッコリー、ソラマメ、うすい豌豆、赤キャベツにリゾーニというパスタが入る。
野菜の青々とした新鮮な香りが匂い立つ。

二皿目は
フェットチーネにサマートリュフ。
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これは運ばれてくる途中からトリュフの香りというより強烈な匂いが漂ってくる。その香りでパンチを喰らい、ブラウンマッシュルーム、アンチョビ、ニンニク、トリュフのジューが入ったソースとパスタとの相性も見事。無言となってしまう。

三皿目は
しそ入りジャガイモのニョッキ
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淡路島の活け鱧にコーン、アスパラガスが入る。ピリッとした辛味とニョッキを噛むとしその香りを感じる。

四皿目は
「茶路めん羊牧場」の仔羊とズッキーニの花。
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この仔羊は北海道釧路近くの「茶路めん羊牧場」のモノで料理人垂涎。アニョドレ(ミルクラム)で匂いはほとんどなく、ズッキーニの花にはカレー風味の穀物などが入る。マルドンというイギリスの結晶の大きい塩やピノ・ノワールの澱で作った塩も付く。しみじみと旨い一皿である。

五皿目は再びパスタが出る。
仔羊の内臓を使ったパスタ(パッケリ)である。
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さがり、ほほ肉、タン、ハツ、レバー、肺、食道などを肝のソースで和える。パッケリというナポリのマカロニの兄貴分のようなパスタは太く存在感があり、濃厚な味わいをしっかり受け止める。メインのあとに、仔羊の内臓を使うパスタを出すというチャレンジに拍手である。

デザートは
土佐上のフルーツトマトのグラタン
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サバイヨーネソースがかかる。

その後珈琲が出て、話をしていると水出しの日本茶が運ばれる。この憎いホスピタリティも素晴らしい。

コース料理は香りをテーマとし、最後のパスタの印象的なことなど、思い出深いディナーとなった。

ラ・フォーリア
芦屋市公光町9-3izaビル3階
0797-23-8887

投稿者 geode : 01:22

2007年05月09日

「オステリア アリエッタ」   愛媛・西条   イタリアン

愛媛県西条市に「ナイスベジタブルファーム」という農家がある。矢野さんという人物が「安心、美味しい、珍しい野菜」をコンセプトに有機農法でさまざまな野菜を作っている。この農家のことを知ったのは、京都の「トラットリア ニーノ」の関シェフから。春先に一度矢野さんの畑を訪ねたことがある。「うちは、必要とされている野菜を作るんで売り先はいっぱいあるよ」と話すユニークな人であった。

その野菜を使っているのが西条市のイタリアン「オステリア アリエッタ」です。店主は山本一守さん。かつて大阪・帝塚山にあったイタリアン「ダ・チーチョ」で修業をしたことがあるという。

西条市役所の人達とランチ。

↓水牛のモッツァレラ グリンピースのピュレ トマトの水ゼリーの前菜
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モッツァレラがクリーミーで濃い味。そこに軽やかな青味が絡み、トマトのかすかな酸味がプラスされる。胃袋を強烈に刺激する一皿です。

↓ズッキーニのグリル チーズかけ
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黄色のズッキーニはほろ苦く、それとチーズの旨みがうまい具合に合うのです。

↓極細フェデリーニの冷製 トマトとそら豆
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微かな酸味が、野菜の味わいを高めると同時に、パスタにのどごしを与えたようだ。

↓そら豆のニョッキ ソーラ・ソーラ(チーズ)かけ
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そら豆のニョッキのふくよかでじんわりとした甘みがじつにいいんです。これは旨い。チーズとの相性も流石です。ほほえみがこぼれてくるような一皿です。

↓アスパラガスのスパゲッティ カルボナーラ仕立て
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これはネーミングに惹かれました。アスパラガスの個性が光ってました。

↓石鎚豚のロースト
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西条市のブランド豚・石鎚豚。これがなかなかジューシィでいけます。噛む毎に味わいが増してきます。たっぷり入った野菜も楽しめるのです。

↓フランス・ブレス産鶏もも肉と新ニンニクのロースト
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ブレスの鶏は旨みが濃厚。口の中で旨みが暴れ回る感覚です。新ニンニクは驚くほど匂いが柔らか。力強い一品でした。

シェフの山本さんと話していると、少しずつイタリア料理が理解されつつあるという。素材は海外のもの以外はほとんど西条で入手できると。マダムの優しいサービスも含め、楽しいイタリア料理店です。

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オステリア アリエッタ
愛媛県西条市古川甲259-1
0897-53-1694

投稿者 geode : 04:48

2007年03月24日

「トラットリア サルティンバンコ」京都・烏丸押小路 イタリアン

京都・烏丸押小路西入ルのイタリア料理店「サルティンバンコ」。
極めてシンプルなインテリア。野菜を駆使したメニューは、いつも刺激的である。

アミューズは
↓キンキのフライ。
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これは日常から食事の時間へのプロローグである。

↓前菜は、9つの野菜。
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毎月替わりで野菜がさまざまな意匠をみせる。これを楽しみに毎月通う人がいるほど。

左上から右へ。
ウルイのクスクスにこごみ、空豆のガレット、人参。
中段左からエンドウ豆のスープにモッツレラチーズ、芽キャベツとハム、下段左からラディッシュにガルム、菜の花にヘーゼルナッツオイルとバルサミコ酢、ジャガイモとパンチェッタ。

一つひとつ下ごしらえをする手間を考えるとこの一皿は値打ちあり。

パスタは
↓ホタルイカと水菜のスパゲッティ、辛味大根添え。
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季節の食材を見事に組み合わせたメニュー。

↓鹿肉とゴボウのカネロニ。
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鹿肉は繊細で、クリーム系のソースとの相性よし。

↓スズキのロースト、春キャベツ。
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春キャベツの甘味が新鮮な印象を与え、スズキとの出会いは春の柔らかな日差しを感じさせる。

デザートは
↓ドライフルーツのパン、ミント風味の白ワインジュレ、
   ウバ茶のプリン。
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スタイリッシュな店内だが、客層のバリエーションは極めて広い。若いカップルからファミリー層までじつにバリエーションに富む。それも料理が持つ力というか野菜の主張は強烈だが、それに負けないパスタやメインの楽しみと発見感があるからであろう。

「トラットリア サルティンバンコ」
京都市中京区押小路通両替町西入ル金吹町460
ベルメゾン1F
075-213-5046

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2007年03月05日

「イ・ヴェンティチェッリ」  西宮・苦楽園  イタリアン

イタリア料理の浅井兄弟。
阪神間のみならず関西ではつとに有名である。
兄は芦屋で「ラ・フォーリア」
弟は苦楽園で「イ・ヴェンティチェッリ」。
この日は、京都の若き料理人仲間を含め8名で、弟の浅井卓司シェフの店にお邪魔する。

浅井さんは、この頃北神戸農園に通い野菜を仕入れることが多い。店からわずか2〜30分の距離だが、トンネルを抜けると別世界が広がっているという。修業先のイタリアの風景に似ているのも心が落ち着くらしい。
また、行き帰りの車の中でいろいろ考える時間があるのも効用らしい。

この日も農園で仕入れてきた巨大なシイタケがカウンターに置かれていた。
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スタートは
↓白アスパラガスと蕗の薹の香り和え ゆで卵のマイオネーズ
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蕗の薹はがくを取り湯がきオリーブオイルで和え白アスパラガスに添える。この香りと苦味がアスパラガスの甘さを際立たせる。ゆで卵の食感を残したマイオネーズもいいね。

前菜はまず
↓氷上産仔鹿の自家製のプレザオラと地野菜
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プレザオラとは薫製のこと。仔鹿の薫製はたしかにスモークの香りはあるが、優しい味わい。カブラ、ヤーコン、キンカン、ゴボウなどの野菜の味も濃厚。

続いて
↓蛍烏賊と自然薯のピッツァ・タッリオ
サンマルツァーノのフレッシュなマリナーラで
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自然薯でくるむことでピッツァの感覚。サンマルツァーノの酸味と葉芹の苦味が生きる。

パスタは
↓北神戸の天然茸のビーゴリー
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茸が相当ジューシィ、それを受け止めるのが太打ちの手打ち麺ビーゴリー。リコッタチーズも利いている。

メインは
↓氷上産猪肉のロースト 黒豆と菊芋のトルティーノを添えて
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葉ゴボウをパンチェッタで巻いたものと、土筆が付け合わせで、この苦味などが猪肉を高めていた。

デザートは
↓二朗の苺・サンジョベーゼと八角のソルベット
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八角のソルベットの下に敷かれたのが栗豆。ヒヨコ豆の中心部だがホント栗のような味がする。

全体を通して骨太で、素材の力を前面にぐいぐい押し出してくる料理。一皿毎にシェフの熱いエネルギーを感じてしまう。

イ・ヴェンティチェッリ
西宮市樋之池町24-16アドール苦楽園1階
0798-74-0244

投稿者 geode : 09:50

2007年03月02日

「イタリア食堂 ラ・パッシオーネ」  大阪・肥後橋  イタリアン

日本一短い商店街と呼ばれる
「肥後橋商店街」。

そのほぼ中央に位置する「イタリア食堂 ラ・パッシオーネ」。
シェフは竹林克起さん、かつて「ピアノピアーノ」グループで厚生年金会館側のリストランテでシェフを勤めた料理人。
ランチである。午前中打合せをした広告代理店の食いしん坊メンバーと同行。

メニューは
↓前菜の盛り合わせ。
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なすびのソテーにほうれん草、キノコのソテーなど。懐かしい味わいえほっと一息。

↓パスタは白菜とツナのスパゲッティ。
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これが熱々の仕上がりで、白菜の甘さとツナのかすかな塩分がいい感じ。「これおいしい」と隣から声がかかる。シェフの素早い調理の賜物といえる。

↓メインは豚のロースト。
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トマトソースがかかる。トマトの酸味もほどよく、豚肉の甘さが生きるギリギリの量。このあたりがシェフの潔さ。

珈琲かソルベの選択。迷うことなく珈琲をチョイスする。

これで1260円。値打ちありと同行のメンバーは、ショップカードを受け取っていた。

イタリア食堂 ラ・パッシオーネ
大阪市西区江戸堀1-16-4 さくらビル1階
06-6459-2277

投稿者 geode : 10:18